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美しいブナ林や展望、麓に広がる棚田を楽しむ刈羽黒姫山。天気が不安定な時期は、見どころの多い低山がおすすめ!

梅雨の晴れ間、夏のスコールなど天気が不安定な季節でも、ハイキングを楽しみたいですよね!……とはいえ、薄曇りだったり突然の雨に遭遇したりして、山頂からの眺めがイマイチな可能性も。こんな季節には神社や麓の景観、森や花など、「楽しみポイント」の多いハイキングコースがおすすめです! 新潟県柏崎市にある刈羽黒姫山は標高1000mに満たない低山ですが、見どころがたくさん。天気が不安定な時期ののんびりハイキングにぴったりの山です。

コースも多くて、看板にキュンとする低山・刈羽黒姫山

新潟県柏崎市に位置する刈羽黒姫山は標高891mの低山。5つの歩行コースがあり、最も短い磯之辺コースは約1時間で山頂に立つことができます。磯之辺コースは1合目から山頂まで手描きの看板があり、「がんばれ!」「もうちょっと!」とかわいらしいエールに励まされ、急な登りもなんのその!

 

さらに立派なブナ林と展望◎

このコースの魅力は美しいブナ林。冬には麓の積雪が4mを越える場所ですが、黒姫山のブナは幹が太くて樹形がのびのびとしています。明るい木漏れ日に癒やされながら、ゆったり森林浴を楽しめます。

標高1000m未満の低山ですが、展望もばっちり! 中腹の展望スポットからは妙高山や高妻山、鳥甲山の眺めが◎。山頂からは守門岳から越後駒ヶ岳、谷川岳方面まで、新潟県の名だたる山を一望。他の山では味わえない風景です。

 

機織の神様が祀られた山頂直下の鵜川神社

刈羽黒姫山の山頂直下には鵜川神社があり、機織の神様が祀られています。かつては、機織が上達することを願い、中越地方の養蚕が盛んな地から多くの参拝者が訪れたそう。この本宮は冬には雪で閉ざされてしまうため、麓の高柳町に里宮があり、そちらは黒姫神社と呼ばれています。毎年、雪解けの5月下旬になると山頂直下の鵜川神社境内で山開きを行い、周辺地域のハイカーや小中学生などでにぎわいます。

麓に広がる梨ノ木田の棚田も見どころのひとつ

磯之辺コースは麓の棚田も見どころのひとつ。梨ノ木田の棚田と呼ばれ、梅雨の時期には青々とした水田が広がります。豊富な水は刈羽黒姫山の湧き水。このあたりは黒姫川の源流になっていて、棚田には土砂の流出や地下水の保持などの役割があるのだそう。柏崎市の高柳町事務所などでは、梨ノ木田の美しい風景を「棚田カード」にして配布しています。この棚田カードは2020年から始まった取り組みで、棚田の魅力を発信し保全につなげようというもの。全国各地の棚田地域でご当地の「棚田カード」をゲットできますので、ハイキングの折に集めてみてはいかがでしょうか。

刈羽黒姫山

新潟県柏崎市に位置する標高891mの低山。米山(標高993m)、八石山(標高518m)と併せて、刈羽三山と呼ばれている。山開きは例年5月下旬。その時期には雪解け一番に咲くカタクリやユキワリソウ、ショウジョウバカマなど、たくさんの山野草が登山道を彩る。山頂直下には鵜川神社の本宮があり、山頂には元屋敷と呼ばれる小さな祠がまつられている。

 

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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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