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僕もクリエイターになれるか? Adobe Creative Cloud Express使ってみた

『読み、書き、ソロバン』ならぬ、『英語、プログラム、Adobe CC』

筆者は自分の子供たちには、「勉強はできなくてもいいから、『英語』と『プログラミング』と『Adobe CC』は使えるようになりなさい」と言ってきた。

なんのことない、自分がどれもできないというコンプレックスの裏返しではあるのだが、いろいろな取材をしてきて、『英語』と『プログラミング』と『Adobe CC』ができれば、もっといろんな仕事ができるのになぁ……って痛感することが多いからだ。

何度も言っているように、今、世の中にあるほとんどのクリエイティブはアドビのアプリで作られている。看板も、商品のパッケージも、映画のポスターも、テレビ番組も、ウェブサイトもそうだ。

その『クリエイティブ』を誰にでもできるものにしようというサービスがAdobe Creative Cloud Expressだ。

Adobe Creative Cloud Express
https://express.adobe.com/

『誰でもクリエイティブ』なるか? AdobeのAdobe Creative Cloud Expressって使える?

『誰でもクリエイティブ』なるか? AdobeのAdobe Creative Cloud Expressって使える?

2021年12月17日

↑その立ち位置の詳細についてはこちらの記事をどうぞ。

アドビのAI、Adobe Senseiの威力がすごい

というわけで、筆者もちょっとAdobe Creative Cloud Expressを試してみた。

筆者は編集職なので、クリエイティブツールを使えるように思われがちだが、横にはプロのデザイナーがいて、カメラマンがいて……という環境なので、逆に『シロウトが触るんじゃない!』という雰囲気があって、PhotoshopやIllustrator、InDesignなどのクリエイティブツールは触れずに来た。

そのシロウトの私が、テンプレートから、ちょちょいと30分ぐらいで、『フリック!の新しいロゴ』というテーマで作ってみたの以下のクリエイティブ。

「いや、オレ、デザインのセンスあるんじゃね?」と勘違いするほどサクサクと、クリエイティブが作れる。

もちろん、プロレベルのクリエイティブとは全然違うのは分かっているが、テンプレートを元に、自分の必要な写真を入れて、ちょっと調整するだけで、それなりに立派な画像になる。これは悪くないと思う。

今時、プレゼン資料のスライドなんかも、たんなる写真と文字だけでなく、ちょっとしたロゴタイプがあるとバリッとカッコよくなるものだが、これ使ったら、1〜2ランク、ググッとレベルが上がるんじゃね?

テンプレートを元に、文字を入れ替えて、写真をAdobe Stockから持ってきて……とするだけで、めっちゃカッコいいロゴやマークができる。

これは、僕にセンスがあるとかないとかいうことではなく、勝手にこうなっちゃうのだ。

簡単さからいえば、IllustratorやPhotoshopのバリエーションというよりは、アップルのiWork(Pagesや、Keynote)の対抗というか、一部の人がパワポでやろうとしていることを、はるかにカッコよくこなしてくれる。いや、パワポだってスライドをAdobe Creative Cloud Expressで作って取り込めば、めちゃくちゃカッコよくなりそうだ。

自動でブランドイメージの統一も

単にチュートリアルがあるというだけでなく、ブランドという機能があって、ブランドイメージの統一までしてくれる。

たとえば、フリック!のロゴを入れて、それに合わせて色を選んで、フォントを決めると……それに合わせたデザインを生成してくれるし、他のテンプレートにデザインを適用すると、テンプレートのデザインをこのブランドに合わせたものに変更してくれるのだ。

たとえば、とあるテンプレートに、僕がアップル取材で撮ってきた写真を入れて、フリック!のブランドイメージで統一すると……ご覧の通り。

バナー、インスタ、YouTubeのサムネルなど、いろんな展開が可能

アウトプットのサイズはあとからでも選べる。

タイトルに使ったのも、テンプレートに、『スマホ』で検索したグラフィックを載せて、文字を『flick! digital』に変更して、flick!のブランドイメージを適用しただけ。ロゴタイプだけじゃなくて、簡単なアニメーションも生成してくれた。ちょっとしたブランドマネージャーになった気分(笑)

 

いやー、なんかいろいろ便利過ぎる(笑)

ただし、前回も書いたけど先にイメージを作って「こういうデザインを作りたい」と思って取り組むとなかなか上手くいかない。Adobe Senseiの力を借りて、検索でだいたいのテンプレートを選んで、それに自分ちのブランドを組む見合わせていくといい感じになる。

基本機能は無料で使えるので、ぜひチャレンジしてみていただきたい。

 

(村上タクタ)

 

(最新刊)
flick! digital 2021年12月号 Vol.122
https://peacs.net/magazines-books/flick-1136/
子供を伸ばす! 学校と家庭のiPad超活用術
https://peacs.net/magazines-books/flick-1064/

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PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

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