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最新センサーで分かった!パッティングの新常識【オンプレーンで振れていますか?】

最新の解析センサー「CAPTO」を使って、感覚だけではわかりにくいストロークのメカニズムを徹底調査していくこの企画。今回は「CAPTO」で解析をする前に知っておきたい、正しいストロークを確認していこう。パッティングストロークの基本「ライ角通りに構えて、ライ角を変えずに振る」ができているか? オンプレーンでパターを振るためのコツなどをご紹介する。

ストロークのメカニズムを教えてくれるのはこの2人

鈴木愛佳子

ツアー出場を目指すプラチナ世代のプロゴルファー。2020年12月放送の『ゴルフ3キングダム 女子No.1チーム決定戦』(BSTBS)に出場。

橋本真和

ゴルフテクノロジーに精通し、CAPTOによるパッティング解析や弾道解析、3D解析のコーチとして多数のプロ・アマをサポートする。

ライ角を変化させずに打てばカップインの確率が上がる!

ゴルファーなら誰でもスイングプレーンという言葉を聞いたことがあるだろう。パッティングにもプレーンがあり、オンプレーンで振ることがカップインの近道だ。そのためのポイントは、ストローク中のライ角にあった。

方向性だけでなく転がりにも影響する

橋本:パッティングストロークの基本は、ライ角通りに構えて、ライ角を変えずに振ることです。
鈴木:でも、ツアー選手のパッティングを見ていると、トゥやヒールを少し浮かせた状態で構えている選手もいますよね。
橋本:そう。構えがややアップライトやフラットになるのは問題ではなくて、ポイントは構えた時のライ角を変えずに振ることなんだ。
鈴木:ストローク中にライ角が変わるとどうなるんですか?
橋本:パッティングのストロークは3次元の動きで、フェース向きの変化、ロフト角の変化、そしてライ角の変化が複合的に絡みあっているのでひとことでは説明できないんだけど、オンプレーンでストロークできなくなるのは間違いないね。
鈴木:ライ角が変化することで、パターがトゥアップしたり、トゥダウンしたりするわけですもんね。
橋本:トウアップすればフェース面は左を向きやすいし、逆にトゥダウンすれば右を向きやすくなる。方向性が悪くなるのはもちろん、転がりにも影響します。

チェック「ストローク中にライ角が変化するとフェースをスクエアに保てなくなる」

ライ角を変えずに振る

テークバックでライ角がアップライトになるとトゥアップが、フラットになるとトゥダウンの現象が発生。オンプレーンでテークバックできなくなり、フェースの向きにも狂いが生じる。

インパクト以降も同様に

ダウンスイングからフォローにかけてライ角がアップライトになった場合にトゥアップが、フラットでも同じくトゥダウンの現象が発生し、ヘッドの軌道が正しいプレーンから外れてしまう。

ポイント「アライメントスティックを活用したドリルが効果的」

【〇】アライメントスティックの先端をパターヘッドの上に置き、パターと一緒に持って、逆側の先端を胸に当てて、スティックとシャフトがずれないようにストロークしてみよう。

【×】ストローク中にシャフトの傾きやライ角が変化すると、スティックとパターの動きがずれる。こうならないようにストロークすることが大切だ。

ポイント「両手のひらでグリップを挟んでストロークしてみよう」

オンプレーンでパターを振れない原因の一つは、腕の力を使いすぎること。これを防ぐには、合掌するように両手の平を合わせて打つ練習が効果的だ。

両手の面とフェース面を同調させるようにパターを振ることがポイント。ストローク中に両腕を左右に捻ったり、手首が折れたりしないように注意しよう。

正面から見た時に合掌した状態になるようにしよう。この状態をキープすることで、ライ角通りにストロークするイメージをつかめる。

パッティング解析センサー「CAPTO」って?

重量わずか4グラムの軽量センサーをパターのシャフト部分に取り付けて、2~3メートルの距離を10球打つだけで、瞬時に16項目ものデータを計測できるスグレモノ。価格は380,000円+税

CAPTOで計測できること

フェース角やボールの打ち出しからフェースローテーション、ロフトローテショーン、ライローテーション、加速度、手の操作の大小や震えの程度まで、多彩な項目を可視化できる。計測したデータは専用アプリを通じてタブレットやPCに表示される。

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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