キャンプに湯たんぽを持って行こう!じつは冬も夏も使える便利アイテムです
FUNQスタッフ
- 2022年06月30日
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寒い時期のキャンプは空気が澄んでいて星が綺麗、そして焚き火で暖をとる時間が幸せな季節。でも焚き火だけでは防寒対策は不十分。「ストーブや電気毛布を使う」「ウェアを着込んで暖かいシュラフに包まる」など様々な方法がありますが、コンパクトで持ち運びも便利な『湯たんぽ』を取り入れてみてはいかがでしょうか。
湯たんぽは「電源が無くても使用できる」「ストーブの様に火を使わないので安全性が高い」という面から多くのキャンパーに人気の道具です。さらに、夏には氷を入れたり冷水を入れるなどして、氷のうとしての使い方も!
ここではキャンプの強い味方である湯たんぽの魅力と、使用する時の注意点を解説。また、おすすめの湯たんぽも紹介します。湯たんぽのメリットを知って快適なキャンプを楽しんでください!
キャンプに持っていきたいおすすめ湯たんぽ10選
まずは、おすすめの湯たんぽを10選を紹介。手軽につかえるものから充電式のものまで様々な湯たんぽを集めました。ぜひ参考にしてください。
ロゴス/湯たんぽ どこでもソフト湯たんぽ
ウェットスーツの生地を使用しているので柔らかく抱き心地が良いのが特長で、寝るときにシュラフの中で抱いて寝るとじんわりと暖かくてリラックスできます。
容量は1Lと少なくゴム製なので、コンパクトにしまうことができて荷物を減らしたい方に使ってほしい一品です。
- メーカー参考価格:7,800円
- サイズ:約23×16×8cm
- 総重量:約160g
- 主素材:本体/クロロプレンゴム、ナイロンジャージ、キャップ/ABS樹脂、キャップ受け/PET
- 容量:約1L
チャムス(CHUMS)/チャムスユタンポ
アメリカの人気ブランドであるチャムスのゴム製湯たんぽです。継ぎ目のない一体成型製法でとても丈夫に作られていて、馴染みの良い柔らかさのある肌触りが魅力。容量はしっかりと2L入るので使い勝手は抜群です!
適応温度が-20ºC〜90ºCなのでキンキンに冷やして氷枕などにも利用可能です。
- メーカー参考価格:4,950円
- サイズ:約H37 x W21cm
- 素材:ボトル/PVC、キャップ/ポリプロピレン、カバー・断熱材/ポリエステル
- ボトル容量:約2L
マルカ/湯たんぽ Aエース
湯たんぽではお馴染みの【マルカ】。マルカの湯たんぽの特長は表面積を少しでも広くするために表面に波形がつけられており、波形をつけることにより暖房面積を広くしています。
さらにマルカの湯たんぽは内部に支柱が入っており、温度が下がった時に湯たんぽが凹みにくい様に設計されています。直火も大丈夫なので、水を注いでそのまま温めることが可能です。
- メーカー参考価格:3,190円
- サイズ:約W29.5×D21.6×H7.4cm
- トタン板厚:約0.5mm
- 本体重量:0.61kg
- 素材・材質:本体/溶融亜鉛メッキ鋼板、口金/しんちゅう、パッキン/合成ゴム
- 容量:約2.5L
マルカ/湯たんぽ 純銅 2.2L
熱伝導率が高い純銅製の湯たんぽです。大口径のキャップでお湯を入れるのも簡単で、氷もラクラク入るので夏場には氷のうとしても使用可能です。
直火で温められるのでお湯の入れ替えも不要。冷めてキャップが固くなってもキャップ中央のピンを引くとエアーが抜けてスムーズに開ける事が出来ます。
純銅製でコスパが悪いのがネックになりますが、他人と差をつけたい方におすすめします。
- サイズ:約 幅21.6×奥行29.5×高さ7.4cm
- 重量:約0.61kg
- 素材・材質:本体/純銅(表面クリアトップコート仕上げ)、口金/しんちゅう、パッキン/合成ゴム
- 容量:約2.5L
土井金属化成/トタン 湯たんぽ miniまる 1.2L
ヤカン一杯分ほどの少量タイプでコンパクトで軽量、丸い形が可愛らしい湯たんぽです。トタン製の湯たんぽなので直火で温められるのも便利。
カラーバリエーションも黄色・ピンク・青と豊富な種類があり、湯たんぽもオシャレしたい女性などにおすすめです!
- メーカー参考価格:2,330円
- サイズ:直径205×高さ64mm
- 質量:490g
- 材質:本体/亜鉛メッキ鉄板、口金/真鍮、パッキン/合成ゴム、湯たんぽ袋/ポリエスル
- 容量:1.2L
クロッツ/やわらか湯たんぽ 座布団タイプ
座布団タイプの湯たんぽはキャンプ用のチェアに相性抜群です!ウェットスーツの生地で作られていてカバーをしなくても、低温火傷しにくいよう設計されています。
テントの中で座布団の代わりにも使えるので便利です。立ち上がりが付いているので腰回りを冷やしたくない女性にも良いですよおすすめ。他にも肩用や足用など珍しい湯たんぽがを販売されています。
- メーカー参考価格:11,550円
- サイズ:約52×35×3cm
- 重さ:約600g
- 素材:本体/クロロプレンゴム・ナイロン・PET、キャップ/ABS
- 容量:約2.0L
タンゲ化学工業/呼吸する湯たんぽ 2.6L
お湯漏れを防ぐ一体成型の湯たんぽで、「呼吸する」という技術が特長です。空気圧を調整するため、中のお湯が少なくなったり、冷めたりしても変形することがないので壊れるにくくお湯漏れの心配が少ないです。
縦に自立するので蓋を開けて立てておけば、お湯を流すのも簡単です。
- サイズ:約280X230XH110mm
- 容量:2.6L
【TONGMO】お湯入れ ゆたんぽ
見た目もかわいい湯たんぽを探しているなら、TONGMOのカバー付き湯たんぽはいかがでしょうか。カバーにはかわいい刺繍が施され、電気不要の防寒グッズとして活用できます。
湯たんぽの耐熱温度は120℃まで大丈夫なので、寒い季節にも温まることができます。キャンプなどに持っていくだけでなく、家庭で使用する際にもちょうどよいサイズ感で、人気のソフト湯たんぽです。
- 容量:850ml
- サイズ:36×11cm
- 耐熱温度:120℃
- 耐冷温度:20℃
Pousutong/充電式 電気湯たんぽ
お湯が必要ない充電式の湯たんぽ。8〜12分程度で充電が完了し6〜7時間温かさが持続し、シュラフの中であれば一度の充電で最大10時間まで温かいままです!
電化製品なので、落としたり上に座ったり圧力をかけ過ぎると壊れてしまうので取り扱いには気をつけましょう。充電完了後すぐに放熱するので、電源があるサイトで使用してください。
- サイズ:約26.5 x 19.9 x 12.4 cm
- 重さ:約1.54 Kg
【ロゴス】野電 あったかパッド
充電式の湯たんぽで、ライトの代わりにも使える優れものです。一回の充電で発熱時間が4.5時間あり、スイッチでon/offできるので使いたい時だけ発熱させられます。ライト機能もあり夜間にテントの中を優しく照らします。
USB出力ポートがあるためのでスマホの充電なども可能でマルチに活躍する湯たんぽです。
- メーカー参考価格:5,190円
- サイズ:幅24cm×奥行14cm×高さ3.7cm
- 重さ:約410g
- 電源:リチウムイオン蓄電池
- 発熱時間:約4.5時間
- 発熱温度:最大約45℃
- 点灯時間:約25時間
冬キャンプや冷えるときに使いたい湯たんぽ
綺麗な星空を眺めながら焚き火で温まるのが冬キャンプの醍醐味。しかし、焚き火をつけたまま寝るのは大変危険です。ストーブを使う方も多いと思いますが、テント内で使用する場合は一酸化炭素中毒に気をつけて、換気などを徹底しなければならず荷物も増えてしまい手軽に使えるとは言い難いです。
しかし、持ち運びも簡単な湯たんぽなら、お湯を入れるだけで暖まる事ができ、肌や空気が乾燥することもなく、じんわりと体の芯から温めてくれるので、女性や冷え性の方におすすめです!
以下では湯たんぽの種類や使い方・注意点を紹介していきます。
まずは湯たんぽの種類をチェック
湯たんぽの素材には、「金属」「プラスチック」「ゴム」が主に使われており、他にも陶器・特殊素材・充電式など多くの種類があります。
素材による特長は以下の3つです。
- 金属製
- プラスチック製
- ゴム
注意点を含め、それぞれ解説します。
金属製
金属製の湯たんぽは熱伝導率が高いので、温まりやすく保温性に優れています。すぐに温まるメリットと同時に高温になるので素手などでの取り扱いには注意が必要です。
使われている金属製の種類は「トタン」「ブリキ」「銅」「ステンレス」と多岐に渡りますが、キャンプで使用するなら直火で使えるトタンやブリキがおすすめです。
ただし直火で使う際は本体がかなり高温になり、煤が付いたり、錆びやすくなるデメリットもあるので注意しましょう。
プラスチック製
プラスチック製の湯たんぽはとても軽量で持ち運びしやすく、価格も比較的手頃なものが多いので使っている方が多い印象です。
金属製と違い保温性は高くないので長時間の使用する場合は、再度お湯を沸かし中身を入れ替える必要があります。火傷するほど熱くはないので使い勝手は良いですが、睡眠時には低温火傷に注意して使いましょう。
ダイソーやニトリなどにも置いてあり、直ぐに買いに行けて家でも手軽に使えるのも使用者の多い理由です。
ゴム製
ゴム製の湯たんぽは柔らかい手触りでシュラフなどの中に入れて使用しても違和感が少なく、火傷の心配もほとんどなく使い勝手がいいのが特長です。
プラスチック製と同様で保温性は金属製には劣るので、真冬のキャンプでは温かさが物足りない場合もあります。ゴム製もお湯を入れるだけで使えるのでキャンプ以外でも使えて便利です。
中身を抜いていれば折りたたんで持ち運びができるので、荷物を減らしたい方やコンパクトに収めたい方におすすめです。
キャンプでの湯たんぽの使い方
キャンプで効果的な湯たんぽの使い方は3つです。
- シュラフの中に入れる
- ブランケットの中に入れる
- 簡易的なコタツの様に使う
それぞれ説明します。上記3つの使い方が効果的です。
シュラフの中に入れる
冬用のシュラフを使っていても、いざ寝ようとシュラフに入ってみると全然暖かくなく「寒い……」と感じてしまいます。
寝る10分ほど前からシュラフの中に湯たんぽを入れておけば、シュラフの中はポカポカと暖かくなってすぐに眠る事ができるでしょう。
シュラフに入った後は腰やお腹辺りに湯たんぽを置いておけば体の芯から暖かくなってきます。常にずっと同じところに当てていると低温火傷になるので注意が必要です。
ブランケットの中に入れる
冬キャンプの醍醐味は焚き火を眺めている時間ではないでしょうか。
座り心地の良いアウトドアチェアに座ってコーヒーでも飲みながらボーッと焚き火を眺めている時、湯たんぽを膝の上に置いてブランケットを掛けておけば足元がポカポカでリラックスできます。
焚き火と湯たんぽの温もりで冬の寒さも忘れるほど心地いい時間を過ごせますよ!
簡易的なコタツのように使う
テントの中でテーブルの下に湯たんぽを置き、上からブランケットやシュラフを被せれば簡易的なコタツの出来上がりです!
テントの中でストーブを使いたくない時や、ゆっくりしたい時におすすめです。2人以上で使う場合は湯たんぽも2つ用意した方が効率よく暖を取る事ができます。
キャンプで湯たんぽを使う時の注意点
湯たんぽを使う上で1番注意しなければならないのは低温火傷です。
低温火傷とは、44°C〜55°C前後の物に皮膚が直接数分から数十分触れ続ける事でおこる火傷の症状です。就寝時になどによく起こる火傷で数時間かけて発症する事が多いですが、50°C以上の高温になるとわずか数分で火傷するケースもあります。
シュラフに入れて寝るときは、なるべく体に触れない足元などに置いて、湯たんぽ専用のカバーをして上からバスタオルなどを巻いていれば低温火傷のリスクを減らせます。
湯たんぽが長持ちするワザとは
夜寝る前にお湯を入れても朝方になると冷めてしまって寒くて目が覚めたりしませんか?そんなとき、わざわざ起きてお湯を沸かし直すのはとても面倒ですよね。
ここで湯たんぽを長持ちさせるワザを2つ紹介します。
保温する
1番簡単な方法は湯たんぽにタオルなどを重ね掛けして、ゆっくりと熱を引き出す様にすれば朝方でもほんのり温かいままお湯が残っています。
ゆっくりと中のお湯の温度が下がっていくので、状態を見て巻いているタオルを減らしていけば1番ベストです。そのまま洗顔などに流用する事も出来るのでおすすめの方法です。
片栗粉を混ぜる
そしてもう一つ紹介したい方法が、湯たんぽのお湯の中に片栗粉を混ぜる方法です。
片栗粉を混ぜることで、湯たんぽの中のお湯の流動性を下げる事で熱が外に逃げにくくなり長時間温かいまま使用できます。料理などに使う「あんかけ」が冷めにくいのと同じ原理です。
この方法を使うと湯たんぽのお湯を洗顔に流用できなくなり湯たんぽの洗浄も少し大変ですが、簡単に温かさを長持ちさせる事ができます。
冬キャンプだけじゃない!湯たんぽは夏にも使えます
湯たんぽという名前からお湯を入れて温まるだけの道具だと思い込みがちですが、夏には氷を入れたり冷水を入れるなどして、氷のうとしての使い方もあります。
氷を入れるときはなるべく大口径のキャップの湯たんぽを選んでおかないと、氷が入らない場合もあるので注意しておきましょう。
暑い夏のキャンプでも水枕として涼しく快適に使う事ができるので、年中使える優れものですね!
キャンプで湯たんぽ代わりになる身近なアイテムって?
わざわざ湯たんぽを持っていきたくない!身近なもので代用できないの?という人には、湯たんぽの代わりにペットボトルにお湯を入れて簡易的な湯たんぽを作ること事もできます。
普通のペットボトルは熱で変形してしまうので、熱湯対応のペットボトルを使うか、少し冷ましたお湯を入れるようにしてください。
直火にかけられる水筒なども簡易的な湯たんぽとして代用する事ができます。某キャンプ芸人さんも紹介されていて実用性は抜群です!
湯たんぽを使ってキャンプを快適に
冬には冬ならではのキャンプの醍醐味が多くあります。防寒対策を怠っていると、寒すぎて楽しめなかったり具合を悪くして嫌な思い出になってしまうかもしれません。
湯たんぽならストーブの様に取り扱いの注意も少なく、荷物もコンパクトになり空気や肌を乾燥させにくいので、女性のキャンパーにとてもおすすめです!もちろん夏には氷をいれて快適に過ごすこともできます。
ぜひ安全で快適なキャンプのお供に湯たんぽを持って行ってくださいね!
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