年度末。在宅の間に、名刺をScanSnapでスキャンしてデータ化しておこう!
- 2020年03月27日
「逆になんでスキャンしてないんスか?」
「年度末なので、ScanSnapで名刺のデータを取り込もう!」という記事を書こうと思っていたのだが、思わぬ年度末になってしまった。在宅勤務になり、会社に出社できないという人も多いのではないだろうか?
しかし、こんな時こそ平常心。手持ちの資料や名刺を整理して、次なるスタートダッシュに向けて淡々と準備しておこう。
という私もさっきから、いただいた名刺を整理してScanSnapに取り込んでいる。溜まった名刺を読み込みながら「あ、この人に連絡を取らねば!」とか、「この人にはお世話になったのに、その後失礼しているなぁ……」とか、いろいろ気付きがある。
実は、筆者が、自分の社内で「何かいい方法ない?」と、一番聞かれるのが名刺整理に関してだ。
整理の方法は人それぞれだと思う。過激な方法としては、100枚しか持たず、100枚を越えた名刺はどうせ連絡しないのだから捨ててしまうというような話も聞いたことがある。整理しておこうと思いつつ段ボールの中に山積みになってしまっていて……という人も多いだろう。
しかし、僕に言わせれば、そんなのScanSnapでEightに取り込んしまえば簡単に片が付く問題だ。こんな簡単なアクションで、いつでもスマホやパソコンからすべての名刺を検索できる状態になるのに、みんななぜそうしないのかわからない。まさに、このCMのセリフ。「逆になんでスキャンしてないんスか?」っていう感じだ。
(ちなみに、この青年の感じ悪さが最高と身近では話題だ)
名刺をはじめとして、書類は全部ScanSnapでスキャンして、クラウドに置いているので、急に在宅勤務になってもすべての書類は手元にあるので、何も困らない。
ほんと、「逆になんでスキャンしてないんスか?」って感じだ。
PFU iX1500
https://scansnap.fujitsu.com/jp/product/ix1500/
3月19日にアップデートでMac版はダークモードに対応
ScanSnapでスキャンしてからの扱いは人によって違う。
画像ファイルにして持っているという話も聞いたことがあるし、Evernoteに1枚ずつ取り込んでOCRをかけて検索しやすいようにしているという人もいる。ここは人それぞれだが、私はそのままクラウドのEightに飛ばすようにしておくのが一番便利だと思う。この設定から、パソコンを開かなくても、ScanSnap iX1500単体からクラウドサービスへ飛ばすことができる。
ちなみに、お気付きかとは思うが、最新の3月18日に公開されたScanSnap Home(Mac)1.7.0からは、ダークモードに対応してくれた。細部のデザインも変わっており、カッチリと見やすいScanSnap Homeアプリになった。
その他にも以前として、毎月のように大幅に便利になるアップデートが行われているので、ScanSnap Homeアプリをお使いの方は、面倒がらずに細かくアップデートをかけておきたい。
置き場がなければ、ScanSnap iX100という手も
また、大型のiX1500だと置き場所に困る……という人はiX100を使うという手もある。
iX100の場合は1枚ずつ入れていかねばならんず、また片面しか読めないだ、重ささずか400gと500ccのペットボトルよりも軽い。自宅に置いておいてもスペースは取らないから、iX1500の置き場所を確保できない人でも安心だ。
PFU ScanSnap iX100
https://scansnap.fujitsu.com/jp/product/ix100/
在宅勤務になるのはしょうがない。この間にできることをやって、再び普通に仕事ができるようになる時に備えよう。
(村上タクタ)
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。