【最新】1~2人用におすすめの軽量山岳テント(後編)|超厳選!マウンテンギア大辞典2022
PEAKS 編集部
- 2022年05月18日
低地でのキャンプとは異なり、山岳エリアで起こりえる天候変化に対応するのが山岳用テント。ここでは夏山縦走など無雪期に最適な1〜2人用の3シーズンモデルを中心に、近年注目が集まる超軽量シングルウォールも紹介しよう。
INDEX
文◉村石太郎
写真◉後藤武久、種子貴之
▼おすすめの軽量山岳テント【前編】はコチラから。
プロモンテ/VL-27
¥52,800
最小重量:1,300g
収容人数:2名
問:エイチシーエス
水分吸収率が低いポリエステルを採用した軽量山岳モデル。
吊り下げ式構造を取り入れながら強度を上げるなど、細部のつくりにこだわり抜いたニッポンの山岳テントの代表作。ナイロンに比べて水分吸収率が低いポリエステルをレインフライやフロア生地などに採用することで、より早く乾き、湿気による重さも軽減させた。
ムラコ/ラピードX1-2Pブラック
¥52,800
最小重量:1,635g
収容人数:2名
問:ムラコ
耐候性にも優れながら斬新さが目を引くブラックカラー。
センターハブを採用し、天井部に短尺ポールを追加することで、高い耐候性と広い室内空間を生み出す3シーズンモデル。なによりも黒いレインフライに度肝を抜かれるが、ある程度の遮光性が期待できるため、太陽光がまぶしい朝も安眠を促してくれるだろう。
ヘリテイジ/ハイレヴォ2
¥61,380
最小重量:1,100g
収容人数:2名
問:ヘリテイジ
これから時代の新基準を打ち立てた超軽量ダブルウォール。
超軽量素材を採用するとともに徹底的に無駄を省くなど、いまできることすべてに挑戦することで驚異的な軽量化を果たした新時代のダブルウォールテント。それでいて耐久性にも妥協しないなど、初めてテントを購入する人でも安心して使えることを目指している。
ゼログラム/オールニュー エルチャルテンPro 2P
¥79,200
最小重量:1,517g
収容人数:2名
問:ゼログラム
アウターフレーム構造が素早い設営と撤収を叶えてくれる。
アウターフレーム構造を採用し、インナーテントとレインフライを連結させた特殊な吊り下げ式の3シーズンモデル。これにより雨天時などにインナーテントを濡らさず撤収することが可能になっている。軽量ながら、室内空間も広く快適そのもの。
ヒルバーグ/ルーガン2
¥140,800
最小重量:1,800g
収容人数:2名
問:エイアンドエフ
高性能素材をていねいに縫製し高い品質を生む。
2本のポールを天頂部で交差させ、レインフライに短尺ポールを差し込むことで広い前室を生み出した。レインフライとインナーテントは連結されており、素早い設営と撤収も可能だ。高価だが、高品質素材の使用や高い縫製技術で長年の使用に耐えるのも特徴だ。
ファイントラック/カミナドーム2
¥68,200
最小重量:1,310g
収容人数:2名
問:ファイントラック
軽量化と高剛性を両立するためのアイデアが満載。
異なる径のポールの組み合わせでテント壁面を立ち上げてヘッドクリアランスを高めるなど、快適な居住空間を作り出す4シーズン対応モデル。極薄素材を採用しながら、高い強度を発揮するイザナステープを縫い合わせることで剛性感を向上させている。
プロモンテ/VB-22Z
¥63,800
最小重量:1,220g
収容人数:2名
問:エイチシーエス
前室も備えた2人用の軽量シングルウォール。
通気性も備えた防水透湿性素材エントラントを本体生地に採用し、雨天時にも快適な前室を備えたシングルウォールテント。定評あるクリップ型の吊り下げ式に加えて、ポール末端は簡素なスリーブ構造にするなどして、驚くほど素早く簡単に設営できる。
ヘリテイジ/クロスオーバードームf
¥45,650
最小重量:540g
収容人数:1名
問:ヘリテイジ
軽量化を突き詰めたシングルウォールシェルターの新定番。
徹底的に無駄を省いて、究極の軽さとコンパクトな収納を追求した自立式シェルター。室内空間は必要最低限であり、極薄素材と小径ポールを採用する。使い手を選ぶ仕様ながら、この圧倒的な軽さを活かせる人にはなによりの魅力になるはずだ。
ライペン/Eライズ
¥69,400(数量限定の試験販売)
最小重量:1,400g
収容人数:2名
問:アライテント
生まれ変わったシングルウォールテントの大定番。
長年にわたり定番モデルとして数多くの登山者に愛用されてきたシングルウォールテントが、通気性を備えた防水素材「エントラント」を採用して生まれ変わった。アライテント代表作「エアライズ」のオプションパーツがすべて共用できるところもうれしい。
モンベル/U.L.ドームシェルター1
¥39,600
最小重量:742g
収容人数:1 名
問:モンベル
驚異的な軽さと使い勝手を追求したシェルター。
ポールスリーブを排除し、室内の内側にテントポールを納めることで驚くほどの軽量化を果たしたシングルウォールシェルター。メッシュパネルにもなる出入り口の上側には庇が備わり、雨天時でも効率的な換気を促すことが可能になっている点も秀逸だ。
※この記事はPEAKS[2022年4月号 No.149]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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