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ガスバーナーのメンテナンス方法

ユーザーがいじってよい部分がほとんどないのが、ガス式バーナー。正しい使い方を熟知して、実践することがなによりも大切。

“ガスバーナー”こまめな汚れ落としとサビ落しが基本

「ガス式のバーナーの場合、基本的にはメンテナンスフリーだと思ってください。ユーザーが個人で触ってよい部分は非常に少ないのです」そう語るのはイワタニ・プリムス広報の金牧秀明さんだ。

とはいえ、メンテナンスフリーは、どんな使い方をしてもいいとか、使いっぱなしでいいという意味ではない。正しく使ってこそのメンテナンスフリーということだ。

「吹きこぼれをそのままにしたりすると、火口が詰まってしまったり、内部のサビの原因にもなります。汚れを落としたり、きちんと乾燥させたりするのは非常に重要です。そもそも、火が点かない、という状況にはいくつかの理由があり、それをきちんと覚えて冷静に対処するのが大切です。ほとんどは点火装置のトラブルか、ガスの選定ミスです。構造や原理を知っておくことも重要です」

お気に入りの道具を部屋に飾っている人もいると思うが、それもじつはオススメしないという。
「混合管の穴にホコリがたまってしまうと正常に燃焼が行なえなくなります。ケースに入れて保管するのがベストですね」とのことだ。

ごはんや汁物の汚れ

吹きこぼれなどがあった場合はそのままにせず、できるだけ早く掃除をすること。可動部や火口に入り込んだ汚れはサビの原因となり、可動不良や燃焼不良を引き起こす。

ガス漏れ

ガスカートリッジとの接続部に入っているOリングが劣化すると、最悪の場合、ガス漏れを起こして使用不能に。フィールドでそうなる前にチェックをして交換しておくこと。

POINT
1、使ったあとはしっかり汚れを落とす
2、Oリングは2年に1回の交換を
3、おかしいと思ったら点検、修理依頼へ

使用後のメンテナンス

必要な道具はコレ!

金ブラシ、タオル。

使用後の汚れはすぐに拭き取っておきたい。雨や夜露に濡れたときも、水分を拭き取って乾燥させておくことが大切。

錆びてしまった場合や、こびりついてしまった汚れは真鍮などの柔らかい金属ブラシで優しく落とし、出た粉も払い落としておく。

NG

バーナーヘッドの金属メッシュパーツはできる限り触らないでおきたい。硬いワイヤーブラシでガシガシこすると破損することもある。

Oリングは2年に1回の交換を

Oリングの劣化

左端のみが正常。右3個は劣化した状態。

右から「潰れとささくれ」「硬化と変色」「破断」。どれもガス漏れの危険性があり、兆候が見られたら早めの交換を行なうこと。Oリングはショップで入手可能。

Oリングの交換方法

千枚通しなどを使って、古くなったOリングをバーナーの基部から引っぱり出して、新しいものと交換する。押し込むのには箸の先などを使って傷つけないようにすること。

おかしいと思ったら点検、修理依頼へ

ガス器具の場合、精度を含めてパーツはかなりシビアに作られているため、ユーザー個人でいじれる部分はとても少なく、分解などを含めて、手を加えてしまうことで逆に危険性を高めてしまうことにもなりかねない。おかしいと思ったらメーカーに問い合わせるか、点検や修理に出してチェックをしてもらうことが肝心だ。くれぐれも中途半端な修理や改造を行なわないこと。

CASE1 点火装置が作動しない

スパークの先端の水濡れ

吹きこぼれや雨、夜露などによって圧電着火装置のスパーク部分が濡れてしまうと火花は飛ばなくなる。布で拭いた後、しっかり乾燥させること

点火装置の溶け

クッカーからの輻射熱や、風による火の煽られなどによって、圧電着火装置の内部が溶けてしまうこともある。こうなると火花は飛ばない。交換が必要となる。

CASE2 ガスの出力が上がらない

ホコリのチェック

バーナーヘッドの下に位置する垂直の管(混合管)にある空気取り入れ孔から見える小さな穴の周辺にホコリがたまると、目詰まりでガスが出ないこともある。

ケースにしまって保管を

お気に入りのギアを並べて飾っておきたい気持ちはよくわかるが、パーツ細部にホコリがたまるのを防ぐためにもケースに入れて保管するのがオススメだ。

環境に適したガスカートリッジを使う

ブタンガスは0℃では気化しなくなり、満タン状態でも使えなくなってしまう。低温下ではプロパンなどがミックスされたガスカートリッジ(左)を使うこと。

風防などで囲まない

NG

いくら風が強くて火が流されてしまうときでも、直結型のバーナーを風防で囲むのは非常に危険である。輻射熱によってガス爆発の危険性もある。

ほかの火種を用意する

圧電点火装置(イグナイター)は低温下や高所では火花が飛ばなくなる。フリント式のライターやマッチ、ファイヤースターターなどのバックアップを用意しておくことが肝心。

ガスカートリッジは使い切ろう

NG

カートリッジに穴を開けて、使い残しのガスを捨てることは、引火の可能性もあるので危険。推奨していない自治体も多い。ガスランタンなどで使い切る工夫をしたい。

 

新品の状態と使用したあとの重量を計り、ガスの使用量を推し量る。どのくらいの火力で何時間使うと、残量としてあと何回くらい使えるのか計算しておくといいだろう。

教えてくれた人

イワタニ・プリムス/金牧秀明さん

広報担当として、バーナーをはじめ、テント、スリーピングバック、バックパックなどアウトドアギアに精通する。ウインターシーズンはスキー場にいることが多い。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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