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Apple Parkのトイレがどうなってるか、知ってる?

建築にもイノベーションを起こすアップルでは、トイレは?

ご存知のように、製品だけでなく、それを作り出すエコシステムなど、すべてのディテール、デザインにこだわるアップルは、建築にも並々ならぬ情熱を傾けている。

それは世界中に500店舗以上あるApple Storeでみなさんご存知のこととは思うが、その総本山ともいうべき建築物が、Apple本社、Apple Parkであることは言うまでもないだろう。

直径500mにも及ぶ巨大なリンゴ状……もとい、リング状の本社社屋をはじめ、入り口だけが地上にあり本体は山の中に埋まっている発表会会場Steve Jobs Theaterなど、普段立ち入れない場所にある建築物も非常に気になる。

唯一、一般ユーザーがアクセスできるのは、入り口近くにあるApple Park Visitor Center。2017年9月のiPhone X発表の時に、我々メディアにも初お披露目だった設備だ。一般のApple Store+αという設備で、普通のApple Storeと違うのは、Tシャツなどの記念品が販売されていること(アップルは、新旧2つの本社以外で、ロゴマーク入りのノベルティグッズなどを販売していなし、アップルマークを付けたノベルティの販売を禁じている。「アップルマークがついているのは、アップルが丹精込めて開発した製品のみ」というわけだ)、カフェが併設されていること、巨大なApple Parkの模型があり、用意されているiPadでAR映像を楽しめること……ぐらいだ。

しかし、2階は簡単な天井の用意された展望エリアとなっており、遠くにUFO……Apple本社のRingを望むことができる。その2階に出るところに、トイレが用意されているのだ。果たして、アップルの用意したトイレとは……というのが、今回のお題だ。

建築のディテールにこだわるアップル

アップルの建築は、なぜ、そこまでディテールにこだわるのか……というほど細部にこだわった作りとなっている。

たとえば、このドアノブ。巨大なガラス1枚板のドアについてて、パイプ部分を押し引きすると、そこにスイッチが入ってて、ドアの動きをパワーアシストしてくれる。自動ドアや、スイッチ式というのではなく、あくまでバーを持って開こうとすると、自然とアシストする仕組みなのだ。

天井やフロアに埋められているライトにも趣向が凝らされている。あくまで目立たず。必要な機能は十分に発揮する……というのはアップル製品にも通じる哲学だ。

Apple Park Visitor Centerには、カフェも併設されていて、我々がiPhoneの発表会のために訪れる時には軽食も提供されいてる。私の知る限り、ドリンクやフードを提供してるアップルストアは他にないので、かなり特別な場所だといえるだろう。

たしか、普通の時に訪れた時もケーキやパンなど軽食を売っていたはず。

我々が取材に訪れた時は、サラダやケーキなどが置かれていた(有償だったか、無料だったかは覚えていない。レジでお金払ったような気もするが、この写真を見る限りでは値段は書いてなさそう)。

バナナやリンゴ、ケーキなどがある。もしこれが販売されているのなら、アップルでアップルを買うなんていうダジャレもできたのに……その時は思いつかなかった。残念。

すごく立派なエスプレッソマシンがあった。サンフランシスコのサードウェーブコーヒーのお店などで見かけるようなタイプのものに見える。コーヒーには詳しくないので、しらんけど。

さて、そして肝心のトイレの話に戻ろう。この建物の一部の壁はご覧のような一部のApple Storeで使われているのと同じ砂岩のような素材で作られており、STORAGE(物置)でさえ、ご覧のような金属のプレートで表現されている。

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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