すべてのはじまりは北海道から|自転車と洋品の世界 Episode.2
コウノリョウタ
- 2024年01月15日
年齢を重ねるたびに、大晦日や元日という日が特別に感じなくなるのはなぜだろう。なにかに追われてしまっているのか、休日感覚がおかしくなっているのかは分からないが、どちらにしても浮かれ過ぎる訳でもない日常になっているのであれば、気が入っている証拠として快く受け止めよう。
さて、無事新年1回目を迎えることができた「自転車と洋品の世界」。2024年もお手柔らかによろしくお願いします。
この連載では、自転車と洋品に個性的なストーリーや心地よさ、こだわりを持つさまざまなゲストを迎えて、お話を伺っていく。第3回目のゲストは、Rapha clubhouse managerの福田 哲さん。
あの日、自転車を手に入れてなければこの世界にいなかったかもしれない
12月にしてはやけに暖かい穏やかな気候だった。
平日という事もあってか人はまばら、起伏の少ない開けた公園で、見るからに乗り回しているであろうシングルスピードと共に取材がはじまった。
福田さんとコウノには、じつはある共通点がある
自転車業界に身を置いているにも関わらず、一度も「車体やパーツ」の世界にいたことがないのだ。
サイクルウェアに関心を持つようになったキッカケや当時の話は時間が過ぎるのが早く、それ以上に福田さんという人間を知る機会となった。
「人生の1台目はフルサスのマウンテンバイクだったんです」、たとえばこんなこととかね。
そんな福田さんとコウノでお送りする「自転車×洋品の世界」は、1月19日発売のバイシクルクラブ3月号をご覧ください。
コウノリョウタ プロフィール
自転車に関心を抱いたのは車体の造形でもロボットのようなメカでもなく、あのとき、ボクの目の前を走り去っていった“アノ人たち”だった。当時見た“アノ人たち”は今も誰だか分からないけど、カッコよくてスマートだったのは鮮明に覚えている。いつかは自分もそんな“アノ人たち”になってみたい。
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- Bicycle Club
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編集:Bicycleclub TEXT:コウノリョウタ PHOTO:Nobuhiko Tanabe
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PROFILE
自転車ウェアブランドに勤めたのちフリーで活動中。よりみちマーケット プロデューサー、BIKELORE 運営メンバー。バイシクルクラブでは主にファンション、カルチャーを担当する