カンパニョーロが2年ぶりにワールドツアーへ復帰、コフィディスとパートナーシップ締結
Bicycle Club編集部
- 2024年12月04日
INDEX
イタリアの老舗コンポーネントメーカー、カンパニョーロは12月4日(水)、2025年シーズンからのワールドツアー復帰を発表した。フランスのUCIワールドチーム、コフィディスとの4年間のパートナーシップ契約を締結し、男女両チームにコンポーネントとホイールを提供する。2年間のブランクを経ての復帰は自転車界にとって大きなニュースとなり、多くの関係者から歓迎の声が上がっている。
コフィディス、長期間のテストを経てカンパニョーロの技術力に信頼
コフィディスは、技術スタッフとメカニックによる長期間のテストを経てカンパニョーロのコンポーネントを採用することを決定。LOOK製のチームバイクには、最新の電動無線コンポーネント「スーパーレコード ワイヤレス」グループセットが搭載される。
このグループセットは、素早く正確な変速性能と、様々なレース状況に対応できる強力かつ緻密なブレーキ性能を誇り、ライダーからの評価も高い。
カセット、クランクセット、クランクアームの長さは、各ライダーの体格や走法に合わせて選択される。また、スマートフォンアプリ「MyCampy 3.0」を使えば、画面表示や変速モード、サイクルコンピューターとの連携など、ライダーが自分好みに設定をカスタマイズできる。
勝利を掴む!エアロダイナミクスを追求した「ボーラ ウルトラ WTO」ホイール
ホイールには、優れた剛性と空力性能を誇る「ボーラ ウルトラ WTO」シリーズが採用される。独自のG3スポークパターンは、駆動力を効率的に伝達しライダーのパワーロスを最小限に抑える。リムハイトは45mmと60mmの2種類が用意され、コースプロファイルや天候に応じて選択可能。23mmの2-WAY FIT内幅リムは、28mmまたは30mm幅のチューブレスタイヤとの組み合わせで最適なエアロダイナミクスを発揮する。さらに、CULTベアリングの高い回転性能は、ライダーのペダリングをスムーズに推進力へと変換する。タイムトライアルでは、軽さと空力性能を両立した「ボーラ ウルトラ WTO TTディスクホイール」(重量930g)が使用される。
90年の歴史と1600以上の特許技術が支えるカンパニョーロのDNA
カンパニョーロは90年にわたり、高品質な自転車部品を製造してきた歴史を持つ。ツール・ド・フランス43勝、ジロ・デ・イタリア30勝、世界選手権30勝など、数々の勝利は、同社の技術力の高さを証明している。1600以上の国際特許を取得し、常に革新を追求してきたカンパニョーロの技術力は、世界中のトップライダーから信頼されている。
ワールドツアー復帰を機に、さらなる進化へ
今回のワールドツアー復帰は、カンパニョーロの自転車競技への揺るぎない情熱を示すもの。同社は、最先端の研究開発と徹底的なテストを通じて、アスリートのパフォーマンスを極限まで引き出すコンポーネントの開発・製造に継続的に取り組んでいくとしている。
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。