道具作りのプロたちのウルトラライトな山道具
PEAKS 編集部
- 2020年04月28日
山道具を作る人は、いったいどんな山道具を使っているんだろう?
というわけで、みなさんの装備をチェック。
case.01
山と道/夏目 彰さん、由美子さん
「ワン」、「ミニ」に続く、山と道の「スリー」
山と道の中型バックパック。ULのクラシックスタイルを山と道流にアップデートし、耐久性の確保、細部に渡る使い勝手の向上、フレームなしにも関わらずしっかりと腰に荷重が載るバランスなど、独自のこだわりが詰まっている。豊富なカラーバリエーションと前面ポケットがX-Pac、メッシュ、ZIPポケットの3タイプから選択できる点も山と道ならでは。重量は仕様によって変わるが、Mサイズ40ℓで平均550gほど。
山と道の「ストレッチメッシュキャップ」
山と道の「5ポケットロングパンツ」
アルミ両手鍋
山と道の「ミニマリストパッド」
case.02
パーゴワークス/斎藤 徹さん
ファストパッキングにベストマッチなパーゴワークスの「ラッシュ28」
「背負うと思わず歩きたくなる、走りたくなるようなパックを作りたかった」と、徹さん。トレイルラン用に開発されたラッシュ7、12でつかんだ新境地を、ファストパッキングで使いやすい30ℓクラスに落とし込んだラッシュ28。走る際にストレスとなるパックの揺れを最小限に抑える重心設計や、ラッシュ7、12から引き継いだ包み込まれるような背負い心地はさすがの一言。
斬新なフォルム、特徴的な開口部、ワイドなショルダーハーネス、独自のセンターコンプレッション方式など、プロダクトデザイナーとして数多くのバックパックデザインに関わってきた「マイスター」らしい、オリジナリティあふれるアイデアの塊。ファストパッキングだけでなくハイキングや自転車にも調子良さそうだが、それって全部徹さんの好きなアクティビティだったり……。
パーゴワークスの「ニンジャタープ」
ハイランドデザインの「ダウンバッグUDD」
パーゴワークスの「スウィング」
着火材ストーブ
case.03
ローカスギア/吉田丈太郎さん
キューベンファイバーを全面に使ったローカスギアの「クフ CTF3」
クフにはシルナイロン、タイベック、イーベントなどさまざまな素材のモデルがあるが、とくにキューベンファイバーを使用したCTF3バージョンはわずか290g ! 「自然の中のアート」を目指したという美しいフォルムと、自社ファクトリーで手作りされるクオリティの高さは世界的にもファンが多い。発売以来、数限りないマイナーアップデートが繰り返され、円熟の域に達したローカスギアの代表作。
カスタムの自由度(サイズや細かな仕様の変更なども聞いてくれる)とアフターサービス(ローカスギアが存続する限りは修理してくれる。ほとんどの場合無償で行っているとか!)も、自社ファクトリーで生産している国内メーカーならではの大きな魅力。別売りのクフ・メッシュを組み合わせれば、バスタブフロアと蚊帳機能を持たせることもできる。
ビッグアグネスの「サイクロンSLチェアキット」
ローカスギアの「ビビィ」
ローカスギアのナノス
ローカスギアの「CP3」
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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