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雲海スポット5つとMtランドネさんのエピソードを紹介!「山で見る雲海」は元気と勇気をくれます!

朝日に照らされた雲海が目の前に無限に広がる景色、その異世界感は実際に見た人でないとわかりません。そして、一度見ると、山の楽しみの大きなひとつになります。

最新号の特集「100楽山」では、いわしまあゆさんが描く雲海の迫力あるイラストとともに、小林百合子さんが「雲海」をテーマに寄稿してくださいました。

Mtランドネさんからも「雲海」のエピソードを送っていただきましたので、一部、紹介します!

槍ヶ岳へ向かう表銀座縦走の途中

ゆうこさん(登山歴15年)

自分にはレベルが少し足りていないかな…とドキドキしながらのぞんだ表銀座縦走。3日目の朝、表銀座の核心といわれる東鎌尾根の手前で見事な雲海が出てきました。不安が払拭されるくらいテンションがあがり、そのあとの東鎌尾根も乗り越えられました!

蛭ヶ岳

pi-ronさん(登山歴12年)

蛭ヶ岳は雲海というより、滝雲です。白いベールがかかったような滝雲の奥には富士山ドーン! その壮大さに心打たれているなか、遠くのほうに鹿の群れがスーッと走っていきました。幻想的!

蓼科山

*ゆかぴこ*さん(登山歴6年)

登山初心者のころにトレーニングで行った蓼科山。道具はひととおり揃えたけど、果たして今後も山に登るのかはまだ未知数でした。三点支持を教わりながら岩場を登っていたとき、先生が「保持したまま、ちょっと振り返ってみて!」と。自分のはるか下界のほうにふわふわと白く輝く絨毯と真っ青な空が見えました。こんな世界があるなんて! また出会いたい!この瞬間のために登り続けてみたい!と願い、今に至ります。

宝永山

nishio(登山歴3年)

この日は、いっしょにいたガイドさんが年に数回あるかないかの富士山の晴天だと言っていたくらいの晴天。上りは駿河湾から伊豆半島まで見えました。それだけでも充分に満足でしたが、下山時には見事な雲海が広がり雲海から鳥が飛び出したような形の雲も表れ、興奮してシャッターを押しまくりました!

白馬岳

ぺん銀(登山歴8年)

午前3時50分に白馬山荘をヘッドライトを点けて山頂へ。山頂は360℃の大パノラマで、東の空に広がる雲海の向こうに日の出前の赤い帯が輝き始めてきました。時間の経過とともにその日の光はこちらに向かってきて、雲海はその光に照らされて徐々に立体感を増していきましした。岩場に咲いている高山植物もそのようすをじっと見つめているような、日の光を待っているような、雲海と高山植物が作り出していた光景が今でも忘れられません──。

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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