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四角友里のにっぽん“食”名山#03「ネコノテパン工場」の個性派パン

春の訪れを感じる季節。冬のあいだは引きこもりがちだったけれど、そろそろ山歩きを再開しようかな? と思う一方、まだ体のウォーミングアップができてない! と不安な方は、旅した先で小さな山に出かけてみるのはいかがでしょうか。
“旅先の山歩き”の醍醐味といえば、思いもよらない景色やできごととの出逢い。今回は、広島の尾道で歩いた「パンの食名山」です。

出典:国土地理院の電子地形図25000『尾道』

「尾道三山」と呼ばれる千光寺、西國寺、浄土寺。古い歴史をもつそのお寺は、地図を見ると海に面した山に建てられ、それぞれの山には三角点もありました。そこで、古寺めぐりだけでなく、オプションとして三角点にもこだわった尾道歩きを計画しました。

まず一つ目の千光寺は、尾道水道も一望できる圧巻の眺め。奥の千光寺公園の八畳岩に埋められた三角点をなんとか見つけ、次の西國寺を目指す前にいったん街へと下りることに。どこをとっても映画セットのような町並みの階段を歩いていると、なんともうれしい標識を発見!

階段の手すりに「ネコノテパン工場」と矢印の描かれたブリキの標識がつけられているではないですか!!

▲石畳の道にはネコの足跡があちらこちらに

車の入れない、迷路のような坂道の途中にひっそりとたたずんでいたのは、空き家を改装して営業するパン屋さん。ドキドキと扉を開き、中に入ると店内は満員! ……というのも一人立つのがやっとの小さなスペースなんです。

▲給食の配膳で使うようなレトロなトレイに乗せて、小さな窓口から支払いをします

▲……うん! おいしい! 定番のメロンパンも、何個でも食べられそう。外の入店待ちの椅子が空いていたので、海と坂の街の風情をいっしょに味わいながらいただきました

まさに猫の額ほどのスペースに、20種ものパンと6種の焼き菓子が並べられていました。定番パンのほか、『木苺アンパン』、『ブルーチーズとハニーナッツのパイ』など個性的なアレンジがあっておいしい!
息をきらして上がる坂道の先に。路地の角を曲がったら。そこにはなにが待っているのだろう……そんな冒険そのものの尾道歩き。猫の足跡に導かれ、突如現れたネコノテパン工場の「おいしい」は、探検の末に探り当てた宝物のような、とっておきの味でした。

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「尾道」の地名は、「山の尾の道」に由来するといわれ、海岸線に沿って東西に山の尾根が伸びています。千光寺山(大宝山)、西國寺山(摩尼山)、浄土寺山(瑠璃山)に建立されたお寺をつなぐ尾道三山めぐりの道は、山道ではなく石畳の舗装路歩き。ロープウェイもあり、観光でも訪れやすい名所ですが、急な階段や細い道が続くので慎重に。また、三角点を見つけようとすると西國寺山では荒れた道を入ることもあり、わかりづらい個所もあるためご注意を。

映画や小説の舞台となり、文人たちにも愛されてきた懐かしい街並みが広がる尾道。歴史や文化、そしてこの街で暮らすひとの「生活」を感じるハイキングができます。

Data:ネコノテパン工場 
広島県尾道市東土堂街7-7 
TEL. 050-6864-4987
営業時間:10:00~夕暮れまで
休み:火曜日・水曜日
木苺アンパン150円 
https://pan.catnote.co.jp/

写真◎四角友里

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PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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