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冬季小屋泊装備を山岳ガイドがチェック・ギア&小物編

雪山登山の装備で注意すべき点、陥りやすいミスは何だろう? 年末年始にPEAKS営業部・藤田が燕山荘ですごしたときの装備を、山岳ガイド・水野隆信さんにチェックしていただいた。

>>>ウエア編はこちら

冬季小屋泊装備を山岳ガイドがチェック・ウエア編

冬季小屋泊装備を山岳ガイドがチェック・ウエア編

2021年12月21日

文◉水野隆信 Text by Takanobu Mizuno
写真◉網野貴香 Photo by Yoshika Amino
出典◉PEAKS 2020年12月号 No.133

山岳ガイド 水野隆信

日本山岳ガイド協会認定山岳ガイドステージII。フィッシングガイドでもある。アルパイン、クライミング、BCスキー、沢登りなど、オールシーズンさまざまなガイディングを行なう。

ギア

自分の行動範囲と身の丈に合った装備をチョイスしよう。軽量性と耐久性のバランスを考えて選ぶことがギア選びのポイントだ。

バックパック

40L、マックパックのアズテック製パック

《水野さんからのアドバイス》
サイズの選択が◎
サイズ感が非常に良い。またサイドもシンプルで、クサリや岩場、アックスのストラップが引っかかりにくいのも雪山に適している。外側にカップなどをぶら下げていないのも◎。シンプル、スリムがベストだ。

アックス

ストレート、リーシュ付き。登攀・下山時に使用。

チェーンスパイク

雪が少ないところで使用。

クランポン

10本爪、雪の多いところや登攀、下山時に使用。

《水野さんからのアドバイス》
10本爪なのが◎
今回の山域には12ポイントは多すぎるし、6本だとポイントが少なくて危険。10ポイントであればちょうど良く、足元の軽量につながることが好印象だ。

クランポンの紐は適切な長さにカット!
余ったストラップをどこかに縛ることはNG。理由はその 作業が時間の無駄であるし、 行動中にほどけて危ないから だ。ストラップを装着できる 最低限の長さだけあればいい。 ここではストラップのカットの仕方を紹介する。

  1. ストラップが地面についた状態は長すぎ。歩いているときに邪魔になる。
  2. クランポンを装着し、ストラップの末端が地面から1cmの部分でカット。
  3. カットした先端をさらに丸くカットし、ほつれないようにライターで炙る。
  4. 末端を1cmほど瞬間接着剤で固める。これによりリングに通しやすくなる。
  5. ストラップの長さがちょうどよく、行動中により安全に扱いやすくなる。

ブーツ

防水・保温性、そしてコバのついた冬季用登山靴。

その他小物

登山中の行程を事前にイメージしてチョイスしよう。イメージできればパッキングするときに、どこになにを入れるか判断できる。

サコッシュの中身、腕時計

登山用腕時計、手ぬぐい、日焼け止めクリーム、リップクリーム、スマートフォン。

《水野さんからのアドバイス》
スマホは重要なスマージェンシーアイテム!
スマートフォンは緊急時のアイテムとしてかなり有用。基本的には電源は切っておくこと。緊急時にバッテリー残量がなければ電話もできません。地図を見たければ紙の地図を。写真を撮りたければカメラを持とう。

エマージェンシーグッズ、ファーストエイドキットなど

ライター、ダクトテープ、エマージェンシーシート、細引き、アルコール消毒綿×2、絆創膏、サポートテープ、サージカルテープ、充電バッテリー、単四乾電池×4、使い捨てカイロ×3、ハンドクリーム、財布。

《水野さんからのアドバイス》
小屋泊でもクッカーを持って行こう
エマージェンシーアイテムとしてストーブとクッカーの持参をおすすめする。不意なビバークなど雪山では必要品。さらに、ここに非常食を加えておこう。行動食と非常食は役割が異なる。

スマートフォンホルダー

バックパックのショルダーハーネスに装着。

レインカバー

雨天、降雪時用。

《水野さんからのアドバイス》
雪山ではレインカバーはNG!
防水を求めるなら、パック内にインサートパックを使用しよう。カバーを使用すると風に煽られることがあるので危険。また、バックパックを雪面に置いたときに滑って「さよなら〜」状態になりかねない。

デジタル一眼レフカメラ

撮影に使用の予定だったが、寒さでバッテリーがすぐ消耗し、あまり使えず……。

行動食

エナジーバー×2、クリームブラン×1、ミックスナッツ1袋。

《水野さんからのアドバイス》
ナッツ類はナルゲンボトルに
ジップタイプの透明袋は雪山の低温化では破けやすく、ナッツの素材自体も固いので、より穴が開きやすい。ナルゲンボトルに入れておけば開閉もスムーズで、ナッツも崩れにくいのでおすすめ。

飲料アイテム

行動時用保温ボトル、インスタントコーヒー、スープなど各種(小屋に滞在時用)、スキットル(梅酒を携帯)。

アイウエア

サングラスは雪目予防、ゴーグルは暴風雪時に使用。

《水野さんからのアドバイス》
雪山には偏光レンズが◎
雪山では雪面の凹凸がわかりやすい偏光レンズをおすすめする。また、レンズに傷がつくと曇りやすくなるためレンズ自体に傷が入っていないものがいい。ポケットにレンズ拭きも携帯すればクリアな状態を保てる。

ヘッドランプ

早朝出発時や緊急時に。

《水野さんからのアドバイス》
雪山で白色はNG!
うっかり雪面にポトリ……夕暮れどきには見つかりにくいことがあるので白以外がおすすめ。また低温下でバッテリーの消耗も激しいことも雪山の特徴。レンズの保護も兼ねるケースに予備の電池も入れておく。

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PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

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