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棒ノ折山 登山ルート「整備された美しい渓谷を歩き山頂からの展望を満喫」

都心からアクセスの良い棒ノ折山(ぼうのおれやま)は、登山道も整備されており初心者にも人気の登山エリアだ。展望にも恵まれ、木漏れ日が心地よく、渓谷沿いを歩くルートは、とにかく「気持ちいい」のひと言。今回はそんな日帰り登山にぴったりな棒ノ折山の登山ルートを紹介しよう。

ルート概要

さわらびの湯バス停→白谷橋→藤懸ノ滝→岩茸石→棒ノ折山→岩茸石→さわらびの湯バス停

歩行時間

4時間25分

日程

日帰り

技術

★☆☆☆☆

体力

★★☆☆☆

レベル

初級

棒ノ折山 登山ルートへのアクセス

電車

池袋駅から西武池袋線急行で飯能駅へ。ここから国際興業バス「名栗車庫」「名郷」「湯ノ沢」行きに乗り、さわらびの湯で下車する。ここが登山口。池袋駅~飯能駅50分、飯能駅~さわらびの湯40分。
国際興業バス(TEL.042-973-1161)

マイカー派にもおすすめの山。圏央道狭山日高ICから飯能方面へ。国道299号線を走行し飯能市街に入ったら、東町の信号で県道70号線に入り名栗方面へ。道なりに走行すると県道53号線に合流する。有間ダム、名栗湖の看板で左折したら、登山者用の無料駐車場へ。狭山日高IC~駐車場28km。

ルートプラン

歩行距離:8km
登山口:さわらびの湯バス停
下山口:さわらびの湯バス停
高低差:750m

簡単な渓谷の岩場歩きが楽しめるルート。山頂は広く、展望にも優れているため初心者にはおすすめだ。また、ピストンではなく周回することができるため、山慣れするにも適している。下山後に温泉が利用できるのもうれしいところ。

展望を楽しみながらのんびりしたい山頂だが、季節を問わず午後3時にはさわらびの湯バス停に降り立つスケジュールを組むようにしよう。意外に広い山域なので、早め早めの行動を取ることが大切になる。

さわらびの湯バス停
↓25分
白谷橋
↓40分
藤懸ノ滝
↓40分
岩茸石
↓45分
棒ノ折山
↓25分
岩茸石
↓1時間30分
さわらびの湯バス停

棒ノ折山 登山ルートの詳細ガイド

沢歩きの雰囲気が楽しめる

さわらびの湯バス停に着いたら、軽い準備体操を。荷物の確認とトイレを済ませてから出発しよう。

バス停から車道を登り始め、名栗湖、有間ダムに向かう。有間ダムは二輪ライダーには知られた存在で、ツーリングに訪れる人があとを絶たない。道標に導かれるようにして湖畔を歩き、ゲートをふたつすぎて白谷橋を渡ると、左手に登山口が見えてくる。バックパックと靴紐の状態を確認したら、水分を補給し登山道に入ろう。

木漏れ日が心地いい道。小さな岩場を越えて樹林帯を登る。この道は「関東ふれあいの道」に選定されているため、さほど荒れていない。きれいな樹林帯を登っていくと、白谷沢登山口方向を示す道標が。これをすぎると岩の多い道になる。

歩き始めてすぐ気がつくことは、森や林が意外にきれいだということ。とくに白谷沢沿いの森は足を止めて写真を撮りたくなるポイントも多い。まっすぐに延びる木々が印象的。当然、その保守管理には相当の手間、経費がかかる。この身近な自然を傷つけないように、指定された登山道以外には立ち入らないようにしよう。

苦労することなく岩を越えると石が堆積する道に。木の根も絡んだ箇所のあるちょっと面倒な道だが、ゆっくり進めば危険はない。

白谷沢を詰めて高度を稼ぐ

ここをすぎると白谷沢に。目の前には藤懸ノ滝が現れます。滝の右側を登り、上部で流れを渡って沢沿いに道標に従って登っていこう。道標には進んではいけない方向に×印が付けられているので、確認をしながら歩く。

藤懸ノ滝をすぎて登ってくると、大きな岩と岩の間を登るようになります。白谷沢の核心部分。気持ちを引き締めて登ろう。

石が堆積した箇所で大きく右に曲がりながら登る。流れを飛び石伝いに越えるところもあるが、どれも危険は少ないので落ち着いて歩こう。足を置く石が濡れている場合は、流れのなかに靴を入れたほうが滑りにくい場合もある。

流れを渡る箇所では、濡れていない岩に乗るのが鉄則だが、そうした岩がない場合は流れのなかに靴を入れると滑りにくなることも。

石段の登りになると、白谷沢の核心部分に。大岩の間を抜けて、流れに逆らうようにして登る。手摺り代わりの長い鎖が張られた岩場では、軽く持って登るようにしよう。この登りの終点が、孔雀が羽を広げたような形に水が落ちている「白孔雀ノ滝」です。この先で再び登山道に出ることになる。

樹林帯を登って山頂の尾根に乗る

白孔雀ノ滝上部の登山道は林道で、ここから樹林帯の斜面を急登することになる。ゆっくり登ることを心がけよう。たどり着いた場所が岩茸石という大きな石があるところ。ここで右に進路を取る。

木の根が露出した箇所を通過し、土の流失止めを兼ねた丸太の階段を登ると権次入峠に到着する。奥多摩の岩茸石山からの登山道が交わる場所で、ベンチでひと休み。ここから直線的に延びる広い尾根道を登れば棒ノ折山ですが、植生保護のため尾根の中心が歩けないこともあるので、表示された指示に従って進もう。

広く明るい山頂。北西から東の展望が開けている。東屋やベンチなどがあるので気に入った場所でたっぷり休憩しよう。

棒ノ折山の山頂は広く開放感に満ちている。東屋がありベンチなども充実しているので、気に入った場所で休憩しよう。展望にも優れているので、カメラは必携。展望と山頂の雰囲気を楽しんだら、下山にかかる。

直線的な道を下って権次入峠へ。ここで左方面へ進んで岩茸石まで戻る。この大岩から左へ下るのは登りで詰めてきた道。下山はこの大岩の左脇を抜けていく。すぐに樹林帯を歩くようになり、いったん林道まで下り、横断して山道を登り返し。その後は尾根道を歩く。

林道を横切りながら着実に高度を下げる

棒ノ峰ハイキングコースの看板が立つ先が開けてくる。ラジコン飛行機の滑空場所のようで、運がいいと大空を舞うラジコン機の姿を見物することができる。この先で再び林道を横断。河又(さわらびの湯)の道標に従って歩けば大丈夫。細い尾根道を進むと、右下は広い林で、時折、涼しい風が吹きぬける。

気持ちのいい尾根歩きを楽しんでいると、その美しい林が広がる急斜面を下るところに出る。木に巻かれたテープが頼り。河又まで1900mの地点で、木の根が露出した林を下りる。根に足を引っ掛けないように注意しよう。

林を下ったら再び尾根道へ。少し下り勾配が強くなってくる。勾配が落ち着いてくると左下に道路が見え、すぐに民家の前に出るので、ここで小さな橋を渡り、道標に従って道なりに進めばさわらびの湯バス停に到着。

下山後の温泉がおすすめ

もし時間に余裕があるなら、登山口すぐのところにある、さわらびの湯でくつろいで帰るといいだろう。そのほかにも奥多摩エリアの食事処や土産物店など編集部おすすめのスポット情報を集めているので、ぜひ参考に。

下山したら立ち寄りたい奥多摩エリアの飲食店&土産スポットはこちら
奥多摩エリアの温泉で汗を流して帰ろう
設備の確認は済んでいる?奥多摩エリアの登山口情報

棒ノ折山 登山カレンダー(該当月の1日)

棒ノ折山 データ

山名:棒ノ折山(ぼうのおれやま)
標高:969m
登山適期:3月中旬~7月中旬、9月~12月中旬
営業小屋:なし
避難小屋:なし
テントサイト:なし
水場:なし
トイレ:さわらびの湯バス停近く
ビューポイント:棒ノ折山山頂
連絡先:奥むさし飯能観光協会(TEL.042-980-5051)、さわらびの湯(TEL.042-979-1212)

水場がないため極力持参を

紹介するコースに水場はないので、白谷沢で給水する人も多いようだが、天然のミネラルウォーターなので飲用に適しているのかどうかは不明。そんなこともあり、水は極力持参したい。

体から奪われる水分は体重60kg、歩行時間5時間で計算すると5cc×自分の体重×歩行時間=1,500ccと計算でききる。5ccは体重1kgあたりの脱水量。つまり体重60kgの人が5時間の歩行時間で脱水を防ぐには500ccのペットボトル3本が必要になる。

アドバイス

標高がそれほど高くない山だからといって油断していると、とんでもないしっぺ返しを食らうこともしばしば……。ここに記載している所要時間はあくまでも目安なので余裕をもって計画は立てよう。また、天候や自分の体調によっては、中止することも検討してほしい。山はいつまでもそこで待っていてくれる。どんなにその山が低くても、謙虚に向き合うことで、山はあなたを優しく迎え入れてくれるだろう。

出典

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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