森のバターアボカドレシピ|小雀陣二の山グルメ
PEAKS 編集部
- 2019年11月25日
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今月のお題食材は暑い時期には持ち運べないちょっとデリケートなフルーツです。その時期ごとに合わせた食材を選ぶのも、山グルメの楽しみでしょ。
秋山向きな贅沢食材
「森のバター」や「バターフルーツ」とも呼ばれるアボカドは、その名の通り、脂肪を多く含むめずらしい果物だ。
熟したものは、肉の代わりとしてサンドイッチや丼に使うと満足度が高まる。硬めのものは、ジャガイモのように焼いたり揚げたりしても美味だ。
保存は常温でOK。だが、高い気温に弱いので今時期の涼しい山にこそおすすめしたい。切り口の酸化から傷みが始まるため、ケチケチせずに一度で贅沢に使い切ってしまおう!
【初級レベル】アボカドトマトサンド
ソース役のトマトが効いた相性抜群の簡単サンドイッチ。
- 調理時間:5分
- 使用する水の量:なし
- 食材の重さ:560g
【材料】(1人分)
・アボカド……1個
・トマト……1個
・マヨネーズ ……5~10g
・お好みのパン……4枚
【作り方】
手順1.
トマトはヘタを取り除き、1㎝幅にスライスする。
手順2.
アボカドは、種を取り除き、中心に縦に切れ目を入れてからスライスする。
手順3.
パンの両面をフライパンできつね色に焼く(火を使わないなら焼かなくてもいい)。アボカドとトマトを挟み、マヨネーズ、ブラックペッパーで仕上げる。
【ポイント】
ブラックペッパーをたっぷりと
アボカド、トマト、マヨネーズだけで充分に美味しいが、味と香りのアクセントにブラックペッパーをたっぷり加えよう。ブラックペッパーには、代謝促進や整腸作用がある。血行もよくなり、消化もよくなるため、栄養を取り入れやすくなる。
【中級レベル】アボカドどんぶり
アボカド×ご飯の組み合わせはやっぱり、間違いなし!
- 調理時間:20分
- 使用する水の量:160㎖
- 食材の重さ:510g
【材料】(1人分)
・アボカド……1個
・トマト……1個
・醤油……1袋(5㎖)
・オリーブオイル……1袋(5㎖)
・粉チーズ……たっぷり
・アルファ米……1袋
【作り方】
手順1.
お湯を沸かし、アルファ米を戻しておく。トマトのヘタを取り、小さく切る。アボカドは、種を取り除き、ひと口大にカットする。
手順2.
カットしたトマトとアボカドを容器に入れ、醤油、オリーブオイルを加えてよく混ぜる。味見をして、必要なら塩を加える。
手順3.
ご飯をお皿に盛り、よく混ぜた具をのせ、たっぷりと粉チーズをふる。
【ポイント】
具材はよく混ぜること
味をつけたら具材全体をよく混ぜることで、アボカドの角が取れてトマトとよくなじむ。また、オリーブオイルが、さらにふたつの食材を繋ぐ重要な役割を果たしてくれる。混ぜると旨味も増す。これだけで、ご飯とよく合う具材のできあがり!
【上級レベル】アボカド釜揚げうどん
思わず「マジ!?」と言いたくなっちゃう、うどんとの意外な相性のよさ!
- 調理時間:15分
- 使用する水の量:1ℓ
- 食材の重さ:505g
【材料】(1人分)
・アボカド……1個
・トマト……1個
・乾麺うどん……100g
・白ダシ……15㎖
【作り方】
手順1.
お湯を沸かしておく。アボカドは種を取り、包丁で切れ目を入れて小さくカットする。トマトもヘタを取り、同じようにカットする。
手順2.
沸騰した湯でうどんを茹でる。
手順3.
アボカドに白ダシを加え、よく混ぜ合わせる。茹で上がったら、熱々のままつけ汁につけて楽しむ。
【ポイント】
麺を捻ってゆっくり入れる
山用の鍋の直径が小さいし、深さもない。麺を茹でようとすると必ずハミ出してしまう。そんなときは、お湯にうどんをまとめてゆっくり入れて、捻ってみよう。徐々に麺が鍋の中に広がる。これを覚えておけば大きな鍋は必要なし。
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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