スイングの本質を知れば飛距離も変わる!ドライバーショットはナックルダウンで打とう
EVEN 編集部
- 2019年06月21日
アマチュアゴルファーはドライバーでロブショットを打っている!
1、目標方向に向かってクラブを振り抜く意識が強いとパワーをロスしやすい。ダウンスイングでは、ボールに向かってパワーを開放する。
2、ダウンスイングの早い段階でコックがほどけて、アーリーリリースになっている。これではハンドファーストのインパクトが作れない。
3、左手首が甲側に折れてしまっている。そのため、クラブヘッドが手元を追い越して、ロフトを増やしながらインパクトを迎える。
4、フォローでは必ず右手が左手よりも上になるが、逆の形になってしまっている。これではロフト通りに球が飛ばない。
グリーン周りでボールをフワッと上げて寄せるロブショット。森コーチは、「多くのアマチュアはドライバーでロブショットを打っている」と教えてくれた。上に挙げたのがその原因だ。
飛ばないスイングの元凶は、フェースをスクエアに合わせる意識にあり!
【×】一見すると、フェースをまっすぐに動かしている方がインパクトゾーンが長くなるような気がするが、それは大きな間違いだ。この振り方では、ロフトが増える方向にクラブヘッドが動いていき、かつインパクト後すぐにヘッドが上昇してしまう。つまり、インパクトゾーンが短くなるばかりか、ロブショットのようにボールが高く上がって、飛距離が落ちてしまう。
【○】インパクトゾーンを長くするには、下のイラストのようにフェースをターンさせながらクラブを振っていく必要がある。そうすると、クラブヘッドはロフトが減る方向に動き、結果的にフェースがスクエアに保たれる時間も長くなる。そのために必要なのがナックルダウンの動きになるのだ。
左手甲を地面に向けるナックルダウンでインパクト
ゴルフスイングで大事なのは、クラブにきちんと仕事をさせること。言い換えると、スイング中はクラブ全体を動かそうとする必要はないのだ。ヘッドを正しく動かしてやる意識さえもてば良い。
ヘッドの正しい動きとは、フェースの開閉であり、バックスイングでフェースは閉じながら上がって行く。そしてダウンスイングでは、開きながら下りてくるわけだが、そのままでは開いて当たってしまうので、インパクトに向かってフェースを閉じてやる必要があるのだ。
そのために必要なのが、ナックルダウンであり、右腕を内旋、左腕を外旋させる動きになる。これにより、正しいフェースターンが行われてフェースが閉じると同時に、インパクトゾーンが長くなるわけだ。
また、ナックルダウンはその言葉通り、ナックル=左手の甲が地面を向くことなので、必然的にハンドファーストのインパクトになる。ダウンブローの軌道で、ロフトが立った状態でインパクトすることで、より飛距離が出るというわけなのだ。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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