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ヴィクトワール広島、新体制発表!西村新監督の下、新たな陣容で日本一、そして世界へ

ヴィクトワール広島は12月20日(金)、2025年シーズンの新体制を発表した。2015年のチーム設立以来、チームを率いてきた中山卓士氏がGM(ゼネラルマネージャー)に専念。新たに、今シーズンまで宇都宮ブリッツェンで監督を務めた西村大輝氏が監督に就任する。チームは新指揮官の下、日本一、そして世界を目指し、新たなシーズンに挑む。

中山前監督、GM専念へ。チーム設立から10年、新たなステージへ

中山卓士氏

中山前監督は、選手として加入したチーム設立時からチームをまとめ、今シーズンはJプロツアー年間総合5位(全22チーム中)という成績を収めるなど、チームの成長に大きく貢献してきた。2024年シーズンをもって監督を退任し、今後はGMとしてチーム運営に専念、更なる発展を目指す。中山氏は、「今回の決断は容易ではなかったが、選手がより良い環境でレースに集中できるよう、運営に注力することが最善と判断した」とコメント。長年チームを率いてきた監督の退任は大きな転換期となるが、チームへの熱い思いは変わらず、GMとして新たなステージでチームを支える。

西村新監督、5勝を目標に掲げ、日本一、そして世界へ

西村大輝氏

新監督に就任する西村大輝氏は、選手としてもジロ・デ・イタリアに出場するなど輝かしい実績を持ち、引退後は監督として宇都宮ブリッツェンを率いて手腕を発揮してきた。西村新監督は、「サイクルロードレースの魅力を多くの方々に伝え、選手が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を作る。一戦一戦を大切に戦い、地域や日本全体に希望と感動を届けられるチームを目指す」と抱負を語った。具体的な目標として、今シーズンの3勝を上回る国内外での5勝を掲げ、チームの飛躍を目指す。

西村大輝氏は引退後、2年間にわたり宇都宮ブリッツェンで監督を務めた

2024シーズン回顧:UCIランキングは後退も、明るい材料も

経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップで優勝を飾ったベンジャミン・ダイボール 写真:三井至

2024年シーズン、チームはJプロツアー年間総合5位と健闘。個人成績では、ベンジャミン・ダイボールが年間総合6位、グランプリ・カイサレラ優勝、経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ優勝など素晴らしい成績を残した。

グランプリ・カイサレイラで勝利したベンジャミン・ダイボール チーム初のUCIヨーロッパツアーでの勝利となった 写真:Omer Gunes

レオネル・キンテロも広島クリテリウムで優勝を飾るなど、活躍を見せた。一方で、UCIワールドランキングは119位(日本チーム中4位)と、前年の96位(同3位)から順位を落としたことは課題と言える。

チームのホームレースとなる広島クリテリウムで勝利したレオネル・キンテロ 写真:三井至

選手動向:ベテラン、若手、外国人選手が融合した陣容に

選手人事では、小野寺玲、ホセ・カスティーヨ、山口健士郎の3選手が退団。難病の再生不良性貧血と診断された小野寺は、古巣の宇都宮ブリッツェンに移籍し治療に専念する。カスティーヨは母国ベネズエラに帰国、山口は大学生活と就職活動に専念する。

キナンレーシングチームから加入する孫崎大樹はチームのエースとして期待がかかるだけでなく、状況に応じてアシストもこなせる器用さも持ち合わせる 写真:三井至

新加入選手は、キナンレーシングチームから孫崎大樹と白川幸希、チームブリッジレーンからエリオット・シュルツ、セブンイレブン・クリック・ロードバイク・フィリピンから永井健太。ベテランの加入、若手の育成、そして外国人選手の活躍に期待がかかる。

5年ぶりのチーム復帰となる白川幸希 写真:三井至
エリオット・シュルツは2024年オーストラリア選手権4位の実力者。パンチャータイプの選手で、山岳が厳しいレースでなければステージレースの総合も狙える選手だ
今シーズンはセブンイレブン・クリック・ロードバイク。フィリピンに所属しながら国内で活動した永井健太

また、今シーズンで引退した宮崎健太がアンバサダーに就任。広報担当としてチーム運営にも携わりながら、チームを盛り上げる役割を担う。

キャプテンは、昨シーズンに引き続き柴田雅之が務める。「攻守ともに強くありたい」と抱負を述べ、ベテランとしてチームを牽引する。チームは、ベテラン、若手、そして外国人選手が融合した新たな陣容で2025シーズンに挑む。

2025シーズン陣容

  • 監督
    • ⻄村大輝(宇都宮ブリッツェンより移籍)
  • 選手
    • 孫崎大樹(キナンレーシングチームより移籍)
    • ベンジャミン・ダイボール
    • エリオット・シュルツ(チームブリッジレーンより移籍)
    • レオネル・キンテロ
    • 柴田雅之 ※キャプテン
    • 久保田悠介
    • 白川幸希(キナンレーシングチームより移籍)
    • 中村圭佑
    • 永井健太(セブンイレブン・クリック・ロードバイク・フィリピンより移籍)
    • 吉本哲郎
    • 中田拓也
  • アンバサダー
    • 藤川淳
    • 宮﨑健太
  • メカニック
    • 竹内良太
  • トレーナー
    • 上野哲平
  • GM
    • 中山卓士

ホームレース開催決定!7月に広島で熱戦が繰り広げられる

広島クリテリウムでファンの皆さんと 写真:三井至

2025年シーズンは、7月5日(土)に広島三原ロードレース、7月6日(日)に広島クリテリウムがホームレースとして開催される。広島三原ロードレースは、アジア選手権や全日本選手権でも使用された歴史ある中央森林公園が会場となり、3段坂が勝負の鍵を握るジェットコースターのようなコースとなっている。広島クリテリウムは、市街地コースで行われ、選手たちを間近で応援できる人気のレースだ。地元広島での熱い声援を力に、チームは大会連覇を目指す。

2024年の広島クリテリウムはホームレースでの勝利となった 写真:三井至

新ジャージ発表!チームカラーのオレンジを基調としたデザイン

2025年のジャージデザイン

新体制発表に合わせて、新しいジャージも公開された。チームカラーのオレンジを基調としたデザインで、各所に「V」の文字が施されている。今まで通りレース中でも選手を見つけやすい鮮やかなオレンジが特徴のジャージとなっている。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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