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工業デザイナーの田中教授がなぜ360度カメラ「Insta360」にはまったのか?

自転車、登山、スキーなどを楽しんでいる田中桂太教授は気軽に動画撮影できる360度カメラ「Insta360」を使っている。田中教授はなぜInsta360にはまったのか?動画クリエイターのあむちゃんがその理由を聞いてみた。

自撮り棒が消えるのでドローンライク。三人称視点で自撮り、カメラマン不要

Insta360ならば絶景が撮影できるポイントを待つ必要はない。特別な技術も要らない。本当に自分が感動した瞬間に出会った時に、冒険の記録を残すことができる。魔法のように自撮り棒が映像から消えている。

田中教授の動画はこちら

Insta360X4

79,800円

8K撮影対応の360度アクションカメラ。防水・大容量バッテリー搭載で長時間撮影も可能。後から編集して視点を調整できるので、誰でも手軽に映像制作を楽しめる

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サイクリングと動画撮影のきっかけ

景観の中に自分の存在を記録する。パノラマの風景と自分を同時に 撮影できることが360度カメラの魅力だ

あむちゃん どんなきっかけからサイクリング中に動画撮影をするようになったんですか?

田中 アクションカムが登場してからかな。大学時代に自転車ツーリングをしていた時、使っていたのはフィルムカメラ。現像するのも学生には高価だから、しょっちゅう撮れるわけもなく。だから旅の記録は残さず、心に焼き付けるのがポリシーだった。でも、ここ数年、綺麗な映像で長時間安定して撮れるアクションカムが登場してからは、記録が残せる今こそ、昔見た風景をしっかり記録に収めたいと思ったんだ。

あむちゃん アクションカムから360度カメラに?

田中 はい、アクションカムは自分が見たままの映像を綺麗に残せるようになったんだけど、やはりそこに自分がいない。風景だけだと誰か他の人が撮っても変わらなくなってしまう、そう思ったんだよね。風景は風景で良いんだけど、自分の存在みたいなところをちょっと残したいなって思った時に、Insta360と出会った。これなら自分と周囲の風景を一緒に写せるから。

あむちゃん 写真に自分が入る必要性というのは、表現として?それとも思い出的な意味ですか?

田中 思い出ですね。日記。歳をとってそんなに動けなくなった時、自分が旅した映像をたくさん見て時間を過ごしたいんだ。

あむちゃん アクションカムの分野も、開発が進んで全体的にレベルが上がってきています。

田中 この後、多分AIが入ってきて、骨格検出とかと繋がってくるんじゃないかなと思っている。

あむちゃん 面白い。スポーツ研究にも使えそうですね。

田中 スキーや自転車とか、フォームを気にするスポーツにはめちゃくちゃ需要がありそう。

あむちゃん 撮影の視点やカメラの位置にこだわりはありますか?

田中 そこはケースバイケース。このアングルで撮ったら格好良いだろうなとか想像する。後ろからだと自転車で追跡しているような、自分が前方にいてその方向にこれから進む道がある感じが良い。低い視点だとスピード感が出るし、高い視点だと周囲の空間にいる人の動きや景色が入る画になる。

あむちゃん そのスポーツについての理解が深まるほど、魅力的な映像になりそうですね。

田中 そう、「この競技をやっている人はここから見たアングルの画を欲しいに決まっている!」って。そこから考えて、適した画角やカメラの設置位置を決める。この位置にカメラがあるときっとこういう画になる、なんてアイデアが浮かぶと撮影するのが面白い。

あむちゃん そうなると、そのスポーツ自体も極めたくなりそう。

Profile 田中桂太教授(写真左)

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科教授。撮影機材やアウトドア製品のデザイン研究を行う。サイクリストとしてもロードレース全日本選手権タイムトライアル10位の経歴をもつ

Profile あむちゃん(写真右)

YouTubeチャンネル「あむちゃん!」でサイクリングや自転車旅の魅力を発信する動画クリエイター。ロ
ードバイク歴6年。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業

旅の風景を見ながら三人称視点で考えている

田中 旅をして撮影しながら走るようになったら、Insta360みたいに俯瞰して自分を客観的に見る感じになった。

あむちゃん 三人称視点?

田中 そう、三人称視点で考えていて、良い風景に出会ったら「この場所はきっとこのアングルから撮ったら景色が綺麗だし、そこに自分がはまってくると画になるな」とか。常に撮ることを頭の片隅に置きながら走っている感じ。

あむちゃん 先に完成形を思い浮かべるの、めっちゃ分かります。

田中 実は撮っている時に映像のイメージは出来上がってる。

あむちゃん 自作マウントは、こういうアングルで撮りたいっていうところから考えたんですか?

マウントがInsta360は発売される前は自分でマウントを制作したこともある田中教授。撮りたい構図が浮かんだら、実現のために必要なデザインを考える。常に必要なツールを模索し続けている

田中 いろいろ実験するのが好きで、撮りたい映像を思い付くと、徹底的にやらないと気が済まなくて。アクションカムは自分の映り込みを考えると画角が狭かったけど、Insta360はあまり意識しなくても綺麗に撮れるから一気に楽になった。さらに今はマウントも自作しなくても良いものが出てきたしね。テールマウントの仕組みなら、スノーボードの斜め後ろにマウントするものもできそう。

あむちゃん 自転車の新しいマウントの形から、新しいインスピレーションが生まれますね。

撮影テクニック① まず簡単にハンドルに取り付け

Insta360 サイクルコンピュータマウント

5,900円

カメラ、ライト、サイクルコンピュータをハンドルバー周辺にまとめて装着できる専用マウント。軽量で安定性の高い高強度アルミニウムを使用し走行時の表情や景色を、ダイナミックな画角で手軽に撮影できる。一体型ハンドルバー用と別体型ハンドルバー用の2種類から自転車の仕様に合わせて選択可能。

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リアビューで迫力ある映像を撮ろう

Insta360 自転車用テールマウントセット

12,000円

シートポストに取り付けられるテールマウント。別売りの「見えないアクション自撮り棒」(最大100cm、7,800円)と合わせれば、上の写真のような後方視点から追尾している映像を撮影できる。自撮り棒がブレずに固定される構造で、ライドを妨げない安定性を実現。角度や長さの調整が簡単で、サイクリング中の撮影に最適

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撮影した映像を共有するのも簡単

360度カメラと多様なマウントで撮影されたデータ、どう使うかは自分次第。クリエイティブな動画を作る、AI自動編集、走行の思い出として見返すetc……ツールと向き合って機能を理解すると、可能性は無限に広がる。

アスペクト比を後で調整(編集時)

スマホとカメラを接続し、Insta360アプリで編集・管理ができる。田中教授も使い慣れた様子で、撮影後に素材をサクサク編集。SNSへの投稿まで全てスマホだけで完結できる

三人称視点で自撮り、カメラマン不要

ソロライドの時でも、自分と景色を三人称視点で手軽に撮影できる。サイクリングの記録を残す以外にも、ライドフォームの確認にも役立つ

GarminデバイスとApple Watchをサポート

リアルタイムの統計情報をオーバーレイした映像が作成可能。ヒルクライムやトレーニングでは、路面の映像や音声とデータを合わせて自身の走りを振り返ることも

一台で二役シングルレンズも使える

Insta360 X4は360度カメラとしてだけではなく、アクションカムとしても使用可能。撮りたい映像に合わせてモードを変えながら、様々な視点からの撮影に挑戦してみよう

Insta360X4

79,800円

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

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