
女子キャンプに最適な服装とは?おすすめコーデ12選【季節別】

FUNQスタッフ
- 2022年06月28日
INDEX
日常から解放され、自然を満喫できるキャンプ。キャンプを心から楽しむためにも、服装にはこだわりたいですよね。しかし、女子キャンプの定番コーデや、おしゃれな着こなしがわからないといった女性は多いのではないでしょうか。
今回は女子キャンプの服装を楽しみたい皆様へ向けて、キャンプに適した可愛らしいコーディネイトを項目別にご紹介します!
- 利便性を重視した服装選び
- 避けてほしいNGポイント
最後には、参考にしたい季節別コーディネイト集もあります!ぜひ最後までご覧くださいね。
キャンプの服装で必須なポイント
女子キャンプを安全に楽しむためには、最低限抑えてほしいポイントが何点かあります。見た目だけではなく機能性を重視しつつ、キャンプコーデを組むことが大切ですよ!
動きやすい服装
キャンプでは、色々な場所に荷物を運んだり、テントを張ったりする作業があるので、動きやすい服装をすることが大切です。素材は生地の伸びが良いストレッチ性のあるものがおすすめ。
石が大きく足場が不安定なキャンプ場も多いので、靴はスニーカーなどの履き慣れたものを履いていきましょう。
サンダルを持っていく場合は、小石やゴミが入らないように、つま先が覆われたものをチョイスしてください。または、靴下とサンダルを組み合わせると小石などが入るのを防ぐことができます。
虫対策
春から夏にかけて、森や山の中のキャンプ場はとても虫が多いです。虫除けスプレーも効果的ですが、虫刺され対策には肌を出さない服装も大切。特にマダニは刺されてしまうと大変なので、足や腕を露出しすぎないことも意識しましょう。
対策としては、アームカバーの着用や長袖の上着を羽織り、虫が肌に直接触れないようにしましょう。防虫効果のあるアームカバーなどもあるので、虫嫌いの方は要チェックです。
虫除け対策はこちらの記事もどうぞ!
重ね着を意識
キャンプ場は気温の低い場所や、風が強い場所が多いので、重ね着が便利です。山の中にあるキャンプ場は、気候や気温が変化しやすいので、夏でも長袖の上着を持っていきましょう。
冬のキャンプでは重ね着をすることで、空気の層を作り出し、体を効率良く保温できるようになります。暖かい素材を使ったベストを着るのも、女子キャンプコーディネイトにおすすめです。
難燃素材
調理や夜の焚き火など、火を取り扱うことが多いキャンプでは、引火しにくい難燃性の服を身につけると安心です。
レーヨン・キュプラ・綿素材、ふわふわの起毛素材は引火しやすいとされています。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維も、火の粉が飛ぶと溶けて穴が空いてしまいます。
難燃性の素材でおすすめなものは「ウール素材」です。ウールは燃えた際にニオイがするので、引火に気づきやすく、火元から離すと消火しやすい特長を持っています。
最近では難燃素材のアイテムも多く販売されているので、キャンプで火を起こす際には、ぜひ使用してくださいね。
速乾性・通気性の良い服
キャンプは夏季を中心に、たくさん汗をかきます。速乾性・通気性が悪い服装のままだと、汗冷えをしてしまい、低体温症になる可能性もあります。
速乾性・通気性の良い素材は、ポリエステルなど化学繊維が使われているものです。化学繊維と消臭効果のあるウール混紡の物を選べば、ニオイ対策にもなります。逆に速乾性が良くない素材は綿です。どうしても綿を着ていきたい場合は、速乾性が高くなる加工がされた綿素材を使用した物を選びましょう。
汗による不快感や、汗染みなども防げるので、素材選びではぜひチェックして欲しいポイントです。快適な素材を選んで、女子キャンプをノーストレスで楽しみましょう!
キャンプ初心者は要注意!NGパターン例
キャンプに適していない服装もいくつかあります。キャンプを楽しむためにも、事故や怪我などが起きやすい服装は避けるようにしてください。
肌の露出が多い
キャンプ場は日照りを避ける場所が少ないので、肌を露出したままだと紫外線によって日焼けをしてしまいます。日焼けはシミの原因にもなり、免疫力を低下させる恐れがあります。
UVカット機能がある服も販売されているので、紫外線の強い季節や場所に行く際はチェックしておきましょう。
また、人を刺す危険な虫から肌を守る効果もあるので、肌はなるべく露出させずに、夏でも通気性の良い長袖の服装をするようにしましょう。
歩きにくい靴
キャンプ場によっては滑りやすい場所や、石がたくさんある不安定な場所があります。ヒールの高い靴などを履いていくと、転倒によって怪我をする場合も。
また、キャンプのために新しい靴を買った場合は、使う前に試し履きは必須。試し履きをしないと、靴ずれをしてしまう可能性があります。
女子キャンプでは、事故や怪我のリスクを減らすために、スポーツなどにも対応している靴がおすすめです!
裾や袖が長い服
サイズの合っていない服装でキャンプを行うと、作業中に裾を踏んでつまづいてしまったり、袖から火が引火してしまう可能性があります。裾や袖は適切なサイズの物を選びましょう。
オーバーサイズの服を着たい場合は、袖をまくりやすい服を選ぶのがコツです。
コーデを組む前にチェック!万能アイテムを紹介
ここでは、持っていると便利なファッションアイテムをご紹介します。コーディネイトのアクセントにもなる優れものなので、万能なアイテムをぜひ取り入れてみてくださいね。
帽子
帽子は、日差しの強いアウトドアシーンにて、紫外線から頭部を保護してくれます。おすすめの素材は、保湿性のある綿・撥水性のあるナイロン・保温力のあるフリースです。季節や天候などによって使い分けましょう。
ツバの形はキャップ型やハット型などがあるので、服装に合わせて形を選んでください。ハット形は首の後ろも保護してくれるので、日差しの強い日にぴったりです。
紫外線カットの効果以外にも、帽子はファッションアイテムとしても優秀。肌なじみの良いカラーを選択して、ワンポイントとしてコーディネイトに取り入れてみましょう。
レギンス
レギンス、もしくはタイツなどは、人を刺す虫や紫外線などから足を保護してくれる役割があります。キュロットやスカートなどと組み合わせることで、足が細く見える効果も期待できますよ。
定番のブラックやベーシックなカラー、柄物もあるので、アウトドアファッションの要にもなってくれます。
ボディバッグ
細かい道具や、貴重品などを持ち歩くことになるキャンプでは、物を入れられるコンパクトなボディバッグが役に立ちます。防水のボディバッグなどを選べば、水場があるキャンプ場でも安心です。
ボディバッグの他にも、ウエストポーチやサコッシュなども、キャンプの服装に合うのでおすすめ。タウンユースにも使えるので、女子ファッションにこだわる人ならぜひ持っていて欲しいアイテムです。
フリース
寒い冬場や山の中のキャンプ場で役に立つフリース素材のアイテム。体を温めてくれるので、女子コーデの中間着としても便利です。
ポリエステルなどの化学繊維が主体なので、濡れてもすぐに乾きます。メーカーによっては、防風機能をつけた物や、アクティブな動きに対応できるストレッチ性のある物まで幅広く展開しています。
薄手~厚手のフリースなど、生地の厚さがさまざまなので、服装や気候に合わせて選んでください。
レインコート
キャンプ中に突然雨が降ったとき、体が濡れるのを防ぐレインコート。防風効果もあるので、風が強いときの服装としてもおすすめです。
最近ではおしゃれなレインコートが、アウトドアメーカーを中心に発売されているので、女子コーデに取り入れやすくなっていますよ!
【春夏】お手本女子キャンプコーデ6選!
キャンプ初心者にも分かりやすいように、おしゃれなキャンプコーデを紹介します。おしゃれ上級者のキャンパーさんを参考に、自分好みの服装・アイテムを見つけましょう!
春
■シーズンカラーを取り入れたフェミニンコーデ

春らしいピンク色のトップスに、淡いカラーのサロペットを合わせたコーデ。サロペットはアクティブなキャンプにぴったりのアイテムです。
パステルカラーの組み合わせで、かわいらしく春感がアップします。街中で見ても違和感のないコーデが、おしゃれ度アップの秘訣です。
■トレンドのボーダーTシャツを取り入れた春コーデ

オリーブカラーのオーバーオールに、ボーダーシャツを組み合わせたボーイッシュコーデ。キャンプ映え間違いなしのオーバーオールは、遊び心満載のトレンドアイテムです。
■女性らしさが漂うボーイッシュコーデ

五分袖Tシャツにミリタリーベストでボーイッシュにまとめつつ、白コットンのスカートでフェミニンな雰囲気をかもしだしてくれるコーデ。
女性らしさを大切にしつつ、アクティブなアウトドアにも合う春らしいファッションです。
夏
■ロンTを組み合わせてメンズライクコーデ

シルエットを隠してくれるオーバーサイズロングTシャツに、シンプルデザインを組み合わせ、スポーティな印象にかわいさをプラスしてくれます。
ノースフェイスの帽子に、クリアカラーの眼鏡がアクセント。チェックのシャツを肩がけし、アクセントコーデも可能です。
■利便性バツグン!キャンプベストコーデ

ブラックとホワイトでまとめられたコーデは、すっきりとした印象がありますね。キャンプベストにはポケットがたくさんついているため、ギアを収納することが可能。一気にキャンパーらしさが出るアイテムなので、この機会に手に入れることをおすすめします!
■ビッグTでオーバーシルエットコーデ

落ち着いたオレンジカラーの無地ビッグTシャツに、黒デニムで落ち着いたファッションにまとめています。
オーバーシルエットなので、体型隠し効果もあり、スタイル重視の方にもおすすめ。
【秋冬】お手本女子キャンプコーデ6選!
寒さ対策をしながらも、おしゃれを楽しみたい方必見!ボアアイテムやニット帽など、積極的にコーデに組み込んでいきたいですね。
秋
■ベストが決め手!柔らか大人コーデ

白の無地のTシャツと、ブラウンのボトムスとの組み合わせに、暖かいベストがキャンプ場に合うコーデ。ボトムスとベストを同じ明るさの色でそろえているので、まとまり感がアップしています。
シンプルな素材選びが、垢抜けた大人のカジュアルコーデを作ってくれています。ゆったりとした白Tシャツのおかげで、かわいらしさもプラス。
■ホワイトカラーでまとめた上品コーデ

清潔感のあるホワイトをトップスとボトムスに使用し、ジャケットのカラーで一気に全体を引き締めてくれるコーデ。
ホワイトカラーの組み合わせでも飽きがこない、白いTシャツ+サロペットの組み合わせで女子らしい甘い印象をもたらしてくれます。ハリ感とマットな質感が組み合わさったジャケットが、クールすぎないデザインでとても良いですね!
■ユニセックスアイテムでアクティブコーデ

男性も着れるユニセックスのトレーナーを軸に、黒のパンツで落ち着いた雰囲気に仕上げたコーデ。
暖かさや動きやすさを重視しながらも統一感のあるコーディネイト、まさに女子キャンプにぴったりなアイテムの組み合わせですね!
冬
■ブラックカラーで印象をまとめるふわもこコーデ

黒をトップの中心に持ってきているのに、重さを感じさせない甘辛コーデ。フライトキャップは大人かわいいをプラスしてくれる上品アイテムです。日差しや、寒さ対策にもなるのがうれしいですよね。
オーバーシルエットのフリース調のトップスに明るいスカートを組み合わせているため、やさしい雰囲気にまとめられていて可愛らしいスタイリングになっています。
■クールなジャケットが輝くレイヤリングコーデ

寒さ対策バッチリの重ね着コーデで、冬でも暖かく過ごせます。もこもこの厚手のマフラーは可愛らしさもありながら防寒性にも優れているため、冬キャンプには欠かせませんね。
フリースの上にジャケットを着ることで、キャンプに似合うボーイッシュな印象をもたらしてくれます。ボアのついたパイロットハットが冬らしさを出していてグッド!
■ゆるボアコーデであったかコーデ

暖かいボア素材でまとめて、女の子らしさと寒さ対策を兼ねた冬キャンプコーデ。ボトムスは大人の女性らしい印象がある、細めのデニムパンツでまとめています。
柔らかい色使いのため、ふんわりとした印象がありますね!落ち葉の色と合っていて、キャンプ場に馴染んだ可愛らしいコーディネイトになっています。
お気に入りの服装でおしゃれにキャンプを楽しもう!
今回は、キャンプ初心者でも楽しめるように、機能面やおすすめアイテムを中心とした女子キャンプコーデをご紹介しました。
- オシャレさも大事ですが機能面も優先しましょう
- 引火や転倒など事故を起こしやすい服は避けましょう
- 機能とデザインが優秀なワークマンは女子キャンプの味方
キャンプを始める女性が多くなり、キャンプ場にはおしゃれな女子キャンパーさんも増えたように思えます。当記事を参考に、便利で可愛らしいアイテムを身につけ、アクティブに女子キャンプを楽しんでくださいね!
- TAG :
- BRAND :
- ランドネ
- CREDIT :
-
コーディネイト写真協力
さーやん【キャンプ/ジムニー】様(@___saaayan___)
ᶰᵒᶻᵒᵐⁱ様(@nozomi_shac)
Chamo.(ちゃも)【キャンプ】様(@chamo.cam)
𝕄𝕒𝕟𝕒𓃱𝕔𝕒𝕞𝕡✈︎𝕥𝕣𝕚𝕡様(@manna_loverisr)
sizu様(@sizu_oksam)
𝕤𝕒𝕪𝕒𝕜𝕒𝕞𝕡🌿様(@ca_mps)
𝙎𝙖𝙮𝙖様(@saya_hiro_camp)
sao 𓆸 jimny様(@sao.0501)
しおりん様(@tigercamp_shiorin)
SHARE