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国内最大の自転車ステージレース、ツアー・オブ・ジャパン2024 観戦ガイド・後半

5月19日から26日かけて8日間・8ステージにてツアー・オブ・ジャパン2024が開催される。
昨年に引き続き8日間・8ステージでの開催となった一方、2年ぶりにクラブチームが参戦することとなった今年のツアー・オブ・ジャパン。本プレビューでは総合を争う上で重要となる後半4ステージのコースをご紹介する。

ステージ前半はこちら
国内最大の自転車ステージレース開幕、ツアー・オブ・ジャパン2024のコース紹介・前半

国内最大の自転車ステージレース開幕、ツアー・オブ・ジャパン2024のコース紹介・前半

2024年05月18日

総合争い第1ラウンドとなる信州飯田ステージ

大会5日目となる5月23日(木)に長野県飯田市の下久堅地区周回コースで開催されるのが第5ステージである錦半信州飯田ステージ。
昨年同様スタート/フィニッシュ地点である下久堅小学校前からのパレード区間を除く10.8kmと、12.2kmのコースを9周回し、最後は300mほどの下久堅小学校への上り勾配のストレート区間の合計120.9kmで開催される錦半信州飯田ステージ。

周回コース起点過ぎからKOMまでに至る約2kmの上り区間は平均勾配10%を超える傾斜となっており、多くの選手たちが周回を重ねるごとに集団から千切れていく。
フィニッシュ地点前約1kmも若干の上り勾配とはなっているが、大きなタイム差がつくような上り区間とはなっていないため、このステージで総合優勝争いが決まることはないと思われるが、翌日富士山ステージに向けてどれだけの選手がタイム差をつけずにフィニッシュできるか注目だ。

昨年は前半に形成された10名ほど逃げ集団のメンバーが逃げ切り、岡篤志(JCL TEAM UKYO)がステージ優勝、そして総合リーダーに立つこととなった。

クイーンステージとなる富士山ステージ

大会6日目となる5月24日(金)に静岡県小山町にて開催されるのが第6ステージである富士山ステージ。
昨年はふじあざみラインのみでの開催となっていたが、今年は2年ぶりに東京2020オリンピックでも使用された富士スピードウェイ周辺の周回コースが復活。
富士スピードウェイ西ゲートからパレード区間を除く7.8kmと、11.5kmのコースを3周回し、周回コースからふじあざみラインまでの7.6km、そしてふじあざみラインの16.7kmの合計66.6kmで開催される富士山ステージ。

国内でも屈指の難コースであるふじあざみラインを上る、まさに最難関、クイーンステージである富士山ステージ。
総合争いの大勢が決まるステージとなっており、どの選手がステージ優勝を、そして総合優勝に手をかけるのか注目だ。

昨年はふじあざみライン後半でネイサン・アール(JCL TEAM UKYO)が独走となり、ステージ優勝、そして総合優勝に大きく近づく形となった。


総合争いが決着する市制施行70周年記念相模原ステージ

大会7日目となる5月25日(土)に神奈川県相模原市で開催されるのが第7ステージである市制施行70周年記念相模原ステージ。
例年通り橋本駅前をスタートし、こちらも東京2020オリンピックで使用された旧小倉橋をリアルスタート地点とし、宮ケ瀬湖畔を通る周回コースフィニッシュ地点である鳥居原ふれあいの館までの10.9kmと、13.8kmのコースを7周回する合計107.5kmで開催される市制施行70周年記念相模原ステージ。

13.8kmの周回コースは特にコース後半部分の道路が狭くなっており、かつ全体を通してアップダウンのあるコース。
集団がばらけるほどの厳しい上りはないものの、フィニッシュ前約500mほどは少し勾配がきつくなるレイアウト。
総合リーダーが入れ替わるような展開はないと思われるが、特にUCIポイント圏内となる総合10位以内をめぐる争いはかなり激しいものとなることが予想される。
また、山岳賞争いもこのステージをもって決着がつくため、山岳賞ジャージの行方にも注目だ。

昨年は山岳賞ジャージ逆転を狙う動きもあって逃げが容認されず、最後まで集団となったスプリントをルーク・ランパーティ(アメリカ、現スーダル・クイックステップ所属)が制し、大会3勝目を決めた。

大迫力の集団スプリントが予想される東京ステージ

大会8日目、そして最終日となる5月26日(日)に東京都品川区の大井ふ頭で開催されるのが第8ステージであるSPEEDチャンネル東京ステージ。
今年も日比谷公園からのパレードはなく、大井埠頭内の6.5kmのコースを16周回する合計104.0kmで開催されるSPEEDチャンネル東京ステージ。

6.5kmのコースは完全に平坦となっており、信州飯田、富士山、相模原を耐えてきたピュアスプリンターたちが活躍するコース。
ただ、開催年度によっては少人数の逃げ集団が逃げ切ることもあり、展開次第では集団スプリントにならないこともある。
スプリント勝負を狙うチームがどのようにコントロールするのか注目だ。

昨年はチームブリヂストンサイクリングが見事なコントロール、そしてトレインからエーススプリンターである窪木一茂を発射し、窪木がステージ優勝を勝ち取った。

大会公式サイトhttps://www.toj.co.jp

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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