タープテントおすすめ12選!簡単に設営できるワンタッチタープも紹介
FUNQスタッフ
- 2022年06月30日
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キャンプをする時に、ゆっくりくつろげるタープテント。タープテントの下にテーブルやチェアを置いて、食事や自然を満喫できるのはキャンプの特権です。
しかし、タープテントを持っていない人からすると、必要性や選び方など分からないことが多いでしょう。
そこでタープテントを初めて買う人に向けて、タープテントとは何か、選ぶ時のポイントなどを詳しく解説します。
- タープテントの解説
- NGポイントも含めた購入前、設営前の説明
- 使用人数別に商品を紹介
記事の最後にはタープ商品の解説もあるので、ぜひチェックしてみてください。
タープテントを知ろう
タープテントは屋根に骨組みのあるタープのことを指します。ロープを使って自立するタープに対し、4本の足を軸にして、骨組みを広げることで設営できるのがタープテントの特徴です。
ワンタッチで設営できるタープも、タープテントの1つに数えられます。ワンタッチタープテントとは、その名の通りワンタッチで簡単に組み立てられるタープです。
テントとの違いは空間があるかどうかです。テントが個室なのに対し、タープテントは開放的な空間となっています。
タープテントは屋根の骨組みが支柱と一体化しているので、設営がとても簡単です。骨組みを組み立てたら、後は屋根の布をかぶせるだけです。
部品が少ないので管理もしやすく、初心者キャンパーにもおすすめな商品です。ロープを張らないタイプなら、タープよりも狭い場所に設置できるのもメリット。固定していなければ、設置後に移動も可能。屋根に高さがあるので多人数でバーベキューも楽しめます。
キャンプ場の日差しから体を守るのに、屋根のあるタープテントは大切な役割を果たします。夏のキャンプでは熱中症のリスクを軽減しながら、安全なキャンプを楽しめますよ。
難点は、横からくる雨風や日差しを防げないことですが、サイドシートが付属している商品もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
屋根の骨組みまでワンセットのため、タープより重量がある場合が多いです。駐車場からキャンプ場まで近い場所を選ぶとよいでしょう。
注意点として、設営後に焚き火をすると、素材によっては火の粉が飛んで屋根のシートに穴が空いてしまう可能性があります。タープテントの下で火を扱う際は、充分に気をつけるようにしましょう。
タープテントを選ぶ上で重視するべきポイント
タープテントはさまざまな種類があるので、目的などを絞る必要があります。ここでは、要点別に重視すべきポイントをご紹介します。
使用人数
タープテントの大きさを決める際は、使用する人数を把握する必要があります。辺の長さが2mのものは3〜4人、50cm増えるごとに許容人数が1人ずつ増えていくと計算するのが良いでしょう。
大人数で使用する際は、タープテント同士が連結できるモデルがおすすめです。
素材
タープテントに付属する生地の種類は、化学繊維・テクニカルコットン(TC素材)・コットン(綿)の3種類があります。
化学繊維
ポリエステルやナイロンなどが多く、速乾性や耐水性にも優れているので、突然の雨でも安心です。PUコーティングされているものは、さらに防水性が高まるとされています。
化学繊維は扱いが簡単なので、タープテントがはじめて買う人にはおすすめ。ただし火に弱いので、焚き火は避けるようにしましょう。
テクニカルコットン(TC素材)
コットンと化学繊維(主にポリエステル)を混紡した生地のことです。化学繊維のメリットに加えて難燃性があるため、火を扱うキャンプに向いています。
コットン(綿)
難燃性タイプが多く、通気性が良いのですが、耐水性も低いです。
耐水性は1000mm以上のものを選んで、突然の雨に対応できるように備えてください。
重量
タープテントは簡単に設営できる反面、骨組みが多いので重量があります。少しでも軽くしたい場合は、骨組みの素材をチェックしましょう。
タープテントの骨組み素材は、主にアルミとスチールの2つ。強度を求める方におすすめなのはスチール製です。
スチール製は風雨に強いので、風が強いキャンプ上でも折れる心配はほぼありません。ただし、重量があるので持ち運び時間が長いと大変です。
アルミ製は軽量化されているものが多く、設営も簡単に行なえます。デメリットとしてはスチール製のものよりも高価な場合が多いので、予算を気にする必要があります。
また、屋根の素材は軽量な化学繊維のものを選ぶとよいでしょう。コットンは重量がある場合が多いので、軽量さを求める場合は避けてください。
付属品の有無
タープテントは付属品によって、さまざまな拡張性があります。ロープとペグが付属している場合は、地面に固定できるので、タープテントの強度が増します。
ペグを打つ場合はハンマーが必要になるので、付属品になかったら自分で用意するようにしましょう。
日差しを避けたいのなら、サイドシートが付属しているタイプを選んでください。虫を防ぐメッシュスクリーンタイプもおすすめです。
付属品が多くなれば管理や設営も大変になるので、本当に必要な機能かどうか取捨選択し、自分にとって最適なタープテントを選んでください。
遮光性
夏場や周りに木々がない場所でのキャンプで気になるのは遮光性です。生地の厚さ(デニール)や、加工などによってUVカット機能に優れた商品もあります。裏地にシルバーコーティングされたものなどは、遮光率が高いものが多いです。
購入、設営の際にチェックすべき注意点
タープテントを購入、設営する際に注意して欲しいポイントを説明します。適切にタープテントを選んで、安全に楽しみましょう。
耐久性があるか
タープテントを設営するキャンプ場は、雨風を受けやすい環境です。時には強風が吹いて壊れてしまう可能性もあります。
耐久性の高さを確認する場合、スチールなど丈夫な素材を使用しているかどうか、耐風性が高い構造をしているかどうかもチェックポイントです。
太陽の向きを確認
性能の良いテントを買ったとしても、日差しがタープテント内に入っては大変です。しっかりと太陽の向きを確認し、最適な影ができるようにレイアウトしてください。
太陽は東から西に移動するので、その動きも想定して設営しましょう。
風に煽られないよう固定
タープテントは自立式ですが、そのまま設営しただけでは風に弱い場合が多いです。
強風に対応するためにはロープとペグ打ちができるタイプを選択することが大切です。場所を取るので、指定のスペースからははみ出さないようにしましょう。
また、ペグが打てない場合はタープテント専用の重りが別売りしています。荷物がかさばりますが、省スペースで風対策ができるのでおすすめです。
また、屋根の布にベンチレーションがついているものを選ぶと、風の通り抜けが良くなり、転倒しにくくなります。
保護手袋をつける
タープテントは骨組みが多く、設営中に指を挟む恐れがあります。設営する際は保護手袋をして安全に組み立てましょう。
保護手袋は、グリップが効く耐切創手袋がおすすめです。軍手でも良いのですが、挟んでしまった時に怪我をする可能性があります。生地はなるべく厚手のものを選びましょう。
タープテントのおすすめモデル6選【3〜4人用】
タープテントはさまざまなメーカーから販売されています。ここでは3〜4人用の標準サイズでおすすめのタープテントをご紹介します。
【ロゴス】QセットBlackタープ
設営時間はたったの2分。骨組を広げ、屋根の布をかぶせるだけで完成します。組み立てに必要なネジや金具などの付属品もないので、管理も簡単です。
遮光率の高い黒色を屋根に採用。裏地に使われている特殊なPU加工のおかげで、遮光率100%、UVカット率90%以上の性能を実現しています。
強風が吹いたときには、内部のベンチレーションシステムが風を逃がしてくれます。支柱はロックボタンによって、3段階の高さに設定が可能。
フレームはしなりに強く、コーナーの金具は強度の高いメタルフレームを採用しています。屋根にランタンフックも取り付けられるので、夜のキャンプでも安心です。
- メーカー参考価格:29,800円
- サイズ:約270×270×230cm
- 重量:9.6kg
- 耐水圧:1,000mm
- 素材:ポリエステルオックスフォード、スチール
- 問い合わせ:ロゴス
【コールマン】 インスタントバイザーシェード
日光の透過を90%抑えてくれるので、温度上昇しにくい涼やかなタープテント。サイドトップにウォールがないので、突然の風にも強い構造となっています。
高さは2段階調節が可能。別売りのサイドシートを購入すれば横から入ってくる風雨や、日差しをさえぎることもできます。耐水圧は約3,000mmなので雨漏りもしにくいです。
- サイズ:約270×270×250cm
- 重量:約13kg
- 耐水圧:約3,000mm
- 素材:ポリエステルタフタ、スチール
- 問い合わせ:コールマン
【キャプテンスタッグ】 サンシェルター クイックシェード
簡単に組み立てられるワンタッチタープテントです。屋根の素材はポリエステルに、UVプロテクション加工をプラス。裏面には紫外線を99%カットしてくれるシルバーコーティングを採用しています。
屋根にベンチレーションシステムが付いているので、風をコントロールして突風にも強くなっています。生地は縫い目を隠すシームレス加工なので、雨漏り対策もバッチリです。
フレームは軽量なアルミを使っているので組み立て時も扱いやすく、サビに強いパウダーコーティングもされているので保管時も安心です。
サイドシートやメッシュカバーも別売りされているので、自分好みに拡張ができます。
- メーカー参考価格:37,400円
- サイズ:約250×250×257cm
- 重量:13kg
- 耐水圧:約1,000mm
- 素材: ポリエステル、アルミ
- 問い合わせ:キャプテンスタッグ
【マスターキャノピー】ワンタッチタープテント
10色の豊富なカラーから選べるタープテント。スチールはパウダーコーティングされているので防サビ性能があります。
生地は防水・退色防止・UVカットの3重構造となっています。PUコーティングされているので、耐水性にも優れています。ベンチレーションシステムによって通気性や耐風性も抜群です。
フレームに12ヶ月、その他の部分に6ヶ月の保証があるので、初期不良があっても安心。サイドシートが別売りされているので、ぜひ一緒にそろえましょう。
- サイズ:200×200×206cm
- 重量:約13kg
- 素材:ポリエステル、スチール
- 問い合わせ:マスターキャノピー(Amazon)
【モダンデコ】 タープテント
サイドシートやサイドテントなど拡張アイテムが豊富なタープテントです。風の力を受け流すベンチレーションシステム付き。
厚みのあるスチールフレームのおかげで頑丈な作りとなっています。屋根の生地は、高いUVカット機能に、裏面にはシルバーコーティングがされています。
- メーカー参考価格:8,999円
- サイズ:約250×250×236~256㎝
- 重量:約13kg
- 素材:ポリエステル、スチール
- 問い合わせ:モダンデコ
【ABCCANOPY】ワンタッチタープテント
センターロックシステムによって、速やかに設置ができるワンタッチタープテント。紫外線を防ぐ生地によって、UVカット率99.99%を実現。
キャスター付きの収納バッグによって持ち運びも簡単です。高さを3段階変えられるのも魅力。別売りのサイドシートも用意しておくと、日差し対策になります。
- サイズ:250×250×249 cm
- 重量:約21kg
- 素材:ポリエステル、スチール
- 問い合わせ:ABCCANOPY(Amazon)
タープテントのおすすめモデル6選【5〜7人用】
人数が多めの5〜7名用のタープテントはパーティーにぴったりのサイズです。特徴やタイプ別に解説するので、ぜひ参考にしてください。
【コールマン】 パーティーシェードライト
フレームに軽量なアルミを採用しているので、取り扱いも簡単なタープテントです。天井を広げるアーチフレーム構造によって、タープテント内も広々としています。
高さは2段階調節ができる仕様。ベントレーションシステムが付いているので、風が強い日でも安心です。
- メーカー参考価格:35,970円
- サイズ:約360×360×265cm
- 重量:約13kg
- 耐水圧:約1,000mm
- 素材:ポリエステル、アルミ、スチール
- 問い合わせ:コールマン
【FIELDOOR】タープテント センターロック
センターロックシステムによってワンタッチで設営できるタープテント。
タープを広げてセンターロックを持ち上げるだけで、初心者でも簡単に設営が出来ます。撤収作業もロックを解除して畳むだけなので、時間を大幅に節約できます。
支柱は強度のあるスチール製を採用。屋根にはベンチレーションシステムを装備。縫い目を覆うシームレス加工によって、雨漏りを抑えます。
生地の裏面にはシルバーコーティングがされているので、紫外線や暑さ対策もバッチリです。4面にサイドシートを張れるので、差し込む日差しを効率的にカットできます。
- サイズ: 約300×300×176cm
- 重量:約15kg
- 耐水圧:2.000mm
- 素材:ポリエステル、スチール
- 問い合わせ:FIELDOOR
【キャプテンスタッグ】ヘキサゴンポータブルタープ
約5.5畳の広々とした空間でキャンプを楽しめるタープテント。ベンチレーションシステムによって優れたエアーコントロールを発揮してくれます。
プッシュボタン式の3段階調節が可能な支柱で、空間の調節も簡単です。フレームのベースプレートには、ペグ打ち用の穴が空いているので、突風や転倒対策にもなります。
屋根部分には、タープテントを固定するロープ用のDリングも装着。シームレス加工で雨漏りの侵入も防ぎます。
- メーカー参考価格:55,000円
- サイズ:380×320×280cm
- 重量:17.5kg
- 耐水圧:1,000mm
- 素材:ポリエステル、スチール
- 問い合わせ:キャプテンスタッグ
【タンスのゲン】エンドレスベース
豊富な知識を持ったキャンプインストラクターが監修したタープテントです。2way仕様のサイドシートによって、空間を調節しながら日差しを避けられます。
屋根部分はフック式で取り付けられるので、設営が簡単なうえに、風の影響も受けにくくなっています。
シルバーコーティングによってタープテント内を涼しくし、紫外線からも守ってくれます。自立式のベンチレーションによって風で倒れにくい構造にもなっています。
生地の引っ張り強度検査も、合格基準の2倍である事が証明済み。
- メーカー参考価格:11,800円
- サイズ:300×300×256cm
- 重量:約15.5kg
- 耐水圧:2,300mm
- 素材:ポリエステル、スチール
- 問い合わせ:タンスのゲン
【マスターキャノピー】ワンタッチ タープテントサイドシートセット
150デニールの高密度生地のおかげで、高い耐水性があります。裏地にはシルバーコーティングがされているので、強い日差しから体を守ってくれます。
ワンタッチ式なので、短時間で設営と撤収ができるでしょう。支柱についている安全ボタンを使えば、屋根の高さを3段階変えられます。
持ち運び用のバッグはキャスター付きなので運搬も簡単です。四方にメッシュスクリーンがついているので、虫が多いキャンプ場でも快適に過ごせます。
- サイズ:300×300×283cm
- 重量:約17kg
- 素材:ポリエステル、スチール
- 問い合わせ:マスターキャノピー(Amazon)
【ABCCANOPY】 ワンタッチタープテント
エレガントな雰囲気があるタープテントです。メッシュサイドシートを装着することで、虫の侵入を防ぐことができます。
屋根の生地が骨組みより大きくなるように設計されているので、日差し避け効果も抜群です。排水穴によって水が溜まるのを防ぎ、生地の寿命を伸ばします。
- サイズ:396× 396 × 271 cm
- 重量:約24kg
- 素材:ポリエステル、スチール
キャンプには通常のタープもおすすめ!
タープテントの仲間であるタープも、キャンプでは定番アイテムとなっています。タープテントよりも骨組みが少ないので、軽量のものが多いのも特徴です。
おすすめのタープと張り方の基本を紹介
キャンプに適しているおすすめのタープや、張り方の説明をしている記事をご紹介します。写真つきで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ソロキャンプにおすすめのタープ
ソロキャンプはコンパクトさが大切です。商品の中でもソロキャンパー向けのものを詳しく解説した記事があるので、ぜひ読んでみてください。
タープテントを使ってキャンプを快適に過ごそう!
多人数で楽しめるタープテントの選び方や、おすすめの商品をご紹介しました。
- タープテントを選ぶ際は素材をチェックしましょう
- 耐水性の高い商品が多いのはコールマン
- 大人数でワンタッチ式ならFIELDOOR
タープテントは初心者でも組み立てやすいものが多く、素材や構造もさまざまなので、自分のレベルに合わせて選べます。バーベキューなどを快適にしてくれるタープテントを手に入れて、大切な時間を過ごしてください。
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