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四角友里のにっぽん“食”名山#04「黒百合ヒュッテのコケモモマフィン」

たくさんの魅力的な山小屋が集まり、何度でも通いたい山域・八ヶ岳。

しかしっ!! 食いしん坊の私にとって「1食1食をどこで食べるか」が悩ましいエリアでもあります。宿泊したい山小屋もたくさんあるのに、お昼やおやつまで抜かりなく……となると、どの時間帯にどの山小屋を通過するかがポイントなんです。 “一食入魂”の山の精神を叩き込んでくれたのは、この八ヶ岳かもしれません。

2011年、大好きな「黒百合ヒュッテ」の一部に”チョコレートリリー”(クロユリの英語名)というカフェが完成し、軽食メニューが豊富になったと聞いたときは、うれしくてたまりませんでした。

甘酸っぱい赤いコケモモを練り込んだ『コケモモマフィン』は、山小屋のご主人・米川岳樹さんの奥様の手作り。そこに、あつあつのコケモモソースをかけます! この「自分の手で」、「好きなタイミングで」ソースをかける、ちょっとしたライブ感もいいんです。

▲温めてだしてくださるので小麦粉の風味とコケモモの香りが引き立ちます。
お皿にはクロユリの刻印が。お皿はマツ、スプーンは栗の木材だそうです

このマフィンが私にとっての“食名山”である理由のひとつに、木の皿とスプーンの存在があります。これらは八ヶ岳の山麓に住む木工作家さんが地元の無垢材でひとつひとつ作っている黒百合ヒュッテだけのオリジナル。目と手、口から木のやさしい質感と温もりが伝わってきます。”食”の楽しみや美しさを際立たせるのは器といいますが、山小屋で木の器を目にすることは少ないですよね。山のなかに佇み、森に寄り添う黒百合ヒュッテらしさが、このヒトサラに滲み出ているように感じています。

▲黒百合ヒュッテで購入した、栗の木で作られたコップ『kuropp』も大切に使っています。長野県茅野市在住の、mavericさんの作品。使い込むほどに色が変化し、味わいが深くなります

▲軽食メニューのチョコレートマフィンやビーフシチューもおいしい

黒百合ヒュッテの「カフェ・チョコレートリリー」でひと休みしていると、お天気が悪くても、先を急いでいた山行であっても、こころから気負いがぬけていきます。ぜひ、みんなを幸せにしてくれる八ヶ岳のカフェへ立ち寄ってみてください。

標高2,400mのしらびその森のなかに建つ黒百合ヒュッテは、天狗岳登山や八ヶ岳縦走の登山者で一年を通じて賑わいます。唐沢鉱泉からは2時間、渋の湯からは2時間半の道のりで、そのほかにもさまざまなコースから歩くことができます。また黒百合ヒュッテから40分の中山展望台も眺めがすばらしく、しずかな山歩きが楽しめます。山小屋には薪ストーブやこたつもあり、かわいらしいカフェと昔ながらの山小屋の重厚な雰囲気とが共存している、すてきな空間。宿泊もおすすめです!

Data:黒百合ヒュッテ
TEL 0266-72-3613
営業期間:通年
コケモモマフィン500円
http://www.kuroyurihyutte.com/

写真◎小澤義人、加戸昭太郎(『山歩みち』より)

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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