新型コロナの影響で4月16日締になった確定申告。来年こそScanSnapで楽々とやりたい!
- 2020年03月12日
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確定申告の締めは4月16日に伸びたけれども
毎年、この季節になるとあわてて領収書を取りまとめる作業に追われる人も多い確定申告。今年は新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)禍の影響で、3月16日だった締切が、4月16日になったので、ホッと胸をなで下ろしている人も多いと思う。
確定申告はざっくり言って個人事業主、自営業、フリーランスの人や、サラリーマンでも給与所得以外の副業の収入が20万円/年を超える人は行わねばならない。昨今クラウドワークスなど便利なサービスもあるし、YouTubeやネットオークションなどで収益を得ている人も多くなっている。確定申告が必要になっている人も増えているのでないだろうか?
便利なクラウド会計サービスを活用しよう
しかし、小額の確定申告で税理士を頼むのも、せっかくの副業収入が目減りしてしまう。ここは、効率よくITの力を借りるべきところ。
クラウド式の会計サービスを使えば、あまりコストをかけることなく効率よく確定申告を行うことができる。
PFUのScanSnapを組み合わせて使えば、面倒な領収書のデータの入力もほとんど自動化することができる。現在のところScanSnapと連動できるサービスは『弥生会計シリーズ』(https://www.yayoi-kk.co.jp/)『freee』(https://www.freee.co.jp/)『マネーフォワードクラウド会計』(https://biz.moneyforward.com/accounting)『STREAMED』(https://streamedup.com/)など。
自動化できる部分は自動化して、本来能力を使うべきところに集中したい。毎年確定申告で苦労している人は、ぜひこれらのサービスを使ってみて欲しい。
ScanSnapでスキャンするだけで、サービスにデータを登録できる
これらのサービスと組み合わせて使うと便利なのが、ドキュメントスキャナーScanSnapのiX1500だ。
iX1500はリーズナブルな価格で買えるデスクトップ型のドキュメントスキャナーで毎分30枚のドキュメントの表裏を読み込み、パソコンや、スマホや、クラウドサービスにデータを送ることができる。
また、iX1500は、ScanSnap Cloud経由でさまざまなクラウドサービスと連携することができる。
EvernoteやDropboxと連携すれば書類をそのサービスに置いておくことができるし、Eightと連携すればスキャンした名刺を自動認識させ名刺管理サービスのEightに登録させることができる。中でも便利なのが。会計系のシステムだ。最初にちゃんと設定しさえすれば、スキャンするだけでデータをサービスに登録することができる。
最新型iX1500では、機能ごとにボタン(プロファイル)を作れる
また、最新のiX1500では、さまざまな機能、設定を『プロファイル』として操作画面のボタンに登録することができる。たとえばScanSnap Cloudに自動的に判別させることもできるし、Evernoteに登録するボタンも作れるし、たとえば子供の宿題を保存するDropboxフォルダを作っておいて、子供に自身でスキャンさせることもできる。
もちろん、タップするだけでクラウド会計サービスに書類を送るプロファイルを作ることもできる。
こちらは、スキャンしたレシートをfreeeに登録するためのプロファイルを作っているところ。
これは、レシートの片面をスキャンし、クラウド会計サービスのfreeeに登録するように設定した例だが、いくつもサンプルが用意されているから、それを例として簡単に設定することができる。
さて、来年に備えてScanSnap iX1500を調達し、来年こそサクサクと確定申告を終わらせてしまおう!
(村上タクタ)
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。