【2023年最新】ファイヤースターターおすすめ10選!
FUNQスタッフ
- 2023年03月28日
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皆さんは「ファイヤースターター」という道具をご存知ですか?
ファーヤースターターは、アウトドアシーンにて多くの人々に愛用されており、主に焚き火をするときに使用されています。キャンプ初心者の方でも扱いやすいもので、摩擦を利用して火を起こすといったアイテムです。
しかし、キャンプ初心者の方や、別の着火方法で火を起こしている方からすると「ファイヤースターター選びのポイントは?」「どんなファイヤースターターがおすすめ?」「ファイヤースターターはどう使うの?」など、たくさんの疑問が生まれますよね。
この記事では、前述したような疑問を解決するために、以下の内容をお伝えしていきます!
- ファイヤースターター選びのポイント
- おすすめのファイヤースターター10選
- ファイヤースターターの使い方
当記事を読めば、ファイヤースターターの知識を深めることが可能です。記事を最後まで読んで、あなたに最適なファイヤースターターを見つけてくださいね。
ファイヤースターターは必要?
ファイヤースターターは、絶対にアウトドアに必要なものというわけではありません。なぜなら、わざわざロッドやストライカーを使って火を起こさなくても、ライターやマッチがあれば十分だからです。
しかし、ファイヤースターターには特有の機能や価値があり、他にはない魅力があります。例えば、ファイヤースターター特有の機能は以下のとおりです。
- 水に濡れても使える
- 長い期間、何度も使える
- 燃料がなくても火が起こせる
- 気温や気圧に関係なく使える
ファイヤースターターの持つ機能のおかげで、高い山の上や燃料がない非常時でも、火を起こすことが可能です。
また、ファイヤースターターを使った火起こしには、キャンプらしさを味わえる魅力や価値があります。原始的な方法で火を育てる行為に魅力を感じる人が多く、様々なニーズに合った商品が販売されています。
ファイヤースターターを選ぶときのポイント
ここでは、ファイヤスターターを選ぶときのポイントを紹介します。以下の5つのポイントを順番に見ていきましょう。
- ロッドの素材
- ロッドの形状
- 持ち手の素材
- ストライカーの形状
- 機能性の高いモデル
ロッドの素材
「ロッド」とは、ファイヤースターターに付属している金属製の棒の部分を指します。まず、ファイヤースターターを選ぶときは、ロッドの素材を確認しましょう。ここでは、ロッドによく使われる「フェロセリウム」「マグネシウム」というに種類の素材について順に解説します。
フェロセリウム
フェロセリウムのロッドは、マグネシウムと比べ、火花を発生させやすいので、初心者や女性の方におすすめな素材です。フェロセリウムはマグネシウムよりも発火温度が低く、軽い力で火花を散らせます。発火温度の目安は、フェロセリウムは約150〜180℃、マグネシウム合金は473℃前後と言われています。
その分、フェロセリウム製のアイテムは、マグネシウム合金製よりやや値段が高めです。しかし、サクッと火花を起こしたい方には、最適な素材と言えるでしょう。
マグネシウム合金
マグネシウム合金のロッドは、ファイヤースターターの購入価格を抑えたい方におすすめです。フェロセリウムと比べると、素材の価格はかなり抑えられています。
ただし、マグネシウム合金のロッドは、フェロセリウムより発火温度が高く、火花を散らすのに労力がいります。初めてファイヤースターターを購入する方は、実際に使用する前にしっかり練習をしておく必要があるでしょう。
扱いに慣れてきた人は、マグネシウム製のロッドでも十分に着火できますので、挫けずに挑戦してみるのも良いかもしれません。安さを追求したいという方は、100円均一のお店でも購入できますよ。
ロッドの形状
ファイヤースターターを選ぶときは、ロッドの形状も重要です。形状が違えば、使用感も異なってきます。ここでは、初心者の方におすすめの「長さ」や「形状」を解説します。
長さ
ファイヤースターターの扱いに慣れない人には、長さ8cm以上のアイテムをおすすめします。なぜなら、以下の2つのメリットがあるからです。
- 金属の粉が削りやすい
- 火花が起こしやすい
ロッドに一定の長さがあると、1回のストロークで削れる金属の粉が増え、着火までの時間を短縮できます。また、初心者でも摩擦を起こしやすいため、火花が放ちやすくなるでしょう。
ただし、ロッドが長いファイヤースターターは、収納性に欠けるというデメリットがあります。登山やソロキャンプなど、荷物を軽量・コンパクトにしたいシーンには、ロッドの全長が6cm程度のものがおすすめです。
太さ
ファイヤースターターはロッドを削って使用するものなので、ロッドが太ければ太いほど、より長く使うことができます。
具体的には、太さ8mm以上のロッドがおすすめです。製品ごとに異なりますが、多いものでは1万回以上も発火させられるので、長期間にわたって使用できますよ。
ロッドが太いファイヤースターターは、持ち手が太く握りやすいので、火花を起こしやすいというメリットもあります。ロッド形状を六角形に加工し、火花を散らしやすくしたファイヤースターターもおすすめです!
持ち手の素材
ファイヤースターターの持ち手は、木製がおすすめ。
木製の持ち手は、滑りにくく握りやすいため、火花を起こすのも簡単。木製の風合いは、アウトドアにもぴったりと言えるでしょう。なお、木製の他には樹脂製や金属製のものがありますよ。
初心者には木製の持ち手をおすすめしたいですが、持ちやすい形状のものや、滑りにくい加工がされているアイテムは、木製にも劣りません。デザインや手に持った感覚などには個人の好みもあるので、専門店で確認して購入するのがベストでしょう。
ストライカーの形状
初心者の方や着火しやすさを重視する方には、先端が鋭いストライカーがおすすめ。ロッドに当たる部分が鋭ければ鋭いほど、多くの火花が散らすことができます。
火花をスムーズに起こすためには、ストライカーの握りやすさも重要。指でつまむ形状のストライカーは力が込めにくく、握力に自信のない方には適していません。
ただし、手の大きさや握力などで使用感は異なるので、ストライカーのサイズや材質もチェックしましょう。可能なら、お店で実際に確認することをおすすめします。
機能性の高いモデル
ファイヤースターター選びで迷うなら、機能性の高さで選ぶのもアリです。ファイヤースターターの中には、いくつかの機能を持つアイテムもあります。例えば、以下のような機能を持つファイヤースターターがあります。
- ホイッスル
- 方位磁針
- 火吹き棒
- 栓抜き
- レンチ
- 松明
できればストライカーとロッドを、まとめて収納できるモデルがおすすめです。
使用したいときにストライカーとロッドがまとまっていないと、たくさんあるキャンプ道具の中から探しだすのが面倒ですよね。まとめて収納できれば、紛失の可能性も少なくなりますよ。
ファイヤースターターのおすすめモデル10選
ここからは、おすすめのファイヤースターター10選を紹介します。初心者でも扱いやすいモデルから、玄人向けのモデルまで幅広く選出していますよ。
ぜひ、この中から自身に合ったモデルを見つけてみてくださいね!
山麓工房 極太 ファイヤースターター
ロッドが長めで、持ち手が握りやすい形状のため、初心者におすすめのファイヤースターターです。収納ケースや無期限の製品保証がある点も、嬉しいポイント。ストライカーには栓抜きの機能もあります。
- メーカー参考価格:2,080円
- ロッドの素材:フェロセリウム
- ロッドの長さ:10cm
- ロッドの太さ:10mm
- 持ち手の素材:木製
ZEN Camps(ゼン キャンプス) ファイヤースターター
ロッドもストライカーも、圧倒的な大きさのファイヤースターター。火花の量を追求し、独自フェロセリウム「Pure-X」を採用しています。着火力へのこだわりを感じるアイテムです。
- メーカー参考価格:2,780円
- ロッドの素材:フェロセリウム
- ロッドの長さ:12.7cm
- ロッドの太さ:12.7mm
NHAM(ニャム) 極太 ファイヤースターター
テレビ番組の「VS魂」でも紹介された、着火力に定評のあるファイヤースターターです。ストライカーは着火に特化して加工された、腐食に強いステンレスを使用しています。専用の革ひもや、収納ポーチも付属。
- ロッドの素材:フェロセリウム
- ロッドの長さ:9.8cm
- ロッドの太さ:10mm
- 持ち手の素材:木製
RiveRock(リバロック) ファイアースターター
日本古来からの名栗加工で、持ち手は握りやすさとデザイン性を両立しています。また六角形のロッド形状と、大きく頑丈なハイス鋼のストライカーが、高い摩擦力を実現しました。初心者のうちから、長く使用できるアイテムです。
- ロッドの素材:フェロセリウム
- ロッドの長さ:9cm
- ロッドの太さ:12.7mm
- 持ち手の素材:木製
PREPARED4X(プリペアードフォーエックス)サバイバルトーチ ファイヤースターター
松明(たいまつ)としても利用できる、唯一無二のファイヤースターター。ロッドと持ち手が一体になっており、握りやすいサイズ感です。ワックスが染み込んだ麻のロープは、着火も楽々ですよ。
- メーカー参考価格:39.99ドル
- ロッドの素材:フェロセリウム
- ロッドの長さ:6インチ(約15cm)
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) ファイヤースターター
とてもコンパクトに収納ができる、ファイヤースターターです。持ち運びにぴったりなサイズなので、防災用としていつでも携帯できます。ロッドにはマグネシウム合金を使用し、高いコスパを実現しました。
- メーカー参考価格:1,980円
- ロッドの素材:マグネシム合金
- ロッドの長さ:4.3cm
- ロッドの太さ:6.3mm
- 持ち手の素材:ABS樹脂
LIGHT MY FIRE(ライトマイファイヤー)ファイアースチールアーミー
コンパクトながら、何度も使えるファイヤースターターです。サトウキビから作られたプラスチック部分には、指の形の「くぼみ」があり、着火しやすくなっています。ストライカーには、ホイッスル機能がついているのも、うれしいポイント。
- メーカー参考価格:3,080円
- ロッドの素材:マグネシウム合金
- ロッドの長さ:5.57cm
- ロッドの太さ:9.2mm
- 持ち手の素材:バイオプラスチック
Bush Craft(ブッシュクラフト)メタルマッチプロ 2.0
ロッドは短めですが、本体の丸いハンドルや大きめのストライカーが握りやすく、しっかり火花を飛ばすことが可能。ストライカーとロッドは、スリーブ機構によってセットで持ち運べます。
- メーカー参考価格:2,860円
- ロッドの素材:フェロセリウム
- ロッドの長さ:6cm
- ロッドの太さ:9.5mm
- 持ち手の素材:樹脂
MountBros(マウントブロス)ファイヤースターター 小
木製の持ち手が握りやすく、子どもや女性でも使いやすいファイヤースターター。右利きがメインのストライカーを改良し、左利きの人にも適したデザインになりました。発火回数18,000回を超える耐久性の高いアイテムです。
- ロッドの素材:フェロセリウム
- ロッドの長さ:9cm
- ロッドの太さ:12.7mm
- 持ち手の素材:木製
sun’s hill(サンズヒル)ファイヤースターター
軽量・コンパクトですが、ファイヤースターターとしての機能もバッチリ有するアイテムです。付属品に「ホイッスル」「カラビナ」「火吹き棒」までついてくる中でも、抜群のコスパの高さを実現。ストライカーにも、栓抜きや定規の機能が備わっています。
- ロッドの素材:マグネシウム合金
- ロッドの長さ:7cm
- ロッドの太さ:7.8mm
- 持ち手の素材:木製
ファイヤースターターの使い方とコツ
ここではファイヤースターターの使い方とコツを、以下の3ステップで紹介します。
- 1.準備をする
- 2.着火する
- 3.火を大きくする
1.準備をする
まずは着火する火種に、金属の粉をしっかり削り落とします。削り落とした粉は、なるべく一箇所に固めてください。金属の粉を削るときは、まだ火花を出さないように、ゆっくりと擦りましょう。
また、ファイヤースターターで起こせる火花は小さいため、できるだけ燃えやすい火種を準備しましょう。おすすめの火種は以下のとおり。
- ティッシュ
- コットン
- 乾燥した藁
- 麻ひも(ほぐしたもの)
- フェザーステック
購入して初めて使用する場合、ロッドには黒い皮膜があります。金属光沢が見えるまで、しっかり削っておきましょう。
2.着火する
金属の粉を削り落としたら、ロッドの先端を金属の粉に向けましょう。その後は、ストライカーをロッドの根元から先端に向けて、勢いよく擦りましょう。うまく擦れていれば、火花が散るはずです。
【火花を起こすポイント】
- ロッドは固定する
- ストライカーを押し出す
- ストライカーに角度をつける
- 数回ストライカーを往復させる
ロッドとストライカーの接地面を増やして摩擦すると、火花が出やすくなります。スペースがない場所では、ストライカーを動かしにくいので、手首のスナップを効かせてください。固定したロッドを少しだけ手前に引くと、ストロークしやすいでしょう。
慣れない人は、着火に時間がかかる可能性があるので、火花がバチバチと出るまで何度か擦ってみてください。
3.火を大きくする
ファイヤースターターで着火した火種は、少しずつ大きな炎に育てましょう。火種を燃やす炎は、少しの風で消えるほど小さいので、いきなり大きなものは燃やせません。
まずは火種を焚き火台の中に移し、小枝など燃えやすいものに火をつけましょう。その後、小さな枝から大きな薪に火を移していきます。特に炭は、火が入るのに時間がかかります。必ず炎が安定してから、火に焚べてください。
また、スムーズに燃料を焚べられるよう、なるべく手が届く範囲に燃料を置くことをおすすめします。
ファイヤースターターで焚き火を簡単に楽しもう!
ファイヤースターターは、アウトドアで常に携帯すべきアイテムとは言い難いですが、時と場合によっては非常に役に立つ優秀なアイテムです。「火起こし」そのものを楽しみたい、アウトドアの雰囲気も好きだという方には、ぴったりなキャンプ道具とも言えるでしょう。
購入する際は、記事で紹介した「ファイヤースターター選びのポイント」を見てみてくださいね。当記事では、おすすめのファイヤースターター10選を紹介しました。どれも素敵なアイテムなので、ぜひお気に入りのファイヤースターターを見つけてアウトドアを楽しみましょう!
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