BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

毎日会社に出たい人は2%! 新しい時代の働き方に向けたシスコのWebex統合戦略

日本のワークスタイルも大きく変わった

みなさんの働き方は、この1年半の間にどれぐらい変化しただろうか?

シスコシステムズ(以下シスコ)の調査によると、昨年の緊急事態宣言発令前と後では、テレワークの利用率が大きく上がっている。従業員規模別で300人以上の会社になると、なんと90%がテレワークを行うようになったという。

業種によって異なることは容易に推察できるが、『テレワーク』という言葉に縁遠かった会社でも在宅勤務が一般的になる大きな変化があった1年半だったことは確かだろう。

冒頭に掲載したように、パンデミック以前からほとんどの時間において自宅で仕事をしていた……という人は10%ほどだった。対してこれからの時代はもっとオーナーシップを持って、仕事に関する選択肢を増やしたいと考えているという人が86%に登っている。

以前と同じように毎日会社に出社したいと答えた人は、わずか2%

今後、ワクチンの普及などにより、会社で働くことも可能な状況ができてくると思われるが、人々の意識は以前と大きく変わっている。シスコの調査によると「以前と同じように毎日会社に出社したい」と答えた人はわずか2%に留まったとのこと。今後は必要に応じて出社する、在宅勤務も行うという「ハイブリッドワーク」がニューノーマルとなっていきそうだ。

以前は、リモート参加者がいる会議というのは少なかったが、昨年以来、多くのメンバーがリモートで参加する状態が続いている。そして、これからは、オンラインとオフラインが入り交じった状態、つまりリモートで参加する人もいるが、何人かは会社で会議に参加している……という状態がやってくることになる。

ハイブリッド環境の一番の問題は、旧態然とした会社の会議室環境

そうなった時に問題になるのは、会社の会議環境だ。

自宅だと快適にオンライン会議に参加できたのに、オンライン会議する場所がない。複数人数が上手く会議に参加することができない……という会社は多い。

日本の多くの会議室はオンライン会議に向けた設計になっていないし、オンライン会議に参加するための場所も会社になかったりする。なんと、80%の会議室は社外と接続したビデオ会議ができるシステムを備えていないという。

Webex Desk Proや、Webex Roomなどが備わっていれば、いとも簡単にできることが、実際に可能な会社は残念ながらとても少ないのだ。

Webex Room
https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/collaboration-endpoints/webex-room-series/index.html

Webex Desk Pro
https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/collaboration-endpoints/webex-desk-pro/index.html

『Webex』のために800以上の機能を追加、4つの買収を行った

そんな状況化で、シスコはハイブリッドなコミュニケーションを一括管理できるソリューションとしてWebexを大幅にアップデートし、統合的なリモートワークシステムとして完成させた。

そのために、800以上の機能追加、4つの買収が行われたという。いかに大規模な機能統合だったかが分かるだろう。

ワークフローの中心はメッセージ機能になる。チームで継続的で、クイックなコミュニケーションが可能で、画像、動画、資料などを共有でできる。

メッセージングから、会議のソフト、ハードまですべてワンストップで

ビデオ会議システムはおなじみのオンラインのサービスであるWebexを中心に、Webex Room、Desk、Hub、Desk Cameraなど、さまざまな会議用ハードウェア用意されている。

ノートパソコンや、タブレット、スマホなどでアクセスもできるが、全米、全世界に広がるような企業の支社の会議室を長年繋げてきたWebexの会議用ハードウェアの洗練度合いは、他社の追従を許すものではない。

その他にも会議の双方向性を確保するSlidoの買収や、発言者の背景の雑音を除去するBabbleLabsの買収、スライドの前に話者の映像をキリヌキ投影するイマーシブシェア機能、モバイルデバイスでオフィスの電話番号の電話に出られるWebex Callingの充実など、『仕事』それ自体の統合的なオンライン化、ニューノーマルの状態でのハイブリッドワークのために必要なことをすべて可能にするサービスとして、『Webex』というサービスが位置づけ、再構築されたといえるだろう。

ニューノーマルの状況下、会社にいる人と在宅勤務している人が完全にシームレスにコラボレーションできる環境を作らねばならない。メッセージング、ビデオ会議、電話など、仕事に必要なソリューションのすべてを『Webex』として提供するシスコのサービスは、今後も非常に重要な選択肢となっていくだろう。

(村上タクタ)

(最新刊)

flick! digital 2021年7月号 Vol.117
https://peacs.net/magazines-books/flick-770/
デジタル超整理術 リモートワーク編
https://funq.jp/flick/magazines/20164/

SHARE

PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

No more pages to load