話題のトレランサンダル、Tevaの40周年記念モデル「アベントレイル」に注目!
PEAKS 編集部
- 2024年07月19日
1984年に世界で初めてストラップ付きスポーツサンダルを開発したTeva(テバ)は、その革新的なデザインと技術で長年にわたりアウトドア愛好家から支持を受けています。今年、テバは40周年を迎え、この記念すべき年に新たなトレイルランニングサンダル「AVENTRAIL(アベントレイル)」を発売。
この“トレイルランニングサンダル”、果たしてどのようなものなのでしょうか。そのポイントを解説します。
自然と一体化するためのデザインと技術
テバの哲学である「自然を楽しむ」を具現化したアベントレイル」は、サンダルの解放感とトレイルランニングにおいて求められる軽快さ・推進性を備えたモデル。未舗装路でもグリップするアウトソールと、見た目からも伝わる高いクッション性により、下り基調のトレイルを走っても高パフォーマンスを発揮します。
開発には「HOKA(ホカ)」の創業メンバーの一人であるジャン・リュック・ディアード(Jean-Luc Diard)が携わり、アウトドアサンダルの定番デザインとなっているWストラップにニットアッパーを組み合わせ、通気性と安定性を担保。前足部に内蔵したナイロンプレートとロッカーソールにより、反発力を活かした推進性も備えています。
最高のフィット感とクッション性
最大の特徴は、その革新的なデザインです。新たに開発されたWストラップにより足全体がしっかりとホールドされ、ニット素材のアッパーがストラップの締め付けを分散。ストラップは面ファスナーによりフィット感を自由に調整できるようになっています。
また、柔らかなエンジニアードニットアッパーは通気性に優れ、起伏の多い地形でも前足部の安定性を提供。この素材は長時間のランニングでも快適さを保ち、足の疲れを軽減してくれます。
ミッドソールには硬度の異なるHYPER-COMFテクノロジーを採用し、反発力とクッション性両立。フットベッドも兼ねるスーパークリティカルフォームが加重を分散させ、足裏の疲れを軽減させます。また、土踏まずより先の前足部にナイロンプレートを内蔵し、走行中のねじれを補正。この技術により地面からの衝撃を効果的に吸収し、足への負担を軽減しながら快適に走ることを可能にしています。
反発力を活かす形状
推進力を高めるロッカー形状で、着地時の衝撃とブレを補正するためにカカト部のミッドソールは若干長め。ヒールストライクでの着地時には屈曲して反発を生むヒールカウンターとなります。また、ホールド感を高めるためアキレス腱側にパッドが入り、高次元のフィットを体感できます。
優れたグリップ力と耐久性
アウトソールには耐久性とグリップ力に優れたオリジナルラバーが採用され、段階的にトラクションがかかるラグパターンを、軽量化を図りながらな配置。滑りやすい地形でも安心して走ることができます。さまざまな地形やシーンへの対応を想定したことで、“トレイルランニングサンダル”という新たなカテゴリーの扉を開きました。
アベントレイル
- ¥20,900
- サイズ:25.0〜29.0cm(メンズ)、22.0〜25.0cm(ウィメンズ)
- カラー:ブラック/チャコール、トータルイクリプス/グリーンスプラッシュ(メンズ)、マシュマロ/マリーゴールド、バーントオリーブ/ビビットバイオレット(ウィメンズ)
- 重量:約337g(メンズ27cm片足)、約280g(ウィメンズ24cm片足)
- ソールスペック:ドロップ6mm/ヒール33.5mm/フォアフット27.5mm(27cm)
世界的日本人ランナー・上田瑠偉氏の動画も公開
この新カテゴリーサンダルの国内キャンペーンビジュアルには、世界で活躍する上田瑠偉氏を起用。数々の成績を記録し、トップシーンで戦うアスリートによるコメントがその性能の高さを裏付けています。
最初に履いて走ったときの感想は、「想像以上に走りやすいな」と感じました。そもそもサンダルには安定感に欠け、高機能ではない、という前提が僕のなかにあったのですが、アベントレイルのフィット感やトレイルを走るためのミッドソールの構造、ラグの配置にサンダルに対する偏見が覆されました。
「自然を楽しむ」「トレイルを楽しむ」という商品コンセプトを伝えられるように色々なカットを撮りましたが、アベントレイルlを着用してトレイルを走ることそのものが、肩の力が抜けたラフさというか自由に遊んでいる感じがあって、僕が意識的に強調する表現をせずとも、自然を楽しみながらトレイルを走る喜びを表現できたと思って います。
今回のキャンペーン撮影を通じて、テバのブランドヒストリーや商品コンセプトを深く知ることができました。そのなかでも、山でのアクティビティを楽しむ者として「自然を楽しむ」というテバの哲学にはとても共感しました。
上田瑠偉氏の撮影の模様は動画でも公開されています。
15秒バージョン
新カテゴリーといえるトレイルランニングサンダル、今シーズンの幅広いアウトドアシーンで活用できそうです。
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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