日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2024、栄えある大賞はグラベル新時代を担うあのモデル
Bicycle Club編集部
- 2024年03月19日
自転車ジャーナリストが2024を象徴する1台を決める日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2024。ノミネートされたバイクの中から、テクノロジーや話題性、走行性能などをふまえて総合的に評価。年間大賞となる1台を発表した。
INDEX
大賞は「キャニオン/グレイル CFR Di2」
先んじて発表された5ベストを対象に、ひとり持ち点5点で、1モデルへの最高配点3点として採点。集計の結果、バイシクル・オブ・ザ・イヤー2024の大賞は、9点を獲得したキャニオン・グレイル CFRという結果となった。
ロードバイクという乗り物の多様化を考慮し、今年からはグラベルロードも対象となったのだが、そのトレンドも後押しし、5ベストには2台のグラベルバイクがランクイン。その1台が、栄えある大賞に輝いた。
なお今回の採点は試乗だけでなく、時代性、コンセプトや技術的な革新性、影響力、価格等、あらゆる側面を総合的に評価。すべての選考委員が特別な配慮なしに、責任を持って採点が行われている。
ベストコンペティティブロード賞は「キャノンデール/スーパーシックスエボ ラブ71」
今年から新設されたコンペティティブロード賞はキャノンデールのスーパーシックスエボLAB 71。選考委員全員が点を投じたのは、大賞のグレイルとこのスーパーシックスエボの2台だけだ。
ベストパフォーマンスロード賞には2台のロードバイクを選出
今年から新設されたベストパフォーマンスロード賞は、価格やスペックを照らし合わせ、コストパフォーマンスに優れたバイクに贈られる賞だ。初めての受賞バイクには、グラベルロードのキャニオン・グレイルCF SL7とエンデュランスロードのジャイアント・ディファイアドバンスド1の2台が選ばれた。
受賞モデルの詳細や採点コメントなどはバイシクルクラブ最新号でチェック
今回発表された受賞モデルのスペックや、審査員のコメントなどは、本日3月19日発売のバイシクルクラブ最新号(Bicycleclub 5月号)で詳しく紹介されている。審査員による座談会の様子も詳しく掲載。不透明になりがちな“誰がどんな理由でどのバイクを選んだか”といった内容もしっかりとわかるようになっている。
それぞれのモデルをより深く知れるだけでなく、読めばスポーツバイクのトレンドにも詳しくなれること間違いなし! ぜひチェックしてみてほしい。
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