アッパー軌道が勝手にできてしまうたった1つの見直しポイント【飛ばせるスイングの基本】
EVEN 編集部
- 2022年03月02日
ドラコンプロといえば飛ばしのプロフェッショナルだが、安楽拓也の理論はひと味もふた味も違う。安楽によれば、ゴルフのスイングは手品と同じで、タネを明かせば誰でも飛距離を伸ばせるという。今回はたった1つの行動で「アッパー軌道が勝手にできちゃう!」という安楽の理論を紹介しよう。
大事なのは傾けた軸に対して体を回転させること
頭の下にヘッドが落ちる原理を利用すると、ボールに“当てる”から“当たっちゃう”に変化すると安楽は話す。
「地面にあるボールを打つなら頭の位置は時計の12時で良い。しかし、ティアップしたボールを打つなら円軌道の最下点を自分から見て右にずらします。この体勢からボールをダウンブローに打つのは不可能ですよね。物理的に頭の真下にヘッドは落ちるので、そのまま振れば結果的にアッパーブローになる。意識して軌道を作っちゃダメなんです」(安楽)
傾けた軸に対して体を回す
体の構造的に背骨の傾きに対して体は回転するため、頭を右に移動させたらその傾きに対して体を回転させる。
ヘッドは勝手に落ちる
頭の真下にヘッドは勝手に落ちるもの。自分で意識的に落とそうとしなくても良い。変に意識すると手で余計な動きを入れてしまいがち。勝手に落ちることを頭に入れたら、あとは軸の傾きに対してスイングするだけで良い。
教えてくれた人:安楽拓也
あんらくたくや。1970 年生まれ。日本を代表するドラコンプロであり、ツアープロのコーチを務めるなどその指導力は高い評価を得ている。2019年は「第6 回JPDA 全日本決勝大会」でロングドライブシニア部門とアキュラシードライブオープン部門で優勝を飾っている。ゴルフパートナー所属。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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