ボールは曲がるもの。そう思いながら振る!【飛ばせるスイングの基本】
EVEN 編集部
- 2022年03月13日
ドラコンプロといえば飛ばしのプロフェッショナルだが、安楽拓也の理論はひと味もふた味も違う。今回は切り返しからダウンスイングにフォーカスする。ボールに当てる意識が強くなるとどうしても軸がぶれてしまうので、考えすぎずに自然に体が回転するような感覚を大切にしよう。
傾けた体の軸通りに回転すれば良い
セットアップが正しくできていても、いざボールを目の前にするとそのボールを打ちにいってしまうもの。それを防いでくれるのが頭の意識だ。
「ドライバーの場合は頭を時計の11 時くらいにセットして、傾けた軸に対して体を回します。この時、スムーズにインパクトを迎えるためには“ボールは曲がるものだ”と思いながら振ることが大事なんです。曲げたくないと思うから手先で当てにいく動きになって体に軸がブレるんです」。
自然なアッパーブロー
頭とボールを結んだラインを軸として、その軸の傾きに沿って体を回転させると自然にアッパーブローが完成する。
ボールを打ちにいくと頭が左に動いてしまう。時計の11 時ぐらいにセットした頭の位置をキープし、その場で回転するイメージで振ろう。
教えてくれた人:安楽拓也
あんらくたくや。1970 年生まれ。日本を代表するドラコンプロであり、ツアープロのコーチを務めるなどその指導力は高い評価を得ている。2019年は「第6 回JPDA 全日本決勝大会」でロングドライブシニア部門とアキュラシードライブオープン部門で優勝を飾っている。ゴルフパートナー所属。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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