iPhone X、XR、XS/XS Maxのカメラはこんなに違う【実撮影画像アリ】
flick! 編集部
- 2018年10月23日
Xより、XS系、XRは大きく進化していて、XS系とXRもまた違う
今週末、26日にはiPhone XRが発売される。
iPhone XRは、華やかなボディカラーが好きな人にも、XS Maxはちょっといくらなんでも高価過ぎるなぁ……と思う人にもお勧めだ。XS Maxより4万円、XSより2万8000円安いが、ディスプレイの表示性能の差は直接比べない限りほとんど感じないし、A12 Bionicによる内部処理はほぼ同じなのだから、XRはかなりお買い得な端末だといえるだろう。
1週間ほど使ってみると、XS/XS MaxとXRの違いがいろいろわかってきた。その中でも特に違いを感じるのはカメラだ。後に作例を掲載しつつ、詳細をご説明するが、長い話になりそうなので、まずはサマリーを書いておこう。
・Xに対して、XRとXS/XS Maxの広角側は若干ワイド。28mm→26mm。
・A12 Bionicの威力が凄い。特にスマートHDR。
・ポートレートがすごくきれいになっている。特にハイコントラスト時。
・なんと、XRのポートレートは広角なので、全然撮れる絵が違う(汗)
また、参考までにXでも撮影したが、こちらは私が使っている端末なので、iOS 12にアップデートしている。去年の発売当初のOSのものとは、写真の仕上がりが違う可能性がある。
XとXS/XS Max、XRは、実は画角が違う
まず、普通の風景を。
もちろん、ウェブサイトにアップする時点で、圧縮されてしまうので、写真自体にはあまり意味はないかもしれないが、元データを見つつ、文章は書いている。
空の青みや、観覧車の鉄骨のディテールなどに注目して見てみた。
<X>
<XS Max>
<XR>
正直なところ、空の青味もほとんど変わらないし、鉄骨のディテールも同じような感じで表現されている。強いて言えば、Xでは陽光が当っている部分が白飛びしていたり、影のディテールが潰れているところがあるが、XS Max、XRでは問題なく写っている。スマートHDRのおかげか。
……と細部を見ていて、ふと気が付いたのだが、なんと画角が違う。そう、XとXS Maxは広角側のレンズで撮っていたのだが、XS Max、XRはわずかだがワイドになっていて両端の風景と空が多く入っているのだ。ちなみに、昨年もモデルであるXの焦点距離は28mm相当だが、今年モデルのXS Max/XRに搭載されているのは26mm相当。若干センサーサイズも大きくなっている。
実際にはiPhoneでは人を撮るシーンが多いと思うので、これは役に立つ変更だと思う。特にXS系に関しては望遠側のレンズもあることだし、広角側はワイドな方が選択肢が広がる。
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