打ち始めは静→動ではなく、動→動の思考が正解【飛ばせるスイングの基本】
EVEN 編集部
- 2022年03月11日
ドラコンプロといえば飛ばしのプロフェッショナルだが、安楽拓也の理論はひと味もふた味も違う。ゴルフのスイングは自転車に乗るのと同じで、頭で考えながら動かさなくても体が勝手に反応するというのが理想だ。今回はボールを打つ時の心構えについて紹介しよう。
打つ前から最後まで動き続ける
ゴルフが難しいのは止まっているボールを打つからだが、安楽は動いているボールを打ち返すつもりで振ると表現する。
「止まった状態から動き出すのは最も難しいことですが、向こうから飛んできたボールを打ち返すなら体が反応してくれます。要は「静から動」ではなく「動から動」で考えるべきだということ。始動の時も一度体をターゲット方向に動かしてからテークバックを始めると、動きが滑らかになるはずです」。
ヘッドをターゲット方向に出す
実際にヘッドをターゲット方向に出してからテークバックすると、始動のタイミングがつかみやすく、アドレスでモジモジすることがなくなる。
どんどん体が固まってしまう
アドレスした地点をスタートだと考えていると体が固まってしまう。スタート地点はアドレスよりももっと前にあると考えよう。
教えてくれた人:安楽拓也
あんらくたくや。1970 年生まれ。日本を代表するドラコンプロであり、ツアープロのコーチを務めるなどその指導力は高い評価を得ている。2019年は「第6 回JPDA 全日本決勝大会」でロングドライブシニア部門とアキュラシードライブオープン部門で優勝を飾っている。ゴルフパートナー所属。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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