畑中勇介が25年の自転車選手生活に幕! 現役時代に言えなかったこと
Bicycle Club編集部
- 2024年12月23日
INDEX
畑中勇介(キナンレーシングチーム)の引退を祝う最終パーティーが、12月21日(土)、東京都稲城市のクロスコーヒーで開催された。ジャパンカップ、埼玉クリテリウムでの引退パーティーに続く、有終の会となった。
クロスコーヒーで開催された最終パーティー
選手生活25年、プロ生活20年の長きにわたるキャリアに終止符を打った畑中選手。ジュニア時代から活躍し、2017年には日本チャンピオンに輝くなどの輝かしい成績を収めている。その現役引退報告を兼ねたクリスマスパーティ&忘年会が東京・稲城のCROSS COFFEE で開催され、多くのファンや元チームメイトが集まった。
25年の競技人生を振り返って
パーティー当日の進行は落合友樹氏が担当し、「Radio Rueda」の公開収録も実施(収録の内容は後日放送予定)。特別ゲストとして盟友の西薗良太氏も参加した。
引退後もキナンレーシングチームに所属しコーチとして後進の育成
今後は引き続きキナンレーシングに所属し、コーチとして後進の育成やイベント参加に注力する意向を示した。「まさかシマノ時代の先輩だった鈴木真理さんを追う形になるとは想像してなかったです」と笑顔で語った。
畑中勇介 独占インタビュー 引退したから言えること
引退後も東京のアパートと実家の二拠点生活を継続すると明かした。「奥さん、子供には迷惑をかけますが、現在の生活スタイルを維持していきます」と語った。
選手時代の本音 「勝ちます!」とは言えなかった
「勝てる見込みがなくても『勝ちます!』と言う選手は多いですが、私は一度も言ったことがありません。『ダメです』という言葉も使いたくなくて、笑ってごまかしていました」と率直に振り返った。また、「妻の絹代さんには新車購入を伝えましたが、実物は見せていません」と意外な告白も。
妻・絹代さんからのメッセージ
妻でサイクルナビゲーターとして活躍する絹代さんは「私もナショナルサイクルルート審査会の仕事など様々な活動をしており、しばらくは別居生活が続くことは理解しています。ただ、ホノルルセンチュリーライドのような仕事に彼も意欲的なので、今後は一緒に仕事をする機会が増えることを楽しみにしています」と期待を寄せた。
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- 編集:バイシクルクラブ編集部 文:井上和隆 写真:井上和隆、杉山桂樹
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。