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初心者のためのバンカーショットの基本

バンカーショットは練習場ではなかなか練習できませんが、構え方と打ち方の基本を頭に入れておきましょう。

【解説】小川泰弘(おがわ・やすひろ)
1972 年生まれ、東京都出身。1999 年にプロ入り。昭和の森ゴルフアカデミー所属。わかりやすいレッスンに定評があり、これまでに幅広い層のゴルファー約3000 人を指導している。

普通にスイングすればバンカーから1回で出せる

最初にサンドウェッジを持ち、7番アイアンでスイングの基本練習をした時と同じ構えをつくりましょう。次に体を丸ごと足の幅だけ右に移動します。するとボールの位置は左カカト内側の前よりも少し右となります。これでアドレスは完成です。

ボールを高く上げたい場面ではフェースを開きますが、最初のうちはフェースをスクエアにセットすればOK。1回で出すコツをつかみ、経験を積んだところで、フェースの開き具合を変えてボールを打ち出す高さをコントロールする技術を磨いていきましょう。

慣れないうちは不安や恐怖心が先行してボールを上げたくなりますが、バンカーショットにすくい打ちはタブーです。

バンカーショットの構えの基本

最初に通常の構えをつくり、それから少し右に動くだけ。ボールの位置が左寄りとなり、砂を払い打ちしやすくなる。

(左)スタンスを肩幅くらいに広げる(右)足の幅だけ体を丸ごと右に移動、ボールの位置が左寄りとなる

こうなるとバンカーから脱出できない

上げたい気持ちが強いと、インパクトで左半身が起きてしまいやすい。また、スイング中に頭が上下に動くとインパクトの打点が安定せず、様々なミスを引き起こす。

(左)バックスイングで上体が起きると、(右)反動で上体が沈み込む
左半身が伸びてすくい打ちになる

ピンに対してスクエアに構える

砂場で立つとスイング中に足元がグラグラしやすくなります。重心を低くし、足元をしっかり固める気持ちで構えましょう。

ボールとピンを結ぶラインと平行に立つ
両ヒザをやや深く折り曲げ、重心を低い位置にキープする

最初はスクエアフェースにセット

初心者のうちはスクエアフェースで打つのがベスト。自分から見てフェースの刃が時計の12時の向きとなるように構えます。経験を積んだらフェースの刃を時計の1時の角度に向けて打つ練習をしましょう。フェースを開くとボールが上がりやすくなります。

フェースの刃をピンのほうに向ける
慣れたらフェースを開いて打つことも覚えよう

砂を横から払い打ってフィニッシュまで振り切ろう

バンカーショットに強くなる秘訣は次の2つです。一つはボールの周りの砂を払い打つこと。そしてもう一つはフィニッシュまで振り切ることです。

ピンが近いのに大きなスイングで打つとオーバーしそうで、インパクトがつい緩みがちですが、それが大ダフリとなって脱出を難しくしてしまいます。

インパクト時は砂の抵抗がありますから、大きく振ってもボールはそれほど飛びません。それよりもフルショットに近いスイングで砂を払い打てば、どれだけ飛ぶかをテストするくらいの気持ちでスイングしましょう。

大きく振って1回で出せれば自信がつきます。振り幅を加減して飛距離をコントロールするのは、その次の段階です。

ただし、スイング中に両ヒザが大きく動いて、下半身がグラグラしてはいけません。足腰をどっしりさせておきましょう。

バンカーショットの2つの約束事

上から打ち込まず、ボールの周りの砂を薄く取るつもりで打ちましょう。

インパクトまで止めずに大きく振り抜くことが一発脱出の決め手。
フィニッシュまでしっかり振る

クラブの振り方は基本のスイングと一緒

バンカーショットは足場が不安定なので体重移動を少なめに抑え、下半身をなるべく固定してスイングするのがコツです。

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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