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Series 6やSE登場! 新型Apple Watch詳細解説。最大の変更は「ユーザー層拡大!」

Apple Watchユーザーがどんどん増える

Apple Watch(https://www.apple.com/jp/watch/)が新しくなった。

最新モデルはSeries 6という。

それと同時に、最新モデルに近い性能を安価に使えるSEというモデルが登場。さらに安価なSeries 3があり、非常に手に入れやすくなった。

ウォッチフェイスのバリエーションも増え、iPhoneを持っていない子供や高齢者にも使えるようにと、iPhoneユーザーから別の人のApple Watchを機能限定状態で使えるようにする『Apple Watchファミリー共有』という機能がローンチされた。

Series 6は、最新の血中酸素ウェルネスセンサーなどを搭載した高機能なApple Watch。SEはiPhone SEと同じく、ほぼ最新型に近い性能をリーズナブルに体験できるモデル。Series 3は3年前に発売されたモデルが継続販売されているのだが、防水、心拍計測、Apple Pay……など、多くの基本機能を使えながら、1万9800円(税別)から購入できるという非常に安価なモデルだ。

シリーズが増えて、誰もが気軽に使えるように、誰もが自分らしい文字盤、バンドを組み合わせて使えるように……というのが、2020秋に発売されたApple Watchだ。

ウォッチフェイスもバンドも激増

ウォッチフェイスの拡大が、普通に使っていて一番頻繁にわくわくを感じるApple Watch 2020年モデルの最新機能だ。

(決して他の機能を過小評価するつもりはないが、ウォッチフェイスはいつも見るし、個性を発揮するポイントだから、増えるのが嬉しいのだ)

左から、色が自由に設定できて、自分の個性を主張できる(たとえば、エヴァカラーとか、ジャイアンツカラーとか作れるはず)ストライプフェイスジェフ・マクフェトリッジデザインのアートフェイス、タキメーターなども組み合わせて自由にアレンジできるクロノグラフプロフェイス、複数の国の同時に確認可能なGMTフェイス現在地に合わせた表示にできる、スタート時からの時間をカウントアップするカウントアップフェイス、自分の顔のアニメを表情豊かに表示できるミー文字フェイス、様々な特徴的なフォントを文字盤に使えるタイポグラフフェイスなど一気にバリエーションが増えた。

ちなみに、これらの新しいウォッチフェイスはSeries 4以上(SE含む)、つまり44/40mmのボディを持つApple Watchで使うことができる

また、サードパーティが作れるコンプリケーション(オプションとして文字盤に組み合わせられる要素)の種類が大きく増えたので、(干潮や風向きなどを表示できる)サーファー専用の時計や、カメラマン専用の(日差しの方向などを表示してくれる)時計など、さまざまな機能を組み合わせて、自分に必要なウォッチフェイスを作ることができる。

ウォッチフェイスだけでなく、バンドの種類も増えた。

今回のバンドで特徴的なのは液状シリコンで作れた継ぎ目のないソロループと、極細のシリコーン糸を編み込んだブレイデッドソロループ

これらは調節ができないので、9種類ものサイズバリエーションが用意され、店頭でもフィッティングを試すことができるし。在宅で試すこともできるように、サイトにプリントアウトできるフィッテングツールが用意されている。

ちなみに、Apple Watchは背面の心拍センサーを正確に稼働させるために、タイト目のフィットが要求されるし(これは店頭に行って試着するとスタッフのアドバイスでわかる)、ジーンズのように若干の初期伸びがあるようなので、緩めかキツメかと言ったら、タイト目のフィッティングをしておいた方が良いと思う。

ボディのバリエーションも増えた。従来通り、それぞれのモデルに44mm(Series 3は42mm)と40mm(Series 3は38mm)という大小のサイズがあり、適合するバンドもそれによって2種類に大別される。

Series 6のボディ素材はステンレスとアルミ。

ステンレスはゴールド、シルバー、グラファイトの3色。

アルミは、スペースグレイ、シルバー、ゴールド、ブルー、(PRODUCT)REDの5色。

チタニウムはチタニウムとスペースブラックチタニウムの2色。

そういえば、今回はセラミックは用意されていない。また途中で追加されるのかもしれない。

これにさまざまなバンド、文字盤が組み合わされ、さらにHermèsやナイキのコラボモデルも新しくなった。

まさに、本体色、バンド、文字盤を組み合わせて、スポーツウォッチっぽいものでも、クロノグラフっぽいものでも、シックなデザインでも、ポップなデザインでも自分ならではのApple Watchを作ることができるのだ。

さらにSEはアルミのスペースグレイとシルバーとゴールド。Series 3はスペースグレイとシルバーからボディ色を選ぶことができる。

絶対最新モデル! って思わない人にはSEがお勧め

今回さらに、バリエーションとして増えたのがSEだ。

位置づけとしては、最新のSeries 6と同じボディ、画面サイズで、若干最新の機能を省いたモデル……というような感じ。

一番安価なSeries 3は画面サイズなどが違う。50m防水だし、Apple PayもGPSも使えるし、日常的なほとんどの機能は使えるのでこれだってエントリーモデルとしては十分にいい。

しかし、SEは最新モデルと同じ多彩なウォッチフェイスが使えるし、後述するファミリー共有にも対応、転倒検出、コンパス、常時計測の高度計(Series 3は常時ではない)などが使える

Series 6になるとさらに常時点灯Retinaディスプレイ、血中酸素ウェルネスアプリが利用できる。

どれを選ぶかは悩むところで、お金があって好きなカラーを選びたいなら当然Series 6だが、SEもほぼ遜色ない機能を持っていると思っていい

格安なSeries 3もお勧めだったが、Series 4に近い機能のSEがここまで安価になったらSEの方がお買い得なのではないかと思う。

見守り携帯の代わりに、Apple Watchファミリー共有

ファミリー共有は、iPhoneを持っていない家族にApple Watchを持たせることができる機能で、Apple Watchのセルラー機能が必要。

GPSで位置を確認できるし、母艦iPhoneから制約した上でメッセージや通話も利用できるので、見守り携帯の上位互換のようなカタチで使える。筆者は中学の時に陸上部に入った息子にiPhoneを持たさずApple Watchだけ使わせていたことがあるが(旧型のiPhoneで同期し、それは家に置かせていた)、心拍計などスポーツには必須の機能や、地図、Apple Payなどを使えて便利だった(LINE Payでお小遣いや交通費を渡し、それをSuicaに転送して電車に乗ったりしていた)。

子供の位置がGPSで分かるというのはかなり便利かつ安心で、わが家はかなり重宝した。

(去年の画像だが、娘がメルボルン、息子がウェストバージニアにいても詳細な現在地が分かって、かなり安心だった)

watchOS 7で最大酸素摂取量、Series 6で血中酸素濃度を計測

最後に、ヘルスケア系の新機能について。

watchOS 7から搭載される(つまりソフトウェア的にアップデートで使えるようになる)VO2Maxは最大酸素摂取量は、持久力の指標となる数値らしい。これは心拍などの既存センサーの計測数値から推定される。

Apple Watch Serise 6で新たに血中酸素ウェルネスセンサーが搭載されている。こちらは、運動中のコンディションを計測したり、高山などで血中酸素濃度が下がっているのを計測できる。

両方とも、日常の計測でどのような変化があり、メリットを感じるのかは、また実機をお借りしてからレポートしたいと思う。

(村上タクタ)

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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