山好きにぴったりのコンデジ「PEAKS山大学×Canon パワーショットG3 X体感イベント」レポート【後編】
PEAKS 編集部
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山の眺望を求めて小遠見山へ
8月8~9日に開催された「PEAKS山大学×Canon パワーショットG3 X体感イベント」。白馬駅から徒歩10分の「マウントフェスタ2015 in 白馬」(於・白馬村ウイング21)を起点に、小遠見山方面へ歩くツアーだ。
2日目は、1日目とは別のメンバーが参加して小遠見山をめざした。1日目と同様にバスと白馬五竜テレキャビンで上った後、アルプス平からアルプス展望リフト(園内パノラマリフト)に乗り、地蔵の頭まで一気に上る。
ここから山歩きの始まり。上りが続き、息が切れてくる。
「山でいい写真を撮るいちばんの方法は……」杉村さんが言う。「まず体力をつけることです!」
……そうかもしれない(苦笑)。
コースタイムでは1時間半ほどのルートだが、ギラギラの太陽の下、焦らずゆっくりゆっくりと登る。下の写真は、もうすぐ小遠見山の山頂!という尾根。おなかもすいたが、「お昼ごはんは山頂で食べましょう~!」と、みんなもうひとがんばり。
ついに山頂へ。見渡す限りのパノラマビュー!
山頂は広くはないが、待っていたのはぐるり360度の展望! お昼ごはんを食べ終わったら、山頂からの風景の撮影タイム。
「山だけを撮るのももちろんいいですが、手前に花や木を配置してみるのもいいですよ。画面に奥行きが出ます」
「雲の形がおもしろいときは空を多めに入れるとメリハリの効いた構図に。逆に雲がほとんどないときや雲にあまり特徴がないときは、思い切って空はカットし、山頂がギリギリ入るくらいにすると山の迫力がある構図になります」
などなど、なるほどと思うアドバイスを聞くことができた。
ところで、G3 Xには別売の外付けEVF(電子ビューファインダー)もある。まぶしい屋外では背面の液晶画面は見づらいので、EVFを付けると格段に見やすくなる。角度も変えられるので、マクロ撮影にも便利だ。「両手とEVFの3点で支えられるので、撮りやすさもアップしますよ」。
G3 Xの液晶画面は上180度、下45度まで動くチルト式。低いところにあるものを下から見上げる構図もお手のものだ。逆に、高いところにあるものを見下ろして撮るにも便利だし、180度回せば自分撮りもカンタンにできる。
迷いに迷って“会心の3枚”をセレクト。大判プリントならではの迫力を楽しむ
両日とも、無事に下山した後はバスで会場に戻り、撮ったなかから各自「これぞ!」の3枚をセレクト。キヤノンのプリンタでA4サイズ印刷してくれるサービスが実施された。「自分ではこんなに大きいサイズで印刷したことないです!」「記念に飾っておきます」と、たいへん好評だった。
2日間とも炎天下といえる好天。雨がパラつくことすらなかったいいお天気で、「防滴」機能を実感することがなかったのはうれしい誤算(?)だったが、風の強い稜線歩きでも安心の「防塵」は、撮りたい風景があったら気にせずサッと取り出せるので安心だ。
最後に、杉村さんに山の写真を上手に撮るコツをお聞きした。
「『いいとき』に『いい場所』にいること、ですね。『天気を読む』などもそれに含まれます。山は午後のほうが雲が出やすいですから、早めに登り始めて早めに山頂に着くこと。時間の余裕は心の余裕にもなりますから、落ち着いて撮れると写真も違ってくると思います。ぜひ、たくさん登って、たくさん撮ってください」
体験者に生の声を聞いてみました「G3 Xを体感した感想は?」
■G3 Xのよかったところ、機能は?(複数回答可)
■G3 Xを購入したいと思いますか? その理由もお聞かせください。
【理由】
「購入したい」: 一眼レフより軽いから/素人でも操作が簡単にできたから
「とても購入したい」:山行に軽い上に、満足する写真が撮れそうだから
「あまり購入したくない」:自分にはややオーバースペックだと思うから
紅葉、雪山、星空……「G3 Xを持って次に目指したい山は?」
■もしG3 Xを購入したら、どこの山でどんな写真を撮りたいですか?(自由回答)
・八ヶ岳や奥多摩で、ズーム、望遠を生かした写真
・北アルプスの紅葉、雪山
・北穂高で槍ヶ岳と天体写真
・白馬で星空
・雪山のモノトーンの世界
■その他、G3 Xについての感想をお聞かせください(自由回答)
・マクロのピント合わせがうまくできなかった。
・とても使いやすく、グリップ感もよく、大きさも重さも、防塵防滴性も優れている。あとはGPSがついていれば……。
・ものすごく遠い被写体も写せて、マクロでも撮れて、1台でなんでもできるのがすごい。
・山登りでは登山道を外れることができないが、ズームによってイメージした写真が撮れるのでよかった。
・外付けEVFから覗いた風景が新鮮だった。シャッターの感覚もよかった。動画もキレイだった。
Canon パワーショットG3 Xを持って山で撮影を楽しんだ参加者の皆さんは、もうすでに次の山で「こんな写真を撮りたい」と夢を膨らませている様子。山に登れば、場所、季節、シチュエーションによって様々な景色に出合える。そんな一期一会の瞬間と気持ちを逃さず写真に収めてみよう。
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。