ランニングフォームチェック:動画でわかる!効率的な改善ポイント解説
RUNNING style 編集部
- 2024年10月16日
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ランニングコーチのアドバイスで効果的なフォーム改善を実現
ランニングコーチによるフォームチェックは、自己分析では気づきにくい課題を発見する絶好の機会です。この記事では、ランニングコーチの真鍋未央さんによるフォームチェックを例に、効果的な改善ポイントを解説します。
専門家によるフォームチェック
動画に登場する中村さんは、ランニング歴4年で自己ベストが3時間29分のランナーです。サブ3(3時間切り)を目指していますが、股関節やハムストリングスの疲労を感じていました。
真鍋さんの分析によると、中村さんのフォームは以下の特徴がありました:
- ストライドが大きくダイナミック
- フォームに硬さが見られる
- 体幹が使えておらず、猫背気味
- 蹴り出しが弱い
- ハムストリングスの筋肉が弱く硬い
- 足が流れている
これらの課題に対し、真鍋さんは適切なストレッチとドリルを提案。
ストレッチで柔軟性を高める
フォーム改善の第一歩として、真鍋さんは2つのストレッチを紹介しました。
太腿裏全体のストレッチ
– 足を1本前に出し、手で膝を押す
– 反対の足は曲げてもOK
– 太もも裏からお尻回りまでしっかり伸ばす
– 高さのあるところで行うとより効果的
– 10秒程度キープする
ハムストリングスの動的ストレッチ
– 立った状態で足を後ろに引きつける
– お尻に手を置いて足を引き上げる
– 膝が開かないよう注意
– その場で10回繰り返す
– 目線はまっすぐ前を向ける
これらのストレッチにより、ハムストリングスの柔軟性が向上し、より滑らかなフォームへ改善されました。
追加のトレーニングを提案
中村さんの目標であるサブ3に向けて、真鍋さんはストレッチに加え、適切なトレーニングを行うことを提案しました。
-下半身の筋力強化と柔軟性アップを意識したエクササイズ
-インターバル走を取り入れる
-距離走では4分50秒/kmペースにチャレンジ
まとめ
中村さんの例では、ストレッチとドリルによる改善で、猫背が改善され、より滑らかなフォームが実現しました。腕振りと足運びの連動性が向上し、ハムストリングスの柔軟性が生まれたことで、力強い蹴り出しが可能になりました。
ランニングフォームの改善は一朝一夕には実現しません。自分の弱点を理解し、継続的なトレーニングとケアを心がけることが、目標達成への近道となります。サブ3を目指す中村さんのように、自己ベスト更新を目指すランナーは、インターバル走やビルドアップ走などの質の高いトレーニングも取り入れましょう。
最後に、怪我に注意しながら楽しく走ることが何より大切です。自分のペースで着実に改善を重ね、ランニングライフを充実させてください。
▼動画はこちらから!
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ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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