足首テーピングで推進力アップ!|芥田晃志の体も心も痛めないスゴ技炸裂塾!
RUNNING style 編集部
- 2021年01月30日
レースでは、どれだけ当日に力を発揮できるかと、どれだけ動きのロスやミスを減らせるかが大切だと感じています。ランニングの動きはいたってシンプルなものですが、着地時のエネルギーロスを最小限に抑えることで、より推進力を生かした効率のいい走りになります。そして、そのエネルギーロスをテーピングでサポートすることができるのです!
今回おすすめするのは、ズバリ “足首” のテーピング。「ケガをしていなくてもテーピングって必要なの?」と思いますよね。それでは、なぜ足首にテーピングをするといいのか、説明しましょう。
着地時のエネルギーロスを最小限に抑えるテーピング
たとえば、ゴムボールに空気をたくさん入れて硬くし、肩の位置から落としたら、大きく跳ね返ってきますよね。逆に、空気が少ないとボールは弾みません。この原理と同様に、足首をテーピングで固めてあげると、着地時に道路からの反発エネルギーが生まれ、前に進むエネルギーへと変換されるのです!
前述したように、足首用のテーピングは捻挫予防などにしか活用されないように思われがちですが、じつは、このようなパフォーマンスアップの秘密兵器としても使えるんです! プレカットされている足首用テーピングが、各社から展開されていますので、自分に合ったつけ心地のテーピングを試してみてくださいね。
詳しいテーピングの方法は下に示したとおり。チェックしてみてください。
推進力アップのコツ
ランニング中の着地時の衝撃を、推進力に変えるためには “足首” のテーピングがおすすめ。ほどよく固めることで、脚への衝撃もやわらげてくれます。
貼りかた
<STEP1>
テープの真ん中にカカトを置き、くるぶしに向かって上へテープを貼りつける。これにより、走行中の横ブレを防ぎながらも蹴る動作を確保できる。またアーチアップ効果でパフォーマンスもアップ!
<STEP2>
2枚目のテープを用意する。今度は、カカトからくるぶしに向かって横方向に貼りつけていき、カカトとアキレス腱の動きを安定させる。すると、着地時の衝撃が前に進むエネルギーへと変換される!
教えてくれた人
テーピングトレーナー/芥田晃志さん
ニューハレテーピングトレーナー。マラソンやトレランなどの市民ランナーからトップアスリートまで、幅広い層のボディケアを行う。
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PROFILE
RUNNING style 編集部
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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