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なぜ安物の充電ケーブルを使ってはいけないか?

激安ケーブルは使わない方がいい

iPhoneなどスマホの充電ケーブルは、いまや生活必需品になった。

標準のケーブルが断線した時などに、多くの人は社外品のケーブルを購入することと思う。

筆者は安過ぎるケーブルはお勧めしない。何度もそう書いてきたが、多くの周囲の人は100円ショップのケーブルなど格安のケーブルを使うことをやめてくれない。

分解してみると明らかなのだが、安価はケーブルは非常に貧弱な電線を使っている。被覆しているビニールなども貧弱だ。コネクター部分を分解してもハンダ付けが取れそうだったりする。ちゃんとした充電ケーブルを作るにはそれなりのコストがかかるものだし、安価過ぎるケーブルには欠陥があることが多い。

漏電やショートが起こると、そこからケーブルが溶け出して火花が飛んだり、発火したりすることがある。また、スマホなど接続するデバイスに障害を与えてしまう可能性もある。

が、私がそう言ってもなかなか伝わらないので、専門家に聞いてみた。

折り曲げの強さにこだわったケーブルを製造する、オウルテックの川本武志さんだ。

なんと13万回の折り曲げテスト

同社の超タフストロングケーブルシリーズは、数万回の折り曲げテストに合格しており、極めて断線に強いという。

ちなみに、折り曲げテストとはこんな感じ。機械がずっと動いて、ケーブルを折り曲げ続ける。

ケーブルの下には重りがぶら下がっていて、曲げた部分に負荷をかけるようになっている。

当初は『5万回の折り曲げテストに耐える』という売り文句だったが、今や『13万回の折り曲げテストに耐える』という商品も出てきている。13万回といえば1日100回折り曲げたって3年以上かかる強度だ。もはやオウルテックが何と戦っているのか分からない(笑)

しかし、5万回の強度テストに耐えた製品も、そのままでは13万回の折り曲げ試験には耐えられず、どこかで切れてしまうらしい。13万回に耐えるため、切れた部分に対策を施し、性能アップして挑んでいるらしい。そういう意味ではやはり13万回の折り曲げ試験に耐えるケーブルはすごいのだ。

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どうすれば、電源線を切れないようにできるか?

こちらがオウルテックの超タフストロングケーブルを分解したところ……だが、これでは何かわからないので、図にしてみよう。

赤の被覆に覆われた線が電源線。これが電線としては一番太い。この太いケーブルをいかに折り曲げても切れたりしないようにするかが肝。材質や太さに改善を施し、折れにくいようにした。電源線としては太くしたいが太くすると折れやすくなるところが難点。そこで、細めのケーブルをより合わせて使うのだ。この部分の改善が非常に大きいのだそうだ。

黄色と白の被覆に覆われた線がデータ通信線。これが切れると通信ができなくなるが、これは電源線ほど太くする必要はないので、切れにくいようだ。

それらの被覆を、さらに何層もの素材の被覆覆って切れにくくしている。極端に強く折り曲がらないようにすれば、断線もしにくくなる。

オウルテックのケーブルにアラミド繊維が入っているのは、引っ張り方向の強度を確保しているだめ。折り曲げ方向の力も問題だが、折り曲げられた時に、外側のケーブルが引っ張られ過ぎて切れるのが困る。そこで、引っ張り方向の強度に優れたアラミド繊維を混ぜ込んで、引っ張り方向の強度を確保しているのだそうだ。

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(村上タクタ)

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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