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五感を研ぎ澄ます絶景ナイトハイクツアー|アウトドアタウンときがわで里山遊び #8

「アウトドアといえば、ときがわを思い浮かべるような”アウトドアタウン”にしたい!」。そんな思いを抱き、地元の人を巻き込みながら日々さまざまな活動を行なう、野あそび夫婦のアオさんこと青木達也さんが、ときがわの自然の楽しみ方や、そこで暮らす魅力的な人たちなどを紹介します。

五感を研ぎ澄ます絶景ナイトハイクツアー

ときがわ町に、夜でも楽しめるコンテンツがあれば良いなと考え、1年前に弓立山ナイトハイクツアーというものを思いついた。早速、町役場の方と一緒にナイトハイクに行ってみたところ、想像を超える光景がそこにはあった。手前には関東平野の夜景が広がり、奥の方にはスカイツリーが点滅しているのが見える。GRIDから1時間ほど登っただけでこんな景色が見れることに驚き「これはみんなにもぜひ体験してほしい!」と思い、ようやく今月から試験的にナイトハイクツアーを開催できるようになった。

ただ夜景を目指すだけで黙々と歩き続けるのはもったいないので、GRIDのナイトハイクでは、五感を研ぎ澄ますことをテーマに自然を観察しながら歩くことを大切にしている。歩き始めたころは聞こえない音も、森が暗くなるにつれて段々と聞こえる音にも変化が現れる。虫や動物の鳴き声、木々が揺れて擦れ合う音など、視界が暗くなることで音への感度が高まり鮮明に聞こえてくる。普段は意識することのない月の明るさや足裏に伝わる地面の感触。いつもと違った感性が働くのがナイトハイクの魅力だ。なのでツアー中は真っ暗な道の途中で、立ち止まってヘッドライトを消してみたり、しばらく無言で歩きながら自分の感覚と向き合う時間を大切にしている。

そしてもうひとつ大切にしていることが、ときがわ町の森林について参加者の方たちに少しでも興味を持ってもらうことだ。なぜ町の70%が森林なのか、この森はいつどんな理由でできて、いまはどのように使われているのか。森の話をすることで“木のまち ときがわ”の歴史や産業、これからの課題などが見えてきたりもする。そして、それを知った参加者さんのうち、ひとりでも町の課題解決につながる活動に参加してくれたら……なんて、ちょっとした期待もあったりなかったり。そんな個人的な意図はさておき、純粋に楽しいときがわ町でのナイトハイクツアー。ぜひみなさま遊びにきてください!

<ナイトハイクイベントページ>

【GRID オープンイベント】絶景 ナイトハイキング

※今後もナイトハイクは定期的に開催を予定しております。

Profile|青木達也(アオ)

レンタル・レクチャー付きでキャンプ体験ができる施設「キャンプ民泊NONIWA」と、暮らしとアウトドアをテーマにしたお店「GRID」を埼玉県ときがわ町で運営。「野あそび夫婦」という夫婦ユニットでキャンプインストラクターとしても活動。監修「ソロキャンプ大事典」。https://noniwa.jp/

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PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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