電動アシスト自転車で行く山歩き、茨城・筑波山を楽しむ一日サイクリングプラン
Bicycle Club編集部
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茨城県にある筑波山は気軽に山歩きが楽しめる魅力のスポットです。今回、ダンサーで山歩き好きの入手杏奈さんが電動アシスト自転車(eバイク)を体験、サイクリングガイドの伊藤歩さんといっしょに筑波山でサイクリングと山歩きを楽しんできました。eバイクだから楽しめるこのプランで、山歩きとサイクリングを融合させたプランを楽しんでください。
待ち合わせは下妻、筑波山を目指してスタート
今回のスタート地点は関東鉄道下妻駅から。サイクリングガイドの伊藤さんが用意した自転車はヤマハ発動機の電動アシスト自転車2台
「CROSSCORE RC(クロスコア アールシー)」と「WABASH RT(ワバッシュ アールティー)」。初めてスポーツタイプの電動アシスト自転車に乗るという杏奈さん、スタート前に伊藤さんから乗り方についてレクチャーを行い、快適なライドの準備を整えました。
杏奈さんが乗る「CROSSCORE RC」はクロスバイクタイプで、舗装路を中心とした走行に適しています。いっぽう伊藤さんが乗る「WABASH RT」はいま流行りの「グラベルロード」モデルで、「グラベル」つまり未舗装路も快適に走行できます。一方、どちらも新型ドライブユニット「PWseries S2」を搭載しており、軽量化と高トルクを実現しています。
▼「CROSSCORE RC」と「WABASH RT」試乗レビューはこちら
小貝川ふれあい公園で川沿いの自然を満喫
下妻駅から筑波山へ。杏奈さんは自転車の操作を覚えながら、最初の目的地である「小貝川ふれあい公園」へ向かいます。
「小貝川ふれあい公園」はお花畑が広がる公園で、その奥には筑波山を眺めることができます。小海川沿いにはこうした「フラワーカナル」と呼ばれる、お花畑が点在、春は桜と菜の花、5月はポピー、6月はキンセンカ、夏はヒマワリ、秋はコスモスが咲き誇ります。ぜひ川風を感じながら、自然を楽しみましょう。
eバイクで挑む勾配25%の激坂つくば道
小貝川を後にし、いよいよ筑波山の麓に到着したら「つくば道」と呼ばれる急勾配(最大25%)に挑みます。「あの赤い鳥居が目的地です。つくば道はあそこまで直登する激坂です」と伊藤さん。
「電動アシストのない自転車でつくば道を上るときは、途中で足を着いてしまいます。でも、今回は楽々でした。普段はつくば道ではなく、ほかのルートを選びますが、これなら楽しいですね」と今回はじめて「WABASH RT」でつくば道を上ってみた伊藤さん、思わず笑顔になります。
「まさかあんな激坂を私が上れるなんて思ってませんした」上る前は不安だった杏奈さんも、「CROSSCORE RC」にすっかり乗り慣れました。
普通の自転車では上れない坂もeバイクなら楽々、初心者でも安心して挑戦できるeバイクの力強さを体感しながら、標高305mの筑波山ケーブルカー乗り場を目指します。
筑波山神社参拝:パワースポット巡り
つくば道を上り終えいよいよ筑波山神社へご挨拶。神社にはサイクリストにやさしいラックのある駐輪場があります。自然に囲まれた神社は、休日には大勢の参拝客が訪れる人気の歴史あるパワースポットとしても有名です。
神社の境内には樹齢数百年の巨木も多く、パワースポットとしての魅力も抜群です。特に、樹齢800年以上とされる「むすびの樹」は、縁結びのパワースポットとして人気があります。
筑波山ケーブルカーと御幸ケ原ハイク
筑波神社からは徒歩でケーブルカーの宮脇駅へ向かい、筑波山をさらに楽しみます。ケーブルカーでの移動は、車窓からの眺めも格別。標高約800mの御幸ケ原では、眼下に広がる北関東の景色を満喫しつつ、877Standでコーヒータイムとお土産選びを楽しみました。
御幸ケ原からの眺めは圧巻です。晴れた日には、日光連山まで見渡せることもあります。ここで877Standのコーヒーを飲みながら、これまでのライドで走ってきた道を振り返るのも良いでしょう。地元の特産品や筑波山にちなんだお土産もおすすめです。
877Stand
茨城県つくば市筑波1
営業時間:平日 10:00頃〜15:30頃、休日 10:00頃〜16:00頃
定休日:なし(雨天・荒天時はお休みすることがあります)
https://base877.shop/pages/877stand
※季節により変動
「つくば霞ヶ浦りんりんロード」で軽快サイクリング
筑波山神社まで下山したら、スピードを抑えながら坂を下ります。「CROSSCORE RC」と「WABASH RT」、ともにディスクブレーキを採用しているので安心してスピードコントロールができます。「つくば霞ヶ浦りんりんロード」経由でOMIカフェを目指します。このサイクリングロードは筑波鉄道の廃線を活用した道で、土浦から岩間まで距離にして約40㎞をクルマを気にせず安心して走れるのが魅力です。国が定める「ナショナルサイクルルート」にも認定されており、途中、休憩所もあるので初級者にもおすすめです。
サイクリングあとはOMIカフェでランチタイム
OMIカフェでは130年前の古民家を生かした風情が楽しめるカフェで、味豊かなランチを楽しめます。古民家の雰囲気を生かした落ち着いた空間で、地元の食材を使ったメニューを楽しむことができます。
おすすめは季節ごとに変わる創意工夫が詰まった料理を味わえる、気まぐれ御膳(1,680円)
OMIカフェ
茨城県筑西市村田1624
営業時間:11:30~16:00/15:30LO
定休日:第1,3火曜/水曜/第2日曜
https://raifuku.co.jp/omicafe
eバイクをそのまま乗せるサイクルトレインで移動
OMIカフェから関東鉄道の大田郷駅へ。駅からはサイクルトレインを利用します。自転車をそのまま乗せられるこのサービスは、輪行するのが難しいeバイクで旅する人々にとって便利な選択肢です。
関東鉄道のサイクルトレインの利用時間は9時30分から14時30分の間、自転車を固定するためのバンドを用意するだけで、予約などは不要。車内では、筑波山を見ながらの会話も楽しめ、次の旅の計画につながるかもしれません。
下妻駅についたら今回の旅はおしまい。下妻からは鬼怒川沿いのサイクリングルートも楽しめます。次回は鬼怒川も走ってみたいですね。
サイクルトレイン情報
区間:水海道〜大田郷
乗車時間:9時30分〜14時30分
予約:不要(団体利用時は要連絡)
持ち込み料金:なし
持ち込み区域:車内の指定された持込み優先区域を利用
問い合わせ先:水海道駅(0297-22-0453)
関東鉄道公式サイト
https://www.kantetsu.co.jp/train/cycletrain
余裕で走れるeバイクなら山歩きもランチも楽しめる
つくばエリアのサイクリングは、自然と歴史、そしてアクティビティを組み合わせた充実の一日旅。eバイクを活用すれば、初心者でも気軽に楽しめます。山歩きも少し離れた場所OMIカフェでのランチを楽しめました。
今回使用したヤマハのeバイク「WABASH RT」と「CROSSCORE RC」は、最新のユニットを搭載した高性能モデルです。自然なアシストなので初級者でも気軽に乗れる一方で、坂道ではパワフルな走りもでき、つくば道の激坂でも安心です。
また、つくば霞ヶ浦りんりんロードのような長距離サイクリングロードでは、ヤマハのeバイクのバッテリー性能の良さを実感できます。1回の充電で100㎞以上の長距離も走れるので、充電切れの心配なく旅を楽しめます。なによりeバイクならお互いのペースが揃うので、脚力や経験に関係なく楽しめるのも魅力です。ぜひ、eバイクで筑波山へおでかけしてみましょう。
▼杏奈さんの乗った「CROSSCORE RC」の詳細はこちら▼
▼伊藤さんの乗った「WABASH RT」の詳細はこちら▼
「CROSSCORE RC」と「WABASH RT」試乗レビューはこちら
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- CREDIT :
- 編集:バイシクルクラブ 撮影:後藤武久
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