山道具、どう収納する?日々の経験と工夫こそ収納上手への近道!みんなのパッキング術【クッカースタッキング編】
PEAKS 編集部
- 2023年02月27日
パッキングこそ十人十色。持っているギアが違えばベストなパッキングは変わってくるし、登山スタイルや容量にも左右されるだろう。では、どんなパッキングがアナタにとってベストですか?スタッフバッグの活用術、食材収納、クッカー収納など、こだわりのノウハウを聞いてみました!
編集・文◉PEAKS編集部
写真◉後藤武久、柏木ゆり
コーヒーからウイスキーまで、テント場タイムを楽しむアイテムがひと袋に!
フォトグラファー/飯坂 大さん
ヒマラヤ(GHT)での長い旅でも携行するクッカー、ケトルも収まりのよいトランギアのツンドラ3が気に入っている。10年前にアメリカ のREIで買ったMSRのバーナーとフォールダーカップは折りたたんでケトルの中に収納。箸やナイフなどの尖っているものは小分けの袋に。普段の山行から白米を炊き、コーヒーを淹れたりすることが多いので、 アイテムが多くてもかさばらないようコンパクトに。いつも同じ場所からすぐ取り出せるよう心がけています。
- メインの鍋はソロでも大きめでさまざまな調理に対応できるサイズ。夕食をしっかり楽しみたいときに
- ウイスキー専用スキットル
- シェラカップ
- 食事用の器
- 箸、スパチュラ、ナイフを入れた収納ケース
- コーヒーミル
- ウェットティッシュ
▲メインの鍋の中にスタッキング
- クッカーの中にスタッキングされていたヤカン。大きめサイズの鍋だからこそ、ヤカンをもスタッキングできてしまう。ヤカンは湯沸かし専用
- 鍋の専用リフターもヤカンの中にすっぽり
- ヤカンの中にスタッキングされていたバーナーヘッド
- カップももちろんヤカンにスタッキング
必要最低限のソロクッキング装備をコンパクトに収納!
登山YouTuber/かほさん
テント泊ではパッキングを効率よく行なうためにメスティンを持っていきます。四角いのでバックパックの中で収まりがよく、中にものを収納するときも丸型のクッカーよりも無駄なスペースが少ないと思います。料理が映えるので作っていてテンションも上がります!SOTOのウインドマスターは寒さと風に強いので場所を選ばず使えます。折りたたみのカップにはフタがついているので、持ち運んでいるときにホコリやゴミが入らないところがお気に入り!
▲▼収納袋でひとまとめになっていたクッカーとガスカートリッジ110缶
▲▼クッカーの中にはガスカートリッジ以外のすべてのクッキングツールをキレイに収納
- ガスカートリッジに取り付けるバーナーヘッドはコンパクトなものをチョイス
- カップは伸縮式のものなので、スタッキング時は平たく潰す
- 伸縮式の箸。短くすればクッカーに収まる
- ライター
- ナイフやワインオープナー、ハサミなどが付いたマルチツール
- キッチンペーパーを使う分だけチャック付きビニール袋に入れておく
※この記事はPEAKS[2021年6月号 No.139]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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