ロード・トゥ・ラヴニールの楠本&渡辺がフランスで勝利!攻撃的な走りでチームが躍進
Bicycle Club編集部
- 2024年08月19日
「ロード・トゥ・ラヴニール(RTA)」の夏期欧州遠征が大きな成果を上げている。初戦では全員がリタイアするという厳しいスタートを切ったが、選手たちは見事に環境に適応し、本来の実力を発揮し始めた。8月14日には楠本颯太と渡辺一気がワンツーフィニッシュを決め、さらに17日には渡辺がナイトクリテリウムで堂々の優勝を果たした。
プリ・クリスチャン・フェニウ – 楠本&渡辺がワンツーフィニッシュ!
RTA夏期欧州遠征は、序盤の苦戦から一転して快進撃を見せている。8月14日に行われた「プリ・クリスチャン・フェニウ」では、楠本颯太と渡辺一気が1位、2位でゴールし、見事なワンツーフィニッシュを達成した。
このレースはフランスの伝統あるアマチュアレースで、111kmのコースを走る過酷な戦いとなった。RTA選抜チームは序盤から積極的な走りを見せ、終盤には渡辺、楠本を含む3名が逃げ集団を形成。後続集団は林原聖真らが巧みにコントロールし、渡辺が逃げ集団内でのアシストに徹することで、楠本が優勝を手中にした。
レース情報
- レース名:Prix Christian Fenioux(プリ・クリスチャン・フェニウ)
- 開催地:Heugnes(ウニュ)
- カテゴリー:オープン
- 距離:111km(11km x 10周)
リザルト
1位:楠本颯太(RTA / LT United Cycling Team)
2位:渡辺一気(RTA / 京都産業大学)
3位:Erwan CLEMENT(Team Corrèze-Suchet-Nouvelle Aquitaine / Brive Agglo Cyclisme)
10位:林原聖真
12位:風間大和
DNF:税所蓮、辻洸之介
ノクテュルヌ・ド・モンポン – 渡辺一気が完璧な勝利!
8月17日には、フランスのモンポン=ミネステロルで開催された「ノクテュルヌ・ド・モンポン」で、渡辺一気が見事な勝利を収めた。このレースは80.86kmの距離を55周する形式で行われ、日没後の夜間に行われるクリテリウムレースだ。
レース終盤、地域の強豪選手3名が先行する形となったが、集団に取り残されていた渡辺が驚異的な加速で逃げ集団に合流。一気に4名のスプリント勝負に持ち込み、最終的に他のスプリンターたちを圧倒して勝利を掴んだ。
レース情報
- レース名:La Nocturne de Montpont(ノクテュルヌ・ド・モンポン)
- 開催地:Montpon-Ménestérol(モンポン=ミネステロル)
- カテゴリー:オープン
- 距離:80.86km(1.47km x 55周)
リザルト
1位:渡辺一気(RTA / 京都産業大学)1時間47分42
2位:Killian LARPE(Team Apogé Charente-Maritime / A.PO.GÉ Cycliste)
3位:Mael PEYENCET(Sprinter Club du Périgord)
10位:楠本 颯太(RTA / LT United Cycling Team)
12位:林原 聖真(RTA / 明治大学)
22位:税所 蓮(RTA / バルバクラブハクサン)
23位:風間 大和(RTA / 法政大学)
24位:辻 洸之介(RTA / 明治大学)
その他のレースレポートもRTAサイトから確認できる。
https://www.rta-cycling.jp/
RTA夏期欧州遠は引き続き8月末まで続く。今後も彼らの活躍が見逃せない。
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