プーマが「RE:START」。“誰でも履けるみんなの厚底”「DEVIATE NITRO（ディヴィエイトニトロ）」誕生

RUNNING style 編集部

2021年01月29日

PUMA独自のテクノロジーが厚底シューズの常識を塗り替える

数々の偉大なランナーをサポートしてきたプーマが、2021年、ランニングを再強化カテゴリーとして位置づけ、厚底シューズが席巻するランニング市場に本格参入をすることを表明した。テーマは「誰でも履けるみんなの厚底」。そして、2月18日（木）、最新フォームテクノロジー「NITRO FOAM（ニトロフォーム）」を搭載した新しいランニングシューズ「DEVIATE NITRO（ディヴィエイトニトロ）」をリリースすることを正式に発表した。

厚底シューズというと、ラン歴が浅い、ファンランナーには敷居の高いシューズというイメージを持っている人も多いだろう。しかし、「DEVIATE NITRO」は、“誰でも履けるみんなの厚底”をコンセプトに、ビギナーランナーからトップ選手まで長時間のランニング効率を向上させるよう設計され、あらゆるレベルのランナーでも履きこなせるシューズとなっている。これはPUMA独自のテクノロジーにより実現できたことといえる。

このシューズの最大の特徴は、エネルギーリターンが最大80％となるプーマの最新フォームテクノロジー「NITRO FOAM（ニトロフォーム）」。新しく革新的なプロセスを通じて窒素ガスを注入することで、高い反発性とソフトなクッション性を実現。非常にソフトで反発するという相反する特徴を持ったNITRO FOAMがフルレングスで配置されているため、フォアフットストライカー、ミッドフットストライカー、ヒールストライカーなど、ランナーのタイプを選ばないことで、あらゆるレベルのランナーがNITRO FOAMの恩恵を受けることができる。

さらに、スプーン状のカーボンプレート「INNO PLATE（イノープレート）」はランナーのタイプによって、以下のようなさまざまな働きをすることで、幅広いレベルのランナーの走りに対応する。

①スプーン状のカーボンプレートがしなることでさらなる推進力を生み出す。
⇒3分～3.5分/km以上のペースにてINNOPLATEの効果が最大化（上級者対応）

②最小限の湾曲により、前足部のピンポイントで着地をしなくても推進力を得ることが可能に。
⇒ミッドフットストライク、ヒールストライクでも推進力を得やすい（中級者、初心者対応）

③二股に分かれた前足部形状により、力が中央に乗りやすくさらなる推進力を発揮。
⇒外側から着地をしても力が外に逃げず、中央に集まりやすくなる（初心者対応）

また、あらゆる路面に対応する抜群のグリップ力を持つアウトソールラバー「PUMA GRIP（プーマグリップ）」を搭載することで、優れた耐久性を発揮する点も特筆ポイントだ。

加えて、開発にあたり、プーマは多くのランナーの足型を分析し、さまざまな用途を考慮したフィット感を追求。よりパワーが伝わりやすいよう前足部のスペースを広く設けたセミカーブ仕様の足型に改良。また、ウィメンズはカカト部分を細身にし、甲の高さをやや低く設計。アーチサポートも改良するなど、特別なアップデートを加えている。