自転車実習がアツい！初心者から楽しみながらプロを目指せる！｜松本情報工科専門学校

自転車に関わる仕事を楽しみながら学べる学校がある。長野県松本市にある松本情報工科専門学校では「将来は自転車に関わる仕事がしたい」という夢を叶えるための実践的な授業「ライド実習」を行っている。ただの座学ではない。実際に自転車に乗り、整備し、五感をフル活用して自転車を学ぶ、他校では絶対に味わえない刺激的な授業を紹介する。

初心者も安心！大自然の中でMTBデビュー

毎年5月頃、ロードバイクしか乗ったことのない1年生にとってはMTB初体験となる、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区にあるマウンテンバイクパークでのMTB実習が始まる。ドキドキと不安を抱えた生徒たちを出迎えるのは、経験豊富な先生と、初心者にも優しい設計のコースの数々。基本操作から丁寧に指導してくれるので、初めてMTBに触れる学生でも安心だという。

ペダルを踏み込み、風を切って走る爽快感。最初は戸惑っていたパンプトラックも、コツを掴めば、まるで水を得た魚のようにスムーズに走れるようになる。この実習を皮切りに、MTBの奥深さ、そして何よりも「自転車に乗ることの楽しさ」を改めて実感できるだろう。

更なる高みへ！スキルアップのための挑戦

MTB実習は、あづみの公園だけではない。長野県伊那市にあるMTBパーク「GLOP Ante.」では、さらにレベルアップしたコースに挑戦する。大小様々なジャンプやドロップ、テクニカルなセクションが連続するコースは、まさにライダーの心をくすぐるパラダイスだ。

2年生になると、名物エアバッグ「BAG JUMP」を使った練習も！失敗を恐れず、空中感覚を掴む練習を繰り返すことで、着実にスキルアップしていく。

そして、上級者にとって憧れの場所、白馬岩岳MTBパークでの実習も待っている。ゲレンデを利用した変化に富んだコースは、まさにMTBの聖地と呼ぶにふさわしい。この実習を機に、白馬の魅力に取り憑かれ、毎週のように通い詰める強者も現れるほどだ。

過酷だけど達成感MAX！乗鞍エコーラインヒルクライム

MTBだけでなく、ロードバイクを使った実習も見逃せない。「乗鞍ヒルクライム」の舞台として知られる乗鞍エコーラインを、自分の足で、自転車で駆け上がるのだ。

三本滝から畳平まで、標高差約1,200m、平均勾配6%、距離20kmを超える道のりは、まさに自分との戦い。息が切れそうになりながらも、一歩ずつペダルを踏みしめる。森林限界を超え、視界が開けた瞬間の感動は、言葉では言い表せない。そして、ついにゴール地点の畳平へ到着した時の達成感は、何物にも代えがたい宝物となるだろう。

自転車業界のプロフェッショナルを育てる

松本情報工科専門学校のライド実習は、ただ楽しいだけの遊びではない。自転車業界で必要とされる実践的なスキルを身につけるための重要な授業なのだ。

例えば、パンク修理やブレーキ調整など、実習中に自転車のトラブルが発生することも。そんな時、先生たちはすぐに駆けつけるのではなく、学生たち自身で解決できるよう、サポートに徹する。

「なぜパンクしたのか」「どうすれば直せるのか」

試行錯誤しながら問題を解決していく過程こそが、プロの技術を育むための最高の学びとなる。

卒業生の多くは、自転車ショップやメーカーなど、自転車業界の第一線で活躍している。それは、彼らが「ライド実習」を通して、技術だけでなく、お客様に自転車の楽しさを伝えるための「想い」を育んできたからに他ならない。

自転車が好きなら、とことん自転車に打ち込める環境が、ここにはある。松本情報工科専門学校で、夢に向かって走り出せる。

問：松本情報工科専門学校　https://www.mirai.ac.jp/mie/