ヘッドが勝手に動く範囲をつくる【飛ばせるスイングの基本】
EVEN 編集部
- 2022年03月04日
ドラコンプロといえば飛ばしのプロフェッショナルだが、安楽拓也の理論はひと味もふた味も違う。安楽によれば、ゴルフのスイングは手品と同じで、タネを明かせば誰でも飛距離を伸ばせるという。安楽式のスイングは、クラブが勝手に動く範囲と、自分でコントロールする範囲の使い分けがポイントだ。
北半球はクラブは惰性で動くと考えよう
クラブは自身で操作するのではなく、理想通りに勝手に動くのにはどうすれば良いのかを考えることが大事だという。
「よくトップ位置なんかを意識しますが、時計でいう9時から3時よりも上のエリア、地球で例えると北半球のエリアはクラブは惰性で動くと考えてください。ボールにコンタクトするのに重要なのは南半球の動きですが、ここでも形を追っちゃダメなんです。大事なことはボールに当てるじゃなく当たることなんです」(安楽)
打ち終わった後は操作する必要はない
バックスイングで9時から上、フォローで3時から上はクラブが惰性で動くのが理想。
クラブをすべてコントロールしようとしてはダメ
クラブの動きを自分ですべてコントロールしようとすると手先の動きが強くなる。上手く打てる時もあるだろうが、制御できないことがほとんどで悪い動きになりやすい。
教えてくれた人:安楽拓也
あんらくたくや。1970 年生まれ。日本を代表するドラコンプロであり、ツアープロのコーチを務めるなどその指導力は高い評価を得ている。2019年は「第6 回JPDA 全日本決勝大会」でロングドライブシニア部門とアキュラシードライブオープン部門で優勝を飾っている。ゴルフパートナー所属。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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