BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

「大天井ヒュッテ」北アルプスの山小屋完全ガイド

登山者にとって快適な山歩きを楽しむための心強い味方、山小屋。館内施設や食事、成り立ちや売店メニューなど、山小屋の膨大な情報を集約しているので、山行計画に役立つこと間違いなし!

表銀座の中間点

 

北アルプスのなかでも人気の高い表銀座ルートの中間点に位置するのが、この大天井ヒュッテ。燕岳の麓、中房温泉からコースタイムで約6時間、ここから槍ヶ岳までも約7時間となっているため、2泊3日、もしくは3泊4日で槍ヶ岳登頂を目指すなら、1泊目の宿泊地としてちょうどいい場所にある。

この小屋の売りは、まるで家でくつろいでいるかのような落ち着いた雰囲気と、すぐ裏手にある牛首展望台からの抜群の眺め。表銀座の稜線はもちろん、北鎌尾根越しに凛々しくそびえる槍ヶ岳の展望は圧巻だ。中上級者向けの難ルートとしても知られる、その北鎌尾根に挑む登山者が多く泊まる小屋でもあるため、情報も集まりやすい。北鎌尾根の情報はホームページにもアップしているので、チェックしよう。

支配人がおすすめするシーズンは、7月の小屋開け直後と9月末から10月初頭の紅葉の時期。もし表銀座踏破を計画しているならば、夜はここで名物のトンカツを食べてパワーをつけることが成功のカギとなるかも?

館内施設

味のある雰囲気が魅力

 

玄関を入ってすぐの廊下。右手がフロントで、左手は談話室。建物全体が落ち着いた色味で統一され、味のある雰囲気が漂う。

談話室

 

食後に宿泊客が集まり、山話に花が咲く談話室。本も豊富にそろう。

乾燥室

 

談話室と水周りは他の設備と異なり、白を基調に作られている。

食堂スペース

床に座るのではなく、椅子に座って食事をとるスタイルの食堂。

AEDも設置

登山者のためにAEDを設置し、万が一の事態にも備えている。

食事

朝食

 

朝食は焼き魚を中心とした、さっぱり和食メニュー。毎食前に支配人が、その日の天気などの話を聞かせてくれるのも楽しみのひとつ。

 

夕食

 

ここの名物といえば、大きなトンカツ。ボリューム満点のこちらのメニューでお腹を満たそう。肉が苦手な人は、希望すれば変更も可。

お土産・売店

お土産はもちろんのこと、ドリンクメニューも豊富でアイスもあり。ワインの販売も。

部屋

宿泊の基本はカイコ部屋だが、大小のある個室は空きさえあれば、ひとり2,000円で利用可能。

北鎌尾根の入口

バリエーションルートとして人気の北鎌尾根。ここに挑む中上級者が宿泊することも多く、夜はおもしろい話が聞けるかも。挑戦する場合は、充分な装備と経験が必要。

「大天井ヒュッテ(おおてんじょうひゅって)」の基本情報

設備

テン場:なし
水場:なし
個室:あり
自炊室:あり
乾燥室:あり
お風呂:なし
生ビール:なし

営業期間

7月1日~10月中旬

電話・電波

ドコモ:不安定
au:通話困難な場合が多い
ソフトバンク:通話不可
公衆電話:あり

収容人数

100人

標高

2,650m

宿泊料金

1泊2食:9,800円
素泊まり:6,800円
お弁当:1,000円

連絡先

090-1401-7884
www.yarigatake.co.jp/otenjo/

 

※2018年2月現在の情報です。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。

SHARE

PROFILE

PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

No more pages to load