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ヒラマサと肩を並べる人気ターゲット 千葉・外房のブリ|Part 2

千葉・外房。言わずと知れた、日本を代表するヒラマサルアーゲームのフィールドだ。それゆえ、かつてはワラサやブリはヒラマサのゲスト的な扱いだった。ところが近年は、ワラサ・ブリもひとつのメインターゲットとして捉え、人気が高まっている。

ここでは、そんな外房のワラサ・ブリゲームについて、「マングローブスタジオ」の上屋敷隆さんにその概要や攻略法を聞き、全3回に渡って紹介。Part 2の今回は、潮流と水深での、スピニングとベイトの使い分けについて解説する。

定番はスピニングだが、深場のワラサはベイトが有効

外房では船はドテラで流すことが多いため、釣り座に不公平感が出ないように先行する舷が左右交互に入れ替わる。そのため、ジグが流れに乗って自分から離れていく舷(上屋敷さんの言うベベルポジション)と、船底下に入っていく舷(バーチカルポジション)が生じる。そこで上屋敷さんは、タックルはスピニング2セットにくわえ、ベイト1セットの合計3セットを持ち込む。

▲タックルはスピニングタックル2本、ベイトタックル1本を持参。ベベルポジション、バーチカルポジション、そして水深などで使い分けていく。とくにベイトタックルは、深場のワラサ狙いでは大いに活躍してくれる。

「スピニング2セットは主に横に広く探る際に使用し、潮の強弱や水深により強さの異なる2種類のロッドを使い分けます。ベイトタックルは、外房では使う人は少ないのですが、私はワラサ狙いの場合など、40~50mより深い水深を〝縦〞(バーチカルポジション)に狙う状況で主に登場させます。とくに胴の間では、ラインが船底下に入る角度によってはベイトタックルのほうが圧倒的に楽にジギングができます」

具体的には、スピニングタックルはひとつがロッドがマングローブスタジオの「ブルーアイアスBA633S」。

「浅い岩礁がらみのエリアに向き、広範囲を探るのに適しています。レギュラーテーパーの柔らかいベリーを使い、ジグの移動距離を意図的に制御してヒラマサを狙うのに最適です」

▲外房エリアを訪れるアングラーの大半が使用するスピニングタックル。水深30m以浅のポイントが多く、ジグもキャストして広範囲に攻めた方が魚との遭遇率が上がるからだ。

もう一本は「ブルーアイアスBA583S」。

「水深40~70mの深場のワラサ狙いや潮流が速い状況で登場させます。水圧を感じる流れにも負けずジグを操作可能です」

リールは、どちらにもシマノのステラ&ツインパワーSW8000HGをセットする。

ベイトタックルは、ロッドが「ブルーアイアスBA613B」。

「とくに船底方向へラインが入る流し(バーチカルポジション)において、水深が50mを超えるようなときは非常に快適です」

▲「深場でバーチカルポジション(ラインが船下に入って行く状況)なら、圧倒的にベイトが使いやすい」と上屋敷さん。外房では使う人は少ないが、トルクある巻き上げは、魚がヒットしてからの巻き上げも容易だ。

リールはシマノのオシアジガー2000NR HGを使用。

「このリールは、ハンドル1回転の巻きスピードが外房の主役であるシマノの8000HGといったスピニングリールに負けない。また外房はその水深で潮が速いことも多く、そんなときはジグは180g以上の重いものを使います。それでドテラで流すので、スピニングでは扱いが辛いんです。何よりも、ベイトはヒット直後からリールの力だけでハンドルをゴリゴリ巻けるのも大きな利点です」

ラインは3タックル共に、モーリスのアバニ・ジギング10×10 MAXパワー3号+フロロ12~14号リーダーで統一。

「混雑する乗合船では、どうしても他のアングラーとのオマツリは避けられません。そのため、ラインやリーダーを無闇に細くしてしまうと絡んだときにダメージを受け、肝心なときに切れてしまうこともあるので注意が必要です」

▲群れで回遊するワラサはひとりにヒットすれば次々とロッドが曲がることが多い。周囲でヒットしたらチャンス。混雑する乗合船船上ではオマツリを避けるためにも、適切なタックルセレクトとドラグセッティングを心がけよう。

【この記事は2019年10月現在の情報です】

ヒラマサと肩を並べる人気ターゲット 千葉・外房のブリ|Part 1はこちら>>>

ヒラマサと肩を並べる人気ターゲット 千葉・外房のブリ|Part 1

ヒラマサと肩を並べる人気ターゲット 千葉・外房のブリ|Part 1

2021年12月18日

ヒラマサと肩を並べる人気ターゲット 千葉・外房のブリ|Part 3はこちら>>>

ヒラマサと肩を並べる人気ターゲット 千葉・外房のブリ|Part 3

ヒラマサと肩を並べる人気ターゲット 千葉・外房のブリ|Part 3

2021年12月19日

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SALT WORLD 編集部

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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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