年末休暇中に、iPhone Xを分解してみた話
- 2022年01月11日
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あまり大っぴらに話すことでもないので、会員限定記事で
アップルはユーザーが自身で分解することを今のところ推奨してはいない。
それゆえ、筆者もちょっと大っぴらには書きにくいのだが、年末にiPhone Xを分解したので、この会員限定記事でその話を書こうと思う。会員のみなさんも、アップルの方々にはぜひナイショにしていただきたい(笑)
分解したのは、妻の使っていたiPhone X。
どうやら、バッグに入れた状態で何かに当ったらしく液晶が不具合に。画面の右端に緑色の筋が出るようになった。
わが家では仕事の都合上、私が最新モデルを買って、1年使ったあとに家族に回していく慣習になっている。最近は、子供たちも新しいモデルを使いたがるし、実際に高校生、大学生ともなると、使用頻度も高いので、高性能モデルの方が都合がいい。そんなわけで、妻には一番古いモデルでガマンしてもらっている。
さて、iPhone Xともなるとアップルケアはとっくに切れているし、アップルの純正の修理で直すと3万6680円もする。
iPhone の画面の修理
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/service/screen-replacement
誌面上では純正修理をお勧めする筆者だが、この価格だとiPhone Xの中古品が買えるので、さすがに賢明ではない。
次の選択肢は市中の修理業者だ。
以前にも書いたが、市中の修理業者が使っている部品は中国のコピー製品(そんなものが作れること自体が驚きだが)だったりするので、液晶にしてもバッテリーにしても本来の性能は発揮できない。だから、新品のiPhoneの場合、市中の修理業者はお勧めしない。が、4年前のモデルの修理とあれば、そこまでこだわる必要もないだろう。調べてみると、1万5000〜2万円ぐらいで修理できそうだ。
さらに、Amazonで怪しげな修理部品を検索してみると、交換用の工具付きで、7500円ぐらいから販売されている。
筆者はiPhoneの分解はしたことはないが、もともと割と器用な方だし(PowerBook 2400から、iBook、PowerBook G4から歴代のMacBook Proなど、は買うと全部バラしていました)、ラジコン飛行機雑誌の編集長でもあったしで、なんとかなるだろうと踏んでポチった。ついでだから、ヘタっているというバッテリーも3500円で購入した。
もちろん、非純正部品だからオウンリスクではある。
最悪の場合は、妻に謝って、iPhone SE2か、iPhone 12を買うことにしよう……。そう決心して、分解を始めたのだった。
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。