【CONTINENTAL】高グリップと走行抵抗軽減を両立|TLRタイヤインプレッション
Bicycle Club編集部
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ワイドタイヤの走行感とはいかなるものなのか? 注目のチューブレスレディタイヤをピックアップ。レーサーとホビーライダーの視点から「CONTINENTAL GRAND PRIX 5000S TR(コンチネンタル・グランプリ5000S TR)」をインプレッション!
ナノカーボン粒子のブラックチリコンパウンドを採用
ロードレーシングタイヤのベンチマーク的存在であるグランプリ5000シリーズ。ナノカーボン粒子を用いたブラックチリコンパウンドにより、グリップ性能と転がり抵抗の低さを両立した。グランプリ5000S TRは前作のグランプリ5000TLから構造の見直しが行われ、より薄くしなやかなケーシングが新設計された。前作が3層180TPIであったのに対して本作では2層220TPIに、さらにサイドウォール部分を1層加えた3層330TPIとして、サイドカットへの耐性を強化している。耐前作比で転がり抵抗を20%軽減、サイドウォール強度は28%向上している。さらに軽量化や、フックレスリムにも対応するなどの進化を果たした。
CONTINENTAL GRAND PRIX 5000S TR(コンチネンタル・グランプリ5000S TR)
価格:15,950円
サイズ:350×30/32B、700×25/28/20/32C
TPI:2層220
カラー:ブラック、ブラック×トランスパーレントスキン
重量:300g(700×30C)
「グランプリ5000S TR」をインプレッション
「グリップ性能と走りの軽さが同居したオールラウンドタイヤ」(管)
空気圧を4.3barに設定してインプレッションしたが、体重6
「優れたグリップ性能と安定感であらゆるライドをカバーする」(柴山)
硬すぎず柔らかすぎずの特性をもったタイヤだと感じられた。アスファルト上をしっとりと転がる感覚からはグリップ感をつかみやすくコシがあるタイヤ剛性は高出力時にも跳ねることなくトラクションのコントロールがしやすい。これが路面の凹凸に適切に動くことで悪路でも状態を判断しやすい。また悪路でもハンドリングへの影響は少なく、滑りやすい条件でもトラクションコントロールのしやすさがあった。トレッドを含めた各部の動き方がうまくシンクロしていて、ブラックチリコンパウンドが路面をつかみ、サイド面がしっかり動いて快適性を生み出している。レースやロングライドなど、あらゆるライドをカバーすることができる。コーナーへの進入時にクセはなくニュートラルなハンドリングで、車体を倒し込んでもこのタイヤ特有のコシが路面の状況を感じ取りやすくコーナーの脱出速度も速い。不快な重量を感じることはなく転がりもよいため登坂も軽快だ。ダンシングでハンドルを左右に振る際にもリズムを取りやすく、発生したトルクも逃がさず路面に伝えることができる。構えることなく自然に乗ることができ、初心者からベテランまで安心で満足できる性能といえる。
問:ミズタニ自転車
https://www.mizutanibike.co.jp
▼タイヤインプレの総論はこちらの記事をチェック!
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- CREDIT :
- 編集:Bicycleclub 文&写真:猪俣 健一
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